失敗しない!浅草かっぱ橋道具街の歩き方 2021.8.22(日)

コクハク編集部
更新日:2021-08-22 06:00
投稿日:2021-08-22 06:00

効率よくお買い物するための極意

 東京・浅草にある料理道具の聖地・かっぱ橋道具街。お散歩コースのひとつでちょくちょく通り過ぎてはいるのですが、久しぶりにお買い物モードのギアを入れ、お財布と大きめのエコバックを持って、訪れてみました(もちろん、マスク着用&除菌スプレー携帯で感染症対策もしっかりと!)。

 全長800mの商店街は左右に100のお店が軒を連ねており、ウインドーショッピングするだけでも楽しい! ただ雰囲気にのまれるというか、テンションのリミッターが壊れたあとに気後れするというか、お店があり過ぎて、じゃあ、実際にどの店に入ったらいいのか迷うんですよね(苦笑)。そして、このようなご時世ということもあり、ある程度、効率も重視しなければ……。

 というわけで、最初から“最優先ターゲット”を決めておりました。じゃん! 釜浅商店さんオリジナルの「庖丁にやさしいまな板 黒」です。

 1908年創業の料理道具専門店。商店街のちょうど真ん中ぐらいに位置し、8月上旬に新築ビルが立ったのと同時に隣にある従来のビルも改装されたばかり。お洒落な雰囲気なので迷わずたどり着けるかと。

 ここで、HPに記載されている釜浅さんの企業理念を一部、抜粋してご紹介させていただきますね。

~私たちは道具を作る職人の元へ行き、本当に良いと思う道具を選んでいます。
良理道具とお客様の大切な出会いを導くため、お客様と話し、道具に触れていただき、ひとりひとりに合った一品を探し出します。~

毎日使うキッチングッズだもの

 料理道具ではなく、「良理道具」とな! 老舗の目利き店となれば、安心できますよね。こちらのまな板は複数の雑誌で紹介されていたもので、前々から気になっておりました。

 そして、惹かれた最大の理由は熱湯消毒できること。これまで木製のまな板を使っていたのですが、衛生面がどことなく気がかりで……。

 サイズは特小から特大まで全5種類。狭小キッチンでも使える、汎用性の高そうな小サイズ(4840円・税込み=以下同)を購入いたしました。お値段が張りますが、耐久性にも優れていて、表面の切り跡が目立ってきたら、紙やすりなどで削ってもオッケーなんです。長く愛用できるとすれば、ね。

 合わせて、ステンレスの盆ざる(2431円)もゲット。made in 新潟・燕三条。油揚げを湯通ししたり、豚肉をしゃ~ぶしゃ~ぶしたり、ブロッコリーを茹でた時などなど、食材が重ならずに調理できる平らなざるが欲しかったのです。帰り道は、「これは衝動買いじゃないよねー」と自分に言い聞かせつつ、言い聞かせつつ(苦笑)。

他にも覗いてみて欲しいお店は…

 料理道具の専門店なら「飯田屋」さんもわくわくすること請け合いです。店主は自著も出されているちょっとした有名人。個人的には「世界一の究極の“ふわふわ”おろし金」と謳われている、店オリジナルのエバーおろしが欲しいものリストに入っております。ふふふ。

 お菓子やパン作りがお好きだったら、「浅井商店」さんはどうでしょう。製菓・パンなどの道具が所狭しと並んでいて、見るだけでもテンションが上がります。こちらのお店は、20代の頃に通っていた天然酵母のパン教室の先生から教えていただきました。当時浅井商店で買った道具たちは、15年近く経っても現役。品物がいい証拠だなあと思っております。

まとめ

 そうそう、原料や包装材料の専門店「本間商店」さんでは、カレー粉(540円)を購入しました。銀座ナイルレストランとの技術提携で誕生した一品だとか。S&B赤缶派なのですが、期待大(笑)。

  ◇  ◇  ◇

 かっぱ橋道具街ショッピングの少しでも参考になれば幸いです。ちなみに上記のお店は、いずれもオンラインショップがあります。

(編集O)

adress:東京都台東区松が谷3-18-2
かっぱ橋道具街の公式HP

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


かつて入り浸った店も 横丁の思い出も時代と共に変わってゆく
 昼間の細い路地を軽装の観光客が闊歩する。  誰かにとってはノスタルジーでも、また違う誰かにとっては新鮮に映るんだ...
にゃんたま写真の成立には“たまたま”への愛のピントがマスト
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「才色兼備」は女性だけに使われる不適切表現?
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
ずーっといい子ちゃんとか無理!「笑える悪口LINE」で上手に息抜きを
 友達や同僚から人の悪口を聞かされたらあまり良い気分にならないでしょう。でもそれがユニークな悪口だとしたら、思わずクスッ...
ほっこり読み切り漫画/第57回「隣りの芝生はオーノー」
【連載第57回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、突然「コクハク」に登場! 生きものたち、...
これって良心ですか、マウントですか?「おまいう」説教LINE3選
 説教をされて、いい気分になる人はあまりいませんよね。でも、いつもどこか偉そうで、何かと説教をしてくる人はいるもの。 ...
相棒のぬいぐるみは無理! 大人になっても捨てられないもの6選と対処法
 物や情報に溢れた現代では、断捨離やミニマリストに憧れる人が多いですよね! でも、大人になってもどうしても捨てられないも...
40代で振り返ると納得!いろいろあった人生の転機、思い出してみない?
 人生の転機とは、その時には気がつかず、後になってから「転機だった」と気がつくもの。特に40代を過ぎると、人生の前半を振...
今年はお日様が大きく見える そろそろ落ち着いてくれるかな
 この数年で男性の日傘がすっかり定着したのも納得の暑さ。  日陰に逃げても、どこまでも太陽に追いかけられている気が...
記事読んだらソワソワ♡ 予定がない週末は寝溜めより楽しい6つのことを
 子どもの頃は暇さえあれば遊んでいたのに、大人になると週末は「予定もないし、寝溜めしておくか〜」と何もしない1日を過ごし...
人生これで正解? “30代からの思春期”ミッドライフクライシスに勝つ法
 大人のみなさん、「私の人生、これで良かったの?」と考えて不安になる時はありませんか? そしてその不安、名前がついている...
マジで買ってよかった! 猛暑に活躍&まだまだ使い倒す涼感アイテム3選
 8月の東京はなんと31日連続真夏日! いやー、暑かった。9月になったらちょっとは涼しくなるかなと思いきや、まだまだ厳し...
モフらずにはいられない!無防備すぎる“たまたま”にメロメロ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
“我が城”で1ミリも後悔したくない!自宅の間取り注意すべきポイント8つ
 こだわり抜いて設計したはずの夢のマイホームでも、住み始めたら「え、この間取り不便!」とガッカリすることがあるようです。...
「事故物件に住んでるよ」メンタル強すぎでしょ! 鋼の心臓LINE3選
「強さ」にはさまざまありますが、特に鍛えたいのが「メンタル」。心が強ければ、小さなことに悩まず、ピンチもチャンスと捉えて...
買い物と恋愛は似てる? 人はなかなか手に入らない物が好き
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...