憧れの“太りにくい体質”になるには?体質改善の6つのコツ

キレイ情報ラボ ライター女子部
更新日:2021-03-03 06:00
投稿日:2021-03-03 06:00
 ダイエットで悩んでいる時、ふとスタイルのいい友人を見て「なんで、あの子は食べても太らないんだろう?」と気になったことはありませんか? 普段から自分と似たようなものを食べているのに……と、不公平に感じてしまうことも。この記事では、“太りにくい体質”を作る6つのポイントをご紹介します。

なぜ食べても太らない? “太りにくい体質”の特徴や要因

体重計も怖くない!(写真:iStock)
体重計も怖くない! (写真:iStock)

 一般的に“太りにくい”といわれる体質の人は、脂肪がつきにくく全体的に骨張っていて、スラッとスリムな体型に見えるのが特徴です。

 体型に悩む女性から見ると羨ましく感じてしまいますが、中には、生まれつき胃腸が弱くて、栄養がうまく吸収できずに全身の不調を抱えている方もいるようです。一概に、「羨ましい状態」とはいえないかもしれませんね。

 でも、先天的・遺伝的な要因ではなく、後天的に太りにくい体質になっている場合もあります。

・摂取カロリーより基礎代謝が高い
・お通じがいい
・運動する習慣がある
・ほどよく筋肉があり、動かしている
・コリが少なく血行がいい

 とても健康的ですよね! もしも、あなたがダイエットをきっかけに「太りにくい体質になりたい」と思っているのなら、ここを目指して体質改善を図るのがおすすめです。

“太りにくい体質”になるための6つのポイント

まずは野菜から食べる「ベジファーストを心がけて」(写真:iStock)
まずは野菜から食べる「ベジファーストを心がけて」 (写真:iStock)

 食べても太りにくい体質になるためには「代謝」を意識しましょう。難しく感じるかもしれませんが、身近なポイントもたくさんあります。代表的なものを、ご紹介します。

1. 「ベジファースト」で血糖値の乱高下を防ぐ

 食事の際、血糖値が急激に上昇させる炭水化物などをはじめに摂ってしまうと、体はインスリンを分泌して血糖値を下げようとします。困ったことにインスリンは脂肪までも合成するため、余ったブドウ糖は脂肪として蓄積され、太りやすい体質を作ってしまうのです。

 これを防ぐためには、野菜をはじめに食べる食事法、「ベジファースト」がおすすめ。血糖値の乱高下や、脂肪の蓄積を抑えられます。また、炭水化物のほかにも、精製された白砂糖を含むお菓子は血糖値を急激に上げやすいため、空腹時の食べ過ぎに注意ですよ。

 お菓子を食べたいなら、午前中や昼間、運動する前のタイミングにしましょう。手軽につまめる、食物繊維を多く含むナッツやドライフルーツをストックしておいても良いかもしれませんね。

2. 代謝を上げるビタミンB群をとる

 代謝を上げるには、ビタミンB群を摂るのがおすすめ。同じカロリーでもジャンクなものより栄養価の高い食品のほうが、代謝を上げやすくなります。効率よく摂るためにも、次に挙げる食品を目安にしてみましょう。

・ビタミンB1……豚肉・玄米
・ビタミンB2……海苔・うなぎ・レバー
・ビタミンB6……にんにく・マグロ・カツオ
・ビタミンB12……しじみ・アサリ

 このほか、ナイアシン・パントテン酸・葉酸・ビオチンもビタミンB群に含まれます。B群は、各栄養素がお互いに補い合って機能するので、バランス良く食べることが大切です。

3. 発酵食品や乳酸菌食品でお通じを整える

 便秘が続くと、痩せにくい体になることが知られています。ヨーグルト・キムチ・納豆などの腸内の善玉菌を増やす発酵食品は消化吸収を促進し、お通じを良くするだけではなく、代謝も活性化させてくれるんです。

 また、脂肪を体内に吸収されにくくしたり、消費しやすくしたりする「短鎖脂肪酸」は、腸内にいる善玉菌によって作り出されているそう。善玉菌が増えることで、間接的に代謝やダイエットに良い影響があるんですね。

4. 有酸素運動や筋トレする習慣をつける

 食事はもちろん、運動も大切です。おすすめなのは、筋トレと有酸素運動の組み合わせ。まずは、腹筋・背筋・スクワット・腕立て伏せなどの筋トレで体の筋肉量を増やし、基礎代謝量UPを目指しましょう。

 さらに、ジョギングやサイクリングなどの有酸素運動で、エネルギーをより消費しやすくしましょう。長期的に身体活動量が増えれば、脂肪が代謝されて太りにくい体質になれますよ。

5. 日常動作の中で筋肉を意識して使う

 家事などの日常動作でも、エネルギーを消費することは可能です。筋肉を効率的に動かして、代謝UPを狙いましょう。

 たとえば、掃除機をかける時、踏み込む脚の膝を下にさげるように大股歩行を行えば、太ももやお尻の筋肉を動かす「ランジ」というトレーニングになりますし、電車の中で座らずに立ってつり革につかまることで、体幹部の筋肉も鍛えられます。

