美意識の高い女性の必須アイテムでもあるケアオイルは海外でも人気が高く、筆者が長期滞在したニューヨークでも、美髪・美肌を保つアイテムとして大人気の美容グッズです。しかし、ドラッグストアやコスメショップに行くと、種類が多すぎてどれを使っていいのかわからない……!という方も多いはず。
そこで、時短美容協会に所属する筆者が実際に愛用しているアイテムをご紹介しながら、夏でも使いやすいオイルや使い方をご紹介します。
1:ホホバオイル
「ホホバオイル」は、ホホバというシモンジア科に属する木の種子から取れるオイル。メキシコなどでは自生していますが、農産物としてはアメリカ南部などで人工栽培されています。
ホホバオイルの主成分は、“ワックスエステル”というもの。人間の皮脂にも含まれている成分で、肌を柔らかくし、水分の蒸発を防いで潤いを守る効果があるとされています。
クーラーなどで肌が乾燥しがちな夏におすすめの使い方は、お風呂上がりのボディオイルとしての使用法。
軽く水分をふき取った後、全身にホホバオイルを塗ってマッサージをすれば、翌日モチモチ肌に! 面倒な時は、かかとやひじなど、特に乾燥が気になるところに塗るだけでも効果を実感しやすいでしょう。
2:アルガンオイル
アルガンオイルは、アルガンノキというアカテツ科に属する木の種子から取れる油で、アフリカのモロッコ王国でしか産出されない貴重なオイルと言われています。
アルガンオイルのおもな成分は、肌のハリや弾力を高める“オレイン酸”と“リノール酸”。肌への浸透が良く、サラサラとした使用感が特徴なので、「夏にオイルはベタベタするから苦手」という方にもオススメです。
化粧水前のブースターオイルとして使用することはよく知られていますが、美容液やクリームなどにアルガンオイルを1~2滴混ぜて使用すると、保湿効果が高まります。
3:スイートアーモンドオイル
アーモンドは、バラ科に属する木の種子から取れます。スイートとビターの2種類がありますが、オイルには一般的にスイートアーモンドが使われています。西アジアを原産とし、現在は北アフリカや地中海沿岸、カリフォルニアなどの温暖な地域で栽培されています。
このスイートアーモンドオイルには“オレイン酸”が多く含まれており、髪のキューティクルを保護する効果があると言われています。
紫外線などで髪にダメージを受けやすい夏は、お風呂に入る前のヘアケアとして使うのがイチオシ。
オイルを手に取ったら頭皮につけ、円を描くように頭全体をマッサージしましょう。毛穴につまっている汚れを浮かび上がらせ、オイルの栄養素が頭皮に浸透していきます。そのあとは、いつも通りシャンプーを行います。
また、ドライヤーで髪を乾かした後、オイルを2~3滴手のひらに取って髪全体に使うと、髪のキューティクルが保護されサラサラに♡ 頭皮に多くつけすぎるとべたつきの原因になるので、少量がおすすめです。
まとめ
夏場のオイルケアは「ベタつくイメージ」が強いですよね。でも、賢く使えば、夏特有の乾燥トラブルの強い味方になります。ドラッグストアや通販でも手軽に購入できるので、是非チェックしてみてくださいね!
〈文・社〉時短美容協会所属/Kanna〉
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