幻滅から始まる倦怠期…妻を女性として見られなくなった瞬間

山崎世美子 男女問題研究家
更新日:2021-05-24 18:07
投稿日:2021-05-22 06:00

恥じらいがなくなった妻はただの家族

おうちでも「可愛い」を忘れずに(写真:iStock)
おうちでも「可愛い」を忘れずに (写真:iStock)

 交際中は着替えを見られても恥ずかしがっていたのに、今ではお風呂上りに下着でうろちょろ……という人は要注意です。

 夫は何も言わないだけで、快諾しているわけではありません。私たち女性側でも、相手が裸でウロウロする光景はいただけませんよね。

 結婚してから「何を見られても平気」と、お化粧もおしゃれも一切せず、オナラも平気でするようになったら危険信号です。確かに生理現象ですが、「やだ。出ちゃった。ごめんね」というぐらいの恥じらいが必要です。

 綺麗で可愛いところを見せるべき一番の相手は夫ですよ~。

 お金をかけなくてもいいですから、可愛い部屋着とおうち用のメイクを研究してください。「うちの旦那は浮気なんかしません」と安心しきって手抜きした妻たちが、浮気をされた話は少なくないのです。

実は家事が苦手なぐうたらな妻だった

100年の恋も冷める散らかりよう(写真:iStock)
100年の恋も冷める散らかりよう (写真:iStock)

「とにかく家が散らかっていて、食事をするたびにテーブルの物をどけないと食べられません」という妻に幻滅した夫あるある話。

 付き合っている時は一緒に生活をしていませんし、デートではきちんとした身だしなみで行くものですから気づくことができません。常に散らかして片づけができない状態だと、女性以前に「人としてだらしない」と幻滅されてしまいます。

 結婚1年半の20代後半の夫さんの証言。「家に帰ると散らかっているので、うんざりしてしまいます。まだ子供がいないので、先を考えると別れがよぎりますね。洗濯カゴに入れず、その辺に転がっていたパンストをためらいもなく履いて出勤した姿を見た時、いろんなことを後悔しました」

 もうすでに、離婚予備軍でしょう。休みの日は疲れたと言って寝てばかりの妻。料理は超手抜きで、自分を愛していると思えない人をもう愛せないそうです。

おわりに

誰も見ていなくてもいつもきちんと(写真:iStock)
誰も見ていなくてもいつもきちんと (写真:iStock)

 習慣を見直すのが、自己改善のカギではないでしょうか。

 ナプキンを壁に貼る癖をやめてみるのもひとつです。一人の時にお風呂上りに裸でウロウロするから、きちんと服を着るのが窮屈に思うわけです。家ではいつもズタボロでいたから、薄化粧でいることも面倒なわけです。

 以前、素敵な初老のご婦人と会食の機会がありました。お座敷だったので「足を崩してくださいね」と声掛けしたところ、「私は正座に慣れていて、このほうが楽なんです」と、ほほ笑んでいらっしゃいました。

 日頃の習慣って大切かもしれません。

山崎世美子
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男女問題研究家
「平成の駆け込み寺」として、人間関係、男と女をテーマとし、さまざまな悩みを抱える相談者に的確なアドバイスを送り、心のケア・親身なカウンセリングで一躍人気者となる。TV、ラジオ、雑誌、さらに講演会などからも依頼が多数。いま最も注目されている専門家である。YouTube「せみこの恋愛大学」毎週水曜配信中。
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