もちもち肌を実現♡今さら聞けない化粧水の正しい使い方5つ

孔井嘉乃 作詞作曲家・ライター
更新日:2021-03-07 06:00
投稿日:2021-03-07 06:00
 洗顔→化粧水→美容液→乳液……と、基本を守ってスキンケアをしているのに、肌の乾燥が気になるという人は意外と多いよう。実はこれ、化粧水を有効活用できていない可能性があるかもしれません。そこで今回は、もちもち肌を実現する化粧水の使い方をご紹介します!

化粧水は美容の基本! 役割をおさらい

 洗顔後、化粧水のケアはぱぱっと済ませて、続く美容液や乳液のケアに重きを置いている人は多いでしょう。でも、実はこれが乾燥など、肌の不調を引き起こしてしまう原因になっているかもしれません。まずは、化粧水の役割をおさらいしていきましょう。

肌に水分を与えて柔らかくする

 化粧水の一番大きな役割は、肌に水分を与えること。洗顔をすると不要な皮脂や汚れと同時に肌に必要な水分までもが洗い流されるため、肌はデリケートな状態になっています。

 ここで化粧水でたっぷり水分を与えて肌を柔らかくすることで、キメが整い、続くスキンケアの浸透を高めることができます。

皮脂の分泌を整える

 皮脂の分泌を整えることも、化粧水の大事な役割。洗顔後、化粧水をつけないままでいると肌が乾燥しますが、この時、肌は「肌に水分が足りていない」と、皮脂を過剰に分泌しようとします。これが、ニキビやメイク崩れが起こりやすい“脂性肌”になる原因に。

 また、化粧水で潤いを与えると肌本来のバリア機能が高まるため、外的刺激に強い肌を作ることにもつながります。

乾燥知らずのもちもち肌に♡ 化粧水の正しい使い方のポイント5つ

 化粧水の役割がわかったところで、ここからは、正しい使い方のポイントをご紹介します! 手持ちの化粧水の使い方を見直すだけで、もちもち肌を実現できるかも♪ さっそく見ていきましょう。

1. 洗顔後できるだけ早く化粧水を使う

 上記でもご紹介しましたが、洗顔後の肌は水分も油分も少なくなっている状態ですので、できるだけ早く化粧水で水分を与えるようにしましょう。この時、清潔な手で行うのは必須です。

 肌の乾燥やごわつきが気になる人は、化粧水の前につけるブースター化粧水を試してみてください。肌が柔らかくなるため、その後のスキンケアアイテムの浸透がよくなりますよ。

2. 化粧水をつけるのは手でもコットンでもOK

 化粧水をつける時、手でつける派の人とコットン派の人がいると思いますが、これはどちらでもOK。ただし、どちらにせよ、叩き上げるようにパッティングをしたり、こすったりするのはNGです。優しくつけるようにしましょう。

 ちなみに、手を使ってつける場合には、両手で化粧水を温めて使うのがおすすめ。肌に馴染みやすくなります。

3. パッティングよりもハンドプレスがおすすめ

 コットンパッティングももちろん良いですが、より化粧水の浸透率をよくしたいのであればハンドプレスがおすすめ。化粧水をつけたら、各パーツごと10〜15秒ほど手を押し当てて浸透させましょう。

ハンドプレス美容でもち肌 プチプラ化粧水でも確実に変わる」でご紹介しましたが、ハンドプレスは肌に負担がかかりづらいというだけではなく、顔に直接触れることで毎日の肌のコンディションを把握しやすくなります。

4. 一度にたくさん使うのはNG! 少しずつ重ね付けするのがベスト

 化粧水をたっぷり入れ込むのは悪いことではありませんが、一度にたくさん使っても肌内部には浸透しないと言われています。少しずつ、重ね付けをするようにしましょう。使用量は化粧水によってさまざまですが、一般的には一回量500円玉くらいを目安にすると良いようです。

 目元や口元、頬など、乾燥が気になる部分には、丁寧に重ね付けを行いましょう。美容家さんによっては、「500円玉×5回ほど重ね付けをしている」という人もいるそうですよ。

5. 肌がひんやりとしたらOKのサイン! 馴染んでから次のスキンケアへ

 化粧水をどのくらいつけたらいいのかは、肌状態によって最適な量が違います。見極め方としては、「肌がひんやりとする」のがサイン。化粧水が浸透すると、だんだんと肌が冷たくなってきます。同時に、肌のもちもち感が感じられるはず。

 注意が必要なのが、化粧水が肌の上に残っている濡れた状態で、美容液や乳液などをつけないこと。水分と油分がうまく混ざらず、成分の浸透を妨げてしまいます。肌にしっかり浸透したことを確認してから、次のケアに移りましょう。

