ボディに化粧水って必要? クリームと併用する時の正しい使い方

キレイ情報ラボ ライター女子部
更新日:2021-04-25 07:54
投稿日:2021-04-08 06:00
 毎日お風呂上がりにせっせとボディクリームを塗って乾燥対策をしているのに、膝や肘が乾燥してしまうことってありませんか? 実は、これにはきちんとした理由があるんです。そこで今回は、ボディにも化粧水が必要な理由や、乾燥知らずの「うるおいもちもちのマシュマロボディ」を作る化粧水+ボディクリームを使ったケア方法をご紹介しましょう♡

ボディクリームだけでは体の乾燥は防げない? その理由

 お風呂上がりに、ボディクリームを使っている人は多いでしょう。でも、スキンケアのように、クリームの前に化粧水を塗っているという人はかなり少ないのではないでしょうか? まずは、体の保湿がクリームだけでは不十分な理由から、チェックしていきましょう!

お風呂上がりは一番肌が乾燥するタイミング

 実はお風呂上がりは、1日の中で一番肌が乾燥するタイミングだと言われています。理由は、体を洗う時の摩擦によって肌の乾燥を防ぐ皮脂が洗い流されてバリア機能が低下すること、そして、お湯に浸かることで1つ1つの角質が膨張して間に隙間ができ、水分が蒸発しやすくなることにあります。

ボディクリームは水分補給には不十分かも

 ボディクリームは肌内部の水分の蒸発を防いでくれる役割がありますが、肌に水分を与えるものではありません。つまり、肌内部に水分が不足している状態でボディクリームを塗っても、表面が潤うだけで肌内部の水分は足りていない可能性があるということ。

 もちろん、オールインワン化粧品のように「水分を補う+油分で蒸発を防ぐ」ボディクリームもありますが、クリームだけで保湿不足を感じるのであれば、化粧水とクリームをセットで使ったほうが良い場合があるでしょう。

お風呂上がりに使いたい! ボディ用化粧水の選び方3選

 続いては、どんな化粧水がボディ用としておすすめなのか、選び方をご紹介します。

1. コスパが良い大容量化粧水を選ぶ

 塗る範囲が広いボディに、高価で少量しか入っていない顔用のものはあまり向きません。おすすめは、安価で大容量なコスパのよい化粧水。「ボディ用化粧水」と謳われているものもあるので、チェックしてみましょう。惜しみなく使えるものを選ぶことも、保湿習慣を続けるポイントです。

2. 成分で選ぶ

 ボディ用化粧水に配合されている成分に注目して、選んでみても良いでしょう。乾燥やニキビなど肌の悩みがあるのであれば、対応する成分が配合されているものを選ぶと、よりボディケアの質がよくなります。

3. テクスチャで選ぶ

 ボディ用化粧水は使う範囲がとても広く、塗った後に洋服を着るので、べたつきがあると不快に感じる人も多いでしょう。クチコミやサンプルなどをチェックして、べたつき感がないかなど、テクスチャを調べておくと良いですね。

ボディ化粧水からボディクリームまで♡ 正しい使い方手順

 いよいよ、化粧水+クリームを使ったお風呂上がりのボディケア方法をチェックしていきましょう!

1. お風呂上がりの水気を拭き取っておく

 まず、お風呂から上がったら、体の水気をある程度拭き取っておきましょう。肌が濡れていると化粧水が薄まってしまうため、過度な水気がない状態で塗り始めることが大切です。

2. お風呂上がり10分以内にボディ用化粧水で保湿

 乾燥しやすいお風呂上がりには、できれば10分以内に保湿を開始しましょう。体全体や背中などに塗るのが難しければ、スプレーノズルを取り付けてスプレーすると、体全体に早く塗ることができますよ。

3. ボディ用化粧水は擦らず押し込むように体に塗る

 肌に化粧水を塗る時、ゴシゴシと擦ったりパンパンと叩くように塗る人もいるようですが、肌への負担となってしまうので要注意。化粧水は顔同様、優しく体に押し込むように塗っていきます。

4. 肌が手のひらにつくくらい浸透してからボディクリームを塗る

 水分を補給した後の肌に、油分の多いボディクリームを塗って蓋をしていきます。この時、しっかりと化粧水が浸透してから塗るのがポイント。乾いていない状態でクリームを塗っても肌の表面で混ざってしまい、肌内部の保湿が不十分になってしまいます。

ボディケアは化粧水+クリームをセットで!

