友人関係の断捨離〜我慢してまで友達でいる必要ありません〜

山崎世美子 男女問題研究家
更新日:2021-01-30 06:00
投稿日:2021-01-30 06:00
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。突然ですが、友達と呼べる人って何人いますか? 人間関係は悩みごとも多い大きなテーマです。「古くからの友人」「親友」といった言葉に執着して我慢や忍耐の上に成り立つ人間関係を続けている人もいます。ストレスは心身に大きなダメージを受けるので、年を重ねれば自分にとって無意味な煩わしい関係は切り捨ててもいいのではないでしょうか。

人間関係は変化する

 学生時代に深く悩んでいたことも、振りかえれば大した問題ではなかったと思える時がやってきます。それは人間的な成長のあかしです。

 進歩するスピードは人それぞれです。

 同じ学校だったから共通の話題があって楽しく過ごせていましたが、就職や大学進学を機にケンカをしたわけでもなく、環境が変わっただけで疎遠になってしまうのはよくあることです。

 大きく分けるとこの4つの節目に人間関係が変化していきます。

1. 高校を卒業した18才~
2. 就職してから~
3. 結婚してから~
4. 子供が出来てから~
5. 子育てが落ち着いてから~

 その間、頻繁に会わずとも連絡を取り合っているのなら、親友と呼べる良き関係です。

生活水準の差は友人関係にヒビがはいりやすい

 子供の頃は気づきにくい、実家の貧富の差は大人になるほど浮き彫りになります。

 大学生にもなればブランドもののバックや時計に興味が出てきますが、値が張るのでおいそれと手が出せません。

 実家が裕福な人たちは持っている人が多いので、「ひがみ」「妬み」の感情を持たれてしまいます。段々とお互いに気に食わない存在になっていったりするのです。

 仕事や収入格差も友人関係にヒビが入りやすくなります。

 お洒落な高級イタリアンに行きたくても、片方がもし無職なら誘いませんよね。それと同じで、収入が少ないとわかっていたら誘えません。

 だからと言って安い居酒屋も嫌になる年齢になってくると、夜の会食がランチかお茶になり自然と疎遠になっていきます。

 類は友を呼ぶではなく、類でなければ友を継続しにくいのかもしれませんね。もちろん、背伸びして無理に合わす必要もありませんし、行きたくないお店に行かなくてもいいのです。

 そんなこだわりや壁を感じない、人をうらやましく思わず妬みの気持ちがない人は友として信頼できます。

山崎世美子
記事一覧
男女問題研究家
「平成の駆け込み寺」として、人間関係、男と女をテーマとし、さまざまな悩みを抱える相談者に的確なアドバイスを送り、心のケア・親身なカウンセリングで一躍人気者となる。TV、ラジオ、雑誌、さらに講演会などからも依頼が多数。いま最も注目されている専門家である。YouTube「せみこの恋愛大学」毎週水曜配信中。
公式HPブログInstagramTikTok

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


「限定品」の文字に弱い…つい買ってしまう心理&衝動買い対策3つ
 店頭やネットショップで「限定品」と書かれると、思わず買ってしまう人は多いはず。ところが、同じ商品でも限定品ではなくなっ...
桜の中にたたずむ茅葺き屋根の山門 2023.4.10(月)
 ひっそりと桜の中にたたずむ茅葺き屋根の山門を見上げる。  あと数日もすれば花が散って葉桜になるんだろう。青空に浮...
ムツゴロウさんはいろんな顔を持っていた 2023.4.9(日)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
「式の出席はお兄ちゃんだけで」意地悪な小姑からのドン引きLINE3選
「嫁姑問題」という言葉は、耳にしたことがある方が大半ですよね。では、「嫁小姑問題」はどうでしょう?  年齢が近い場...
大人の誕生日の過ごし方8選 おひとり様だからこそ楽しめる!
 今回はおひとり様でも楽しめる、8つの「大人の誕生日の過ごし方」をご紹介します。自分の誕生日はいつも通り仕事をしている女...
推定樹齢2000年! 日本最古の山高神代桜 2023.4.7(金)
 推定樹齢2000年と言われる日本最古の山高神代桜(やまたかじんだいさくら)が、たくさんの棒に支えられて今年も花を咲かせ...
アドバイスする立場の心得「やるヤツはやる、やらんヤツはやらん」
 人にアドバイスするのって難しいですよね。できれば相手のためになるようなことを言ってあげたいと思うから、結果が出てないと...
チャーミングすぎ! “たまたま”が振り向きざまにウインク♡
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
大人だって誰かに迎えに来てほしい日がある 2023.4.5(水)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
スピリチュアル好きの“圧”がうざい!波風立てない対処法とは
 あなたの周りに、スピリチュアル好きはいますか。占いや迷信、オカルトなどに興味がある人は、それを周りにも伝えようとしてき...
「面倒くせぇ!」と撤去したら災いが? 榊(さかき)の由来と効果
「やっぱり再開することにしたって」。  猫店長「さぶ」率いる愛すべき我が花屋には、古くからご贔屓にしてくださってい...
物価高の今こそ! フリマアプリ8つの失敗から学ぶ賢い使い方
 不用になったけどまだ使える物となると「もったいないかなぁ」と捨てられなかったり、欲しい物が「もう少し安ければ……」と新...
白秋の春はすぐそこまで…と思っていたら? 2023.4.3(月)
 雪をまとう甲斐駒ヶ岳と咲き始めた梅、白秋の春はすぐそこまで……と思っていたら、気づけば4月。  次の季節を待って...
恋に落ちる3秒前♡ ぷっくり膨らんだ“たまたま”がキュート
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
娘の中学入学で準備不足発覚!公立進学でもお金が飛んでいく
 ステップファミリー6年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザー...
毎朝のメイクも満員電車も嫌! 出勤再開がつらい時の対処法
 コロナ禍でリモートワークが当たり前の働き方になり、ようやく慣れたと思ったら通勤再開! 何コレつらい! という人、集まれ...