ジャニーズ退所は役者・森田の門出だが…
12日にジャニーズ事務所の公式サイトで発表のあったV6の解散だが、きっかけは森田が「ジャニーズ事務所を離れた環境で役者としてチャレンジしたい」との発言だという。森田は宮沢と舞台で共演し結婚に至った。自身も役者として高い評価を受ける森田だが、女優として極めて格が高く、幅広く活躍する宮沢に感化される部分があってもおかしくはない(もちろん、V6の解散が宮沢のせいということではない)。退所は役者・森田の一個人としては大いなる門出だが、この先何年もグループ活動が続くことを願っていたV6ファンにとっては辛い決断となった。
格の違いと“匂わせ”投稿 改めて考えてみる
また、単純にV6メンバーの豪華女優妻と、二宮の妻である元フリーアナウンサーAさんの格の違いについては、結婚した本人同士が幸せであれば周りがとやかく言う問題ではないように思う。
筆者も二宮含め嵐メンバーがジャニーズJr.時代から応援してきた1人。たしかにまだ交際当時に、自慢したいかのようなAさんのブログが本当に“匂わせ”だったなら頂けなかったかもしれない。しかし、二宮の“匂わせ”と指摘されている2点については、結婚を公に発表した後のこと。
ジャニーズは所属タレントの未成年での交際や、社会のルールに反する問題については厳しく対処してきたが、国民的アイドル嵐のメンバーとしても、個人としても実績を積み、適齢期を十二分に過ぎた二宮の結婚は事務所としても正式に認められたものだ。婚姻関係にある男女が子を持つことは何ら問題はなく、それをほのめかしたからといって非難するのも違うのではないか。
Babyの表現はよく使われる
また二宮の“匂わせ”がファンの深読みだという可能性も否定できない。前述したミニトマト=「Cherry tomatoes」を「Baby tomatoes」と表現していたことについて、複数の英語のネイティブスピーカーに尋ねたところ、「ミニトマトでも普通のトマトでも出来立ての実なら『Baby tomatoes』と呼ぶ」、「普通より小さいもの、まだ育っているものには『Baby』という単語をよく使う」と回答を受けた。
つまり二宮の表現は“匂わせ”ではなく、単純にトマトの実がなったことを喜んでの「Baby tomatoes!」だった可能性もある。幼少期の画像についても、日付けの印字が実際の日付けと違うことはよくあることだ。
国民的アイドルもひとりの人間
二宮は以前より「子供が欲しい」、「親に孫の顔を見せたい」と公言してきた。嵐が活動休止に入る前の大切な時期での“強行婚”とも揶揄されているが、たまたまAさんの出産タイムリミットが近づいている時期に嵐の一大事が重なってしまっただけだろう。せめて結婚自体を嵐の活動休止まで待てなかったのか、と責める声も多いが、女性が子どもを授かれるチャンスは月に1回。年に12回。それも高齢になればなるほど1年、1カ月、いや1日たりとも無駄にはできない。
結果的に二宮夫妻は無事子どもに恵まれたが、仮にファンの声に押し負け、結婚を先伸ばしにし、子宝に恵まれなかったら……。子どもを望む夫妻にとっても、孫を見たかったご両親にとっても、一生悔やんでも悔やみきれない悲しい事態になったのではないか。
二宮はこれまで嵐として20年以上最前線で活躍し、国民的スターとして数々の私生活を犠牲にしてきたはずだ。二宮がファンの背中を押してきたように、ファンも二宮のいち人間としての幸せを後押ししてあげて欲しいと思う。
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