 保湿の基本は、「水分を補ってから、油分で蒸発しないように蓋をする」こと。体も顔と同じ肌なので、ぜひ今日から、化粧水+クリームのセットで、うるうるもちもちのマシュマロボディを目指してみてくださいね♡

キレイ情報ラボ
記事一覧
ライター女子部
女性のキレイを応援するラボ。メイク、スキンケア、バストケア、ヘアケア……など、役立つ情報をピックアップしてお届けします♡

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


【美容のウソ・ホント】顔マッサージを毎日するのはOK?NG?医師3人の見解は/専門家監修
 SNSにさまざまな情報が溢れている昨今。美容について発信するアカウントも多く存在し、なかには同じテーマでも相反する意見...
40代、ほうれい線が目立つよ…。王道人気のヒアルロン酸は回数限定!?【抗加齢学会正会員の女医が解説】
 東京・赤坂にある「イートップクリニック」院長で抗加齢学会正会員の医師、増田えりかと申します。この連載では美容医療“若葉...
古い下着は運気を下がるだけじゃない!風水的には「寿命3年、処分時に感謝」、ビジュの見極めは?
 皆さんは、同じ下着を何年くらい使いますか? 半年で替える人もいれば、3年以上使っている人もいますよね。実は、風水では古...
40代こそおすすめ!進化続行中のオルチャンメイクで女っぷりを底上げしましょ♡
 オルチャンメイクといえば、どうしても可愛らしい印象が強くて「40代には向いていない」と思っている人は多いはず。でも、オ...
豊胸の覚悟までは…【薬剤師監修】30代からの理想のブラジャー選びと5つの育乳方法
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
産婦人科医の「腟ヒアルロン酸」セミナーに潜入! 感度が高まるって本当? 女性への実技も見学してきた
 目元のシワやほうれい線、眼頭下から頬中央まで斜め下方に表れるゴルゴラインなどを目立たなくさせる方法して、主流の美容整形...
ダイエットしてもバストキープは可能? 女性の永遠のテーマ、きれいに痩せる4つのコツ
 ダイエットしたいけれど、バストが痩せるのは嫌だと悩む女性は多いですよね。実際に、お腹の脂肪だけを落として、バストキープ...
40代美容家が無限リピする「お値段以上」ヘアオイル2品。うねりもクセも怖くない!
「ヘアオイル」の種類は多けれど「お値段以上」で「しっとりツヤツヤ」。この2つをクリアするヘアオイルって、案外見つからない...
全力共感!胸が小さい女性、胸が大きい女性「あるある悩み」攻防戦10選
「自分以外みんな巨乳に見える!」と感じながら生きている“貧乳”女性もいれば、「羨ましい」と言われるたびに、「いやいや結構...
“アレの元気”がない彼氏はEDかも?【薬剤師監修】二人でできる“勃起スコア”チェック&EDの改善方法
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
額と眉間のボトックスは、美容クリニックで最も多いクレーム!?【目元の美容医療に定評ある女医が解説】
 イートップクリニック院長の増田えりかと申します。この連載では美容医療“若葉マーク”の方々に向けて、テッパンの不安や疑問...
性生活にも支障が…つらい膣のかゆみと痛みは萎縮性膣炎かも【薬剤師解説】症状、原因、治療法は?
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
40代「秋のアイメイク」正解は? 必要最低限新調するだけで“ほんのり若返り”トレンド感【美容家解説】
 秋の訪れが近づいてきて、メイクやファッションにも季節感を取り入れたくなるタイミングです。秋アイメイクの最適解は?
まさか、乳がん?生理が終わったのに胸が張る…【薬剤師監修】気になる理由と受診の目安
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
アブラギッシュな40女がガチ愛用! 買ってよかったベタつきお助けアイテム3選
 今年の夏も暑かった! なんて、まだまだ振り返れないくらい9月に入っても暑いんですけど? 秋、仕事してくれよ…。9月半ば...
U-2000円のセルフまつ毛パーマで「サロン以上の満足度」ってマジ? 不器用女が苦戦した“ある工程”
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...