「豚肩ロースロティ~白インゲン豆トマト煮」お酢でさっぱり

コクハク編集部
更新日:2020-06-03 06:00
投稿日:2020-06-03 06:00
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・荻窪のフレンチ「Petit」の千葉良太さんに、お店の人気メニュー「豚肩ロースロティ~白インゲン豆トマト煮~」のレシピを教えていただきました。

シェリービネガーでさっぱりした味わいに

合う酒=赤ワイン(C)コクハク
合う酒=赤ワイン (C)コクハク

 ランチタイムのメインディッシュで提供されている一品。ロース肉を使用しているが意外とあっさりしています。

「脂身を食べやすくするためにシェリービネガーを加えています。さっぱりするので、この時季にもってこいです」

 白インゲン豆は野菜の出汁をいっぱい吸っていておいしい!

「コンソメスープで煮込む際に、時間をかけるのがポイントです。野菜の出汁をいっぱい吸ってうま味が出ます」

 コンソメの量を増やしてスープにするもよし。豆をミキサーでなめらかにしてパンにつけてもよし。アレンジが利くおツマミです。

【材料】

・豚肩ロース 150グラム
・白インゲン豆 100グラム
・玉ねぎ 100グラム
・ニンニク 1片
・セロリ 50グラム
・トマト 半分
・白ワイン 適宜
・ブイヨン 適宜
・シェリービネガー 適宜

【レシピ】

1. 肉を好みの焼き加減で焼く。
2. 玉ねぎ、ニンニク、セロリをじっくり炒める。
3. 下茹でした白インゲン豆、トマトの順に2へ加える。
4. 3に白ワイン、ブイヨンを加え煮込む。
5. 4にシェリービネガーを入れ風味づけし、肉を盛り合わせれば完成。

本日のダンツマ達人…千葉良太さん

▽ちば・りょうた
 1987年、東京都生まれ。東京農業大学卒業。大学の授業で、無農薬農家の畑作りを手伝った経験が料理の世界に飛び込んだきっかけ。大学卒業後にダイニングバーに就職し、料理と接客を学ぶ。26歳から3年間ビストロで勤務。2018年からPetitの料理長を務める。

▽プティ
 都内で飲食店を経営する株式会社ソーシャルエピセの2号店として、2013年に誕生。お客さんがホッコリできるように日本の食材をふんだんに使ったフランス料理を提供。季節の料理に力を入れ、フルコース(全7品)が4000円からとリーズナブル。東京都杉並区西荻南2―20―4 恵荘1F。

(日刊ゲンダイ2019年6月29日付記事を再編集)

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