「ぽっちゃり好き」を公言する男性を信じちゃダメな理由

孔井嘉乃 作詞作曲家・ライター
更新日:2019-04-01 05:34
投稿日:2019-03-01 06:00
「痩せすぎてるより、ぽっちゃりくらいの方が良いよね」なんて言う男性は多いです。好きな相手がそんなことを言っていたら、つい安心してしまうどころか「寛容!」と、さらに魅力的に感じてしまうかも。でも、実は女性の思うぽっちゃりと男性の思うぽっちゃりにはずいぶんと差があるのを知っていますか?

男性の多くが女性の適正体重を誤解している

 年代によっても若干違いますが、20〜40代女性の平均身長はだいたい158cmくらい。適正体重を調べてみたところ、適正体重は54.92kg、美容体重は49.93kg、モデル体重は44.94kgだそうです。

 女性のみなさんであれば「うんうん、イメージ通り」と、分かっていただけるかと。でも、おそらく男性の多くは、女性の体重が42kg〜47kgくらいにおさまってる、いや、おさまっていてほしい、と思っているのです。

女性から見るぽっちゃりと男性から見るぽっちゃりの違い

 女性から見るぽっちゃり像は、ちょっと太めでも可愛く、メイクやファッションに気を遣っている芸人さん、というところでしょうか。 顔貌よりも、たとえ汗をかきまくっていても愛らしいかどうかが判断基準。ぽちゃぽちゃした二の腕は、同性でも触ってみたくなります。

 でも、男性から見るぽっちゃり像は、柔らかボディを誇るグラビアタレントさん、という気がします。バストや太もも、ヒップはしっかり肉付いていても、ちゃんとくびれはばっちりある。そんな女性的な魅力があるかどうかが判断基準。

 つまり、女友達から「ぽっちゃりじゃん!」と言われていても、男性には「太ってる」と思われている可能性もあるということですね。

でも、恋愛をする上で体型うんぬんは関係なかったり

 モデルさんのようなスレンダーな女性がタイプ!と公言していた男友達がいます。でも、「結婚する」と会わせてくれた彼女は、「女性から見るぽっちゃり」でした。まさに、癒し系でとにかく笑顔が可愛い!おっとりしてるかと思いきや、毒舌。「このギャップにやられたな」と思った私でした。

 話は飛びましたが、結局ぽっちゃりだろうとなんだろうと、恋愛をする上で体型云々は関係ないんですよね。まさに、あばたもえくぼ!恋は盲目!

 まぁでも、稀に自分の理想の体型を押し付けてくる男性はいますね。そんな人に限って、自分の体型には無頓着だったり。というより、内面を見ない男なんて、この先苦労すること間違いありません。だって、誰しもいつかは衰えるんですから。

男性のためではなく、自分の理想を追求するべき

 痩せる必要がなくても、ほとんどの女性は「痩せたい」と思っています。好きな男性が「ぽっちゃり好き」と知ったからといって、「ちょっと太ってみよう!」なんて思う女性はいません。逆ケースは、いくらでもありますが。

 結局、女性は「ぽっちゃりではなく、細くいたい」のです。だから、女性は男性の好みなんか気にするのではなく、自分の理想の体型を追求するべき!

 ちょっと細いのか、棒のように細いのか、程度はあると思いますが、「自分の理想の体型」に近付く、保つことが、自信や魅力に繋がるのではないでしょうか。

孔井嘉乃
記事一覧
作詞作曲家・ライター
3歳からピアノを始め、現在は作詞作曲家&シンガーソングライターとして活動中。2014年からウェブライターとしての活動を開始。得意ジャンルは美容、恋愛、ライフスタイル。コスメコンシェルジュ、日本化粧品検定1級、ベビーマッサージ資格、乳児心理+児童心理資格取得。
2016年、ママユニット「mamakanon」を結成。活動5年目にして、YouTube再生回数1,200万回達成。2020年、フレンチシンガーバイオリニストソングライターとのDuo「ellipsis」を結成。両者の絶対音感を活かしてカバー演奏などを行う。
1児のママ。特技は早起き。ウィスキーが好き。

