櫻井翔を巡る五輪MC争奪戦のナゼ…暇な二宮と不自然な中居も

こじらぶ ライター
更新日:2021-07-31 06:00
投稿日:2021-07-31 06:00

ニノは“強行婚”が尾を引いている?

嵐活動休止前発表の「NHK2020ソング」である「カイト」は今年もNHKで使用されている/「カイト」(初回限定盤)
嵐活動休止前発表の「NHK2020ソング」である「カイト」は今年もNHKで使用されている /「カイト」(初回限定盤)

 残された二宮和也(38)だが、自身の冠番組を持つなど話術が巧みで、しばしばMCとして櫻井に次ぐ評価を得ている。

 しかも二宮は、パーソナリティを務めるラジオ「BAY STORM」(bayfm)の今月25日放送回で、今年に入ってやったことが当該ラジオ、冠番組1本、自ら立ち上げたYouTube「ジャにのちゃんねる」のみだったとぼやき節で、かなり時間を持て余しているようだった。

 そんな二宮だが、嵐が活動休止前のツアー中に“強行婚”ともいわれる入籍をしたため、ファンからは大バッシングを浴びた。かなりのイメージダウンをしてしまった二宮の起用をNHKが避けたのか。あるいは放映権の高騰で競技の生中継にNHKほど参入できない民放(日テレ)にNHKが遠慮する必要はなく、一番欲しい櫻井をぶんどっただけかもしれない。

TBSがジャニーズ事務所に忖度の声

司会業の道を切り拓いた中居ですらジャニーズ独立後は厳しい/(C)日刊ゲンダイ
司会業の道を切り拓いた中居ですらジャニーズ独立後は厳しい /(C)日刊ゲンダイ

 一方、TBS五輪報道では元SMAP中居正広(48)の不自然な起用が明らかとなった。中居は04年から18年まで8大会連続で同局の五輪メインキャスターを務めてきた。しかし、ジャニーズ事務所から独立後、はじめて迎えた東京五輪TBSキャスター陣に中居の名前は無かった。

 ところが28日、TBSアナウンサー安住紳一郎が総合司会を務める五輪生放送に何の前触れもなく中居が現れ、「野球だけを担当させていただきます」と説明の上、侍ジャパンのハイライトを楽しげに報じた。また31日の野球中継にも中居がゲストで出演すると安住から告知があった。

 これには「急に中居くん出てきてビックリ!野球だけでも嬉しい!」とファンから喜びの声があがった一方、「野球だけはなんとか担当させるというのが落としどころか」とTBSからジャニーズ事務所への忖度を懐疑的な目で見る人々も多かった。

 あれだけTBSと長年蜜月を共にした中居でもそのような干され方をしてしまうようでは、やはりジャニーズからの独立は簡単ではないようだ。

こじらぶ
記事一覧
ライター
ジャニーズ、秋元康系女性アイドル、ローカル、地下アイドル等数々の現場を経験。Xでもご意見を募集しております。

エンタメ 新着一覧


元モー娘。加護亜依様の“セクシー女優匂わせ”が冗談に聞こえないワケ
 モーニング娘。黄金期の人気メンバーだったものの、現在はお騒がせタレント化してしまっている加護亜依。昨年も週刊誌やネット...
堺屋大地 2024-01-20 11:16 エンタメ
シン・スズ子誕生!タナケンに「面白いね」と言わしめたヒロインの魅力
 喜劇「舞台よ! 踊れ!」の幕が上がる。タナケン(生瀬勝久)に稽古ですべてを受け止めると言われたとおり、スズ子(趣里)は...
桧山珠美 2024-01-19 14:45 エンタメ
タナケン(生瀬勝久)の決め言葉、「どうだろうね」に込められた真意
 スズ子(趣里)は、不安を抱えたまま喜劇王・タナケン(生瀬勝久)との舞台稽古を続けていた。  なんとかしようと、ス...
桧山珠美 2024-01-22 15:16 エンタメ
ブギウギ新章、タナケン役生瀬勝久の“顔芸”と「3枚の張り紙」が見もの
 小夜(富田望生)が付き人をやめると言って姿を消してから3カ月、愛助(水上恒司)は大学を卒業し、村山興業で働き始める。 ...
桧山珠美 2024-01-17 15:49 エンタメ
5年ぶり「おっさんずラブ」にコレジャナイ感?それでもいいと思うところ
 あの「おっさんずラブ」が5年ぶりに帰ってきました。2018年4月期にスタートした同作は、ピュア過ぎるおっさんたちの恋愛...
小夜(富田望生)の食い意地は国境を越えた!愛か、餌付けされただけか
 復学した愛助(水上恒司)は、スズ子の公演に触発され、いっそう勉学に励んでいた。  そして、公演が再開して以来、ス...
桧山珠美 2024-01-12 16:05 エンタメ
任侠ドラマ出演の高岡蒼佑様…小栗旬&芸能界批判に“かわいいチワワ”か!
 アウトローな役柄などで人気を博していた元俳優の高岡蒼佑。役者引退宣言をしていたものの、今年2月にリリースされる任侠ドラ...
堺屋大地 2024-01-11 06:00 エンタメ
朝ドラ名物の闇市、小夜の食い意地はタダモノじゃねえ!
 戦争が終わって3カ月、世の中の混乱は続き、スズ子(趣里)たちは未だ公演ができずにいた。  愛助(水上恒司)の病状...
桧山珠美 2024-01-09 14:50 エンタメ
歯に衣着せぬ小夜のキャラを生かしたブギウギ流「玉音放送」シーン
 終戦の日。スズ子(趣里)たちは巡業先の富山で玉音放送を聞く。りつ子(菊地凛子)は慰問先の鹿児島で敗戦を知る。  ...
桧山珠美 2024-01-08 15:50 エンタメ
原作は4コマ漫画! 名作“ぎぼむす”のイケメントリオを味わい尽くそう
 新年あけましておめでとうございます。  例年であれば、大晦日は「ジャニーズカウントダウンライブ」で年越しするので...
特攻隊の前で「別れのブルース」、過去の“淡谷のり子物語”と異なる描き方
 1945年、日本の戦況はますます悪くなっていた。富山に慰問に来ているスズ子(趣里)は、女中の静枝(曽我廼家いろは)の話...
桧山珠美 2024-01-05 14:00 エンタメ
制作費の都合?「夜来香ラプソディ」音楽会シーンなしは残念すぎる
 上海の羽鳥善一(草彅剛)は、音楽会の準備を進めていた。羽鳥は、黎錦光(浩歌)が作曲した「夜来香」にブギを取り入れた音楽...
桧山珠美 2024-01-04 17:50 エンタメ
【2023年人気記事】マッチ様は逃げ上手と無責任のプロだった
【「残念プロフェッショナル」の流儀】  2023年も「コクハク」をご覧いただき、誠にありがとうございました。反響の大き...
堺屋大地 2024-01-02 11:44 エンタメ
辻希美&杉浦太陽はニベアのCM…仲良しラブラブ芸能人夫婦はお金を生む
 元モーニング娘。のなかで1番の勝ち組は、やっぱり辻ちゃん(辻希美)でしょう。  先日も元モー娘。の中澤裕子、保田...
スズ子と愛助の無償の愛、平和ボケの今とは違って生きるも愛するも命がけ
 東京に戻ったスズ子(趣里)は、空襲で一面ががれきになっている惨状を目の当たりにする。  スズ子が三鷹の家に戻ると...
桧山珠美 2023-12-28 14:10 エンタメ