実際は何もしてないのに…イクメン気取りの夫にウンザリな妻

並木まき ライター・エディター
更新日:2021-08-14 06:02
投稿日:2021-08-14 06:00
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人差があります。ひとつの出来事への解釈や目的が、男性と女性では異なる場合もしばしば。男性と女性では、夫婦のあり方への認識が大きく異なる場合も少なくありません。
 魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、「イクメン」を気取る夫の本性に我慢の限界を迎えた妻の心情をお届けします。

“いいパパ&いい夫”はSNS上だけ

 今年で結婚5年目を迎えるIさんは、夫とのあいだに子どもがふたりいます。夫は、SNSで“幸せな家庭”を投稿するのが好きなタイプ。しかし、子どもが産まれてからというもの、ほぼ毎日のように「イクメン」である姿を投稿する夫に対して、Iさんは冷ややかな目を向けてきました。

「ウチの夫は、SNSで『イクメンな俺』を見せたいだけの人なんです。要するに、演出だけ。実際には育児をほとんどしないし、家庭のこともおろそかで、家事もすべて私に任せっぱなしです。

 “仕事”と称しては、友人たちと遊んでばかり。それなのに、SNSでは“いいパパ”、“いい夫”を演じ続けていて、どうやら夫の周囲の人もそれを信じているみたいだから、腹が立って仕方ありません」

並木まき
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ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

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