いつもの化粧水で肌が変わる♡ 正しい使い方をマスターしよう

 美容成分たっぷりの高価な美容液や、こってりとした高保湿の乳液やクリームと比べると、安価で軽いつけ心地である化粧水は軽視されがち。でも、化粧水でしっかり肌に水分を入れて土台を作らないと、その後に取り入れる美容成分の効果も半減してしまいます。

 いつもの化粧水の使い方を少し変えるだけで、きっと肌は変わります。ぜひ、この機会に正しい使い方をマスターしてくださいね♪

孔井嘉乃
記事一覧
作詞作曲家・ライター
3歳からピアノを始め、現在は作詞作曲家&シンガーソングライターとして活動中。2014年からウェブライターとしての活動を開始。得意ジャンルは美容、恋愛、ライフスタイル。コスメコンシェルジュ、日本化粧品検定1級、ベビーマッサージ資格、乳児心理+児童心理資格取得。
2016年、ママユニット「mamakanon」を結成。活動5年目にして、YouTube再生回数1,200万回達成。2020年、フレンチシンガーバイオリニストソングライターとのDuo「ellipsis」を結成。両者の絶対音感を活かしてカバー演奏などを行う。
1児のママ。特技は早起き。ウィスキーが好き。

◇孔井嘉乃公式サイトmamakanon公式 YouTubeチャンネルellipsis公式 YouTubeチャンネル

ビューティー 新着一覧


【美容のウソ・ホント】顔マッサージを毎日するのはOK?NG?医師3人の見解は/専門家監修
 SNSにさまざまな情報が溢れている昨今。美容について発信するアカウントも多く存在し、なかには同じテーマでも相反する意見...
40代、ほうれい線が目立つよ…。王道人気のヒアルロン酸は回数限定!?【抗加齢学会正会員の女医が解説】
 東京・赤坂にある「イートップクリニック」院長で抗加齢学会正会員の医師、増田えりかと申します。この連載では美容医療“若葉...
古い下着は運気を下がるだけじゃない!風水的には「寿命3年、処分時に感謝」、ビジュの見極めは?
 皆さんは、同じ下着を何年くらい使いますか? 半年で替える人もいれば、3年以上使っている人もいますよね。実は、風水では古...
40代こそおすすめ!進化続行中のオルチャンメイクで女っぷりを底上げしましょ♡
 オルチャンメイクといえば、どうしても可愛らしい印象が強くて「40代には向いていない」と思っている人は多いはず。でも、オ...
豊胸の覚悟までは…【薬剤師監修】30代からの理想のブラジャー選びと5つの育乳方法
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
産婦人科医の「腟ヒアルロン酸」セミナーに潜入! 感度が高まるって本当? 女性への実技も見学してきた
 目元のシワやほうれい線、眼頭下から頬中央まで斜め下方に表れるゴルゴラインなどを目立たなくさせる方法して、主流の美容整形...
ダイエットしてもバストキープは可能? 女性の永遠のテーマ、きれいに痩せる4つのコツ
 ダイエットしたいけれど、バストが痩せるのは嫌だと悩む女性は多いですよね。実際に、お腹の脂肪だけを落として、バストキープ...
40代美容家が無限リピする「お値段以上」ヘアオイル2品。うねりもクセも怖くない!
「ヘアオイル」の種類は多けれど「お値段以上」で「しっとりツヤツヤ」。この2つをクリアするヘアオイルって、案外見つからない...
全力共感!胸が小さい女性、胸が大きい女性「あるある悩み」攻防戦10選
「自分以外みんな巨乳に見える!」と感じながら生きている“貧乳”女性もいれば、「羨ましい」と言われるたびに、「いやいや結構...
“アレの元気”がない彼氏はEDかも?【薬剤師監修】二人でできる“勃起スコア”チェック&EDの改善方法
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
額と眉間のボトックスは、美容クリニックで最も多いクレーム!?【目元の美容医療に定評ある女医が解説】
 イートップクリニック院長の増田えりかと申します。この連載では美容医療“若葉マーク”の方々に向けて、テッパンの不安や疑問...
性生活にも支障が…つらい膣のかゆみと痛みは萎縮性膣炎かも【薬剤師解説】症状、原因、治療法は?
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
40代「秋のアイメイク」正解は? 必要最低限新調するだけで“ほんのり若返り”トレンド感【美容家解説】
 秋の訪れが近づいてきて、メイクやファッションにも季節感を取り入れたくなるタイミングです。秋アイメイクの最適解は?
まさか、乳がん?生理が終わったのに胸が張る…【薬剤師監修】気になる理由と受診の目安
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
アブラギッシュな40女がガチ愛用! 買ってよかったベタつきお助けアイテム3選
 今年の夏も暑かった! なんて、まだまだ振り返れないくらい9月に入っても暑いんですけど? 秋、仕事してくれよ…。9月半ば...
U-2000円のセルフまつ毛パーマで「サロン以上の満足度」ってマジ? 不器用女が苦戦した“ある工程”
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...