5月14日発売の「フライデー」が報じた映画コメンテーター・有村昆（44）の不倫スキャンダル。同日、有村は芸能活動の休止を発表するなど後始末に追われているが、そんな中、思わぬ人物にちょっとした注目が集まっている。「ありむら・こん」の名前から、俳優の大村崑（おおむら・こん）を思い出し、今どうしているかを検索するファンが少なくないというのだ。
大村崑といえばコメディードラマの「やりくりアパート」や「番頭はんと丁稚どん」に出演した往年の名俳優。これらを知らずとも、「オロナミンCの看板に描かれた男性」と言われれば膝を打つ方も多いことだろう。
その大村が有村の報道で連想されてしまうのは、ただ「名前が似ているから」。完全なるとばっちりだが、ネット上には「大村崑は筋トレで話題になって、有村昆は不倫で話題に……」といった声も見受けられる。実は、大村の“激変ぶり”が、このところメディアでたびたび取り上げられていたのである。
有村の不倫報道の11日前、5月3日に「AERA.dot」でひっそりと報じられていたのは、その大村の近況だ。現在89歳の大村が3年前から筋トレを始めたという健康話がメインで、「86歳から女房と一緒にジムに通って鍛えているんです。おなかはへこむし筋肉はつくし、ご飯もおいしくなった」と、ほほ笑んでいる。
昨年9月に公開された「現代ビジネス」の「元気ハツラツすぎる『88歳』大村崑が筋トレにハマりムキムキになっていた！」と題した記事も話題に。そこに掲載された動画の中で、大村は「ラットプルダウン」をはじめとする本格的な筋トレに励んでいるほか、「筋肉は運動を欲しがるんですね。ちょっと辛いからやめておこうかなと思っていても、筋肉が『さあ行こうよ』とねだるんですね」と、筋トレの喜びを語っているのである。
今年で90歳になる高齢者とは思えない、ストイックで健全な発言が光る大村。一方、不倫スキャンダルという「ユルさ」が否めない失態を犯してしまった有村は、大村の爪の垢を煎じて飲むしかないのではないだろうか。
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