◇孔井嘉乃公式サイトmamakanon公式 YouTubeチャンネルellipsis公式 YouTubeチャンネル

ビューティー 新着一覧


20代女子が再現する「昭和のリバイバルメイク」の落とし穴。黒のリキッドアイライナーは“鬼門”です
 リバイバルメイクは懐かしさと同時に、どこか新しさを感じさせる魅力がありますよね。しかし40代が昭和メイクをそのまま再現...
ブラの跡が消えないんだけど…! 年齢のせいだと諦める前に知っておきたい原因と対策
 着替えようとした時、背中や肩にブラの跡がしっかりついて消えないことはありませんか? 放っておくとかぶれて赤くなったり、...
40手前で老眼疑惑!?【薬剤師監修】目がかすむ…酷使による「アイフレイル」ってなに?
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
40代の「顔色悪い」問題を救う2アイテム! C塗りとW塗りをお試しあれ♡
 新年は、メイクにも変化を取り入れたくなるもの! 大人世代が簡単に、かつ瞬時に垢抜けを狙うなら、ベースメイクにおけるカラ...
眼瞼下垂を治したい! 美容外科界隈で「世紀の大発明」と呼ばれる手術とは?【目元の美容専門医師が解説】
 この連載では美容医療“若葉マーク”の方々に向けて、テッパンの不安や疑問を分かりやすく“一発回答”。今回は『眼瞼下垂につ...
白髪以上に40代のパサパサ髪は老けて見える説…【薬剤師監修】更年期の“老け髪”対策
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
ウン十年生きてもメイクが苦手! おてもやん、人食いおばば…勇気が出る!? メイク失敗あるある6選
 メイクが上手にできなくて、「自信がない」「もうノーメイクでいいや」と諦めていませんか? でも実は、メイク上手に見える女...
前髪がぁぁぁぁ!伸ばしかけのイライラを軽減、40代に似合うアレンジ術
 前髪を伸ばしたい時、伸ばしかけの期間の煩わしさに耐えられず、結局前髪を切ってしまった経験のある人は多いはず。でも、この...
年間1,000以上の化粧品類を試して実感!忖度ナシで美容家が溺愛する部門別「超厳選4アイテム」
 みなさんは今年、どんな美容アイテムとの出合いがありましたか? 仕事柄月に100以上、年間では軽く1,000を超える国内...
初めてのTバック。冬でも履くのがおすすめな6つの理由、汚れとか気にならない?
 女性がTバックを履く時といえば、下着のラインが透けやすい夏場や、彼氏とのデートの時が多いですよね。冬にまでTバックを履...
なぜ人は酒に酔うのか?【薬剤師監修】さらば泥酔! 酒好きのための「上手な飲み方」完全ガイド
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
国民・玉木代表は好みだった? アラフォー女性「ハデなおばさん化」を回避する方法
 一時期世間を騒がせた、国民民主党の玉木雄一郎代表(来年3月3日まで役職停止)の不倫。特にお相手女性のファッションには、...
20代女子から“ママ活メイク”認定されるのは納得できん! 40代の上品な若作りメイクテクは?
 若作りを意識しすぎるアラフォー女性は気を付けて! もしかしたら年下女性から「あのアラフォー女性、もしかしてママ活中!?...
ボサ、ツル、ハミ、ポロリ…。セクシー下着&アンダーヘア処理の赤っ恥失敗談7選
 恋をした女性なら、一度はセクシー下着やアンダーヘアの処理に興味を持った経験があるはず。もちろん、彼氏や夫に喜ばれて大成...
生理期間は短縮できるの?【薬剤師監修】生理を早く終わらせたい、生理周期をズラしたい、生理の不快感ムリ!
 旅行や大切なイベントと生理が重なってしまい、憂鬱な気持ちになった経験を持つ女性は多いでしょう。そんなとき「生理が早く終...
40代以上「お疲れ顔」の原因は? 面倒でも時間がなくても「2つの工程だけ」は省略してはいけない
 40代後半くらいから、きちんとメイクもしているし、スキンケアにも気を配っているのに「疲れてる?」と聞かれてしまう頻度が...