6. ストレッチでめぐりをよくする

 激しい運動が苦手な方でも取り組みやすいのが、ストレッチやヨガ。深い呼吸を併せてじっくり行えば、有酸素運動に似た効果を得られるとも言われています。お風呂上がりや寝る前に行ってみてはいかがでしょうか。

 使っていない筋肉をしっかり伸縮させることで体のめぐりが良くなり、コリも解消されるでしょう。血行が促進されれば、比例して基礎代謝も上がるはずです。

体質改善で太りにくい体を目指そう♡

半年後にはスッキリボディになっているかも♡(写真:iStock)
半年後にはスッキリボディになっているかも♡ (写真:iStock)

 今回ご紹介した内容は、短期的なダイエットを目標とするものではないため、1カ月や2カ月では体型の変化が感じられないかもしれません。体質改善は長期スパンで、半年から数年をかけて、じっくりと取り組むのがベストです。継続していくうちに、体や気持ちに変化を感じ、きっと自信がつくはずです。ぜひ、挑戦してみてくださいね♡

キレイ情報ラボ
記事一覧
ライター女子部
女性のキレイを応援するラボ。メイク、スキンケア、バストケア、ヘアケア……など、役立つ情報をピックアップしてお届けします♡

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


特別なオトコしか知らない♡ 実は気に入ってる顔や体のパーツ8選
 絶世の美女ではなくても、どこか一つ自分の顔や体に気に入っているパーツがあると自信がつきますよね! 自分の魅力を知って大...
サウナは美の宝庫♡ 綺麗になりたい女性に嬉しいメリット5選
 近年大ブームが再到来している、サウナ。主に社会人の男性から人気のサウナですが、女性にとっても嬉しいメリットがたくさんあ...
秋はやっぱりチェック柄!40代でも痛見えしない4種類と着こなしルール
 猛暑から、一気に秋めいてきましたね! 秋になると気になるのがチェック柄の洋服。カジュアルにもクラシカルにも着こなせるチ...
声枯れからの声老け!?【専門家監修】今すぐできる簡単な対策法&漢方薬
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
黒髪が似合う人は永遠の憧れ…自分はムリ?しっくりこない時の処方箋
 黒髪が綺麗に映えるアンニュイな印象の女性、憧れてしまいますよね。そんな女性にはいくつか共通点があります。今回は黒髪が似...
40代寒さ対策に使える“下半身のあいつ”…レギンスとスパッツの違いは?
 肌寒くなってきたこの頃、足元も冷えてきますよね! 秋冬の冷たい足元に活躍するのが、レギンスとスパッツです。でも、「そも...
ネット通販たとえ安価でも1着だって失敗したくない! 守るべき5つの鉄則
 なかなか自分の時間がとれない40代女性に人気なのが、洋服のネット通販ですが、届いた洋服が紹介されていたものと違いすぎて...
ハードルは低く!40代から10年後に差がつく「ついで美容」ポイント3つ
 美容というと、エステに行ったり、高級なスキンケアアイテムを購入したりといったイメージがありますよね。でも、本当に美しい...
白髪、薄毛、パサつき…40代はショートヘア? デメリットをおさらい
 40代を過ぎると、白髪やパサつき、薄毛などいろいろな髪の悩みが出てきますよね。ケアやメンテナンスが楽な「ショートヘア」...
運動習慣がものをいう!40代からでも始めやすいスポーツ5つ
 若い時に比べて、筋力や代謝が落ちてくる40代。「いい加減健康やダイエットのために、運動でもはじめようかな」と考えている...
【節約】ホームケアで輝く髪へ!40代でもサロン級のツヤ髪に
 美容院に行くたびに、できるならトリートメントを追加でお願いしたいところです。  しかし最近は節約モードに入ってい...
今すぐできる糖質対策!【専門家監修】意外と知らない糖質のキと摂取法
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
ちょっとの油断で眉頭が大惨事に…こっそり笑われてるかも!? 眉メイク3選
 眉メイクは自由自在に雰囲気を変えることができる一方で、一歩間違えるとせっかくのメイクが台無しになってしまいますよね。 ...
うっわ…どこまでOK?男性がつけるアクセサリー“ありorなし”の境界線
 女性にとっては、おしゃれに欠かせないアクセサリーですが、男性がつけると賛否両論あるようです。やはりチャラいイメージを持...
不安定な「40代秋肌」は洗顔を見直す!美容家激推し“裏ワザ”グッズ3選
 夏から秋へと季節が変わる今は、40代の肌はどうしても不安定になりやすいもの。部分的に脂っぽかったり毛穴が気になったり、...
デリケートゾーンの改善策に辿り着かない叔母…保湿オイルを勧めてみた
「デリケートゾーンケア」や「フェムケア」というワードは、雑誌などのメディア上では当たり前のものとなったけれど、どれくらい...