嫉妬心を消すには「逃げる」or「立ち向かう」の2択しかない

孔井嘉乃 作詞作曲家・ライター
更新日:2019-03-08 18:39
投稿日:2019-03-08 06:00
 仕事で活躍する同僚、好きな人の彼女、スタイルが良く笑顔が素敵な女友達、芸能人――。例えを挙げればキリがないほど、誰もが嫉妬心と戦っています。その嫉妬心がプラスに働けば良いものの、大抵は悶々として苦しく、マイナスの方向に向かうものです。そんな嫉妬心を消すにはどうすれば良いのでしょうか?

嫉妬心から逃げる?立ち向かう?

嫉妬とうまく付き合うには?(写真:iStock)
嫉妬とうまく付き合うには? (写真:iStock)

 嫉妬心とうまく付き合うには、まずは「逃げる」or「立ち向かう」を選択することから始めましょう。結論から言いますが、この2択はどちらも「攻めの姿勢」です。逃げるなんてかっこ悪いなどと思わずに!

逃げる場合

 嫉妬心に真っ向から立ち向かえる人なんて、ほんの一握り。正常な判断ができないほどの嫉妬からは、まずは逃げましょう。逃避によって得られることもたくさんあるんですよ。

・嫉妬する相手に関わらない

 誰かに嫉妬する状況はさまざまですが、嫉妬する相手との接点をなくすことが1番簡単。関わらなければ気になりませんし、無様な姿を見られることはありません。

・自分の気持ちと向き合う

 せっかく逃げたのに、嫉妬心にがんじがらめになるのはNG。

 特に女性は嫉妬する相手へと気持ちが向かってしまうものですが、そんな時こそ精一杯自分を労ったり、自己肯定をしてあげたり、何がダメだったかを考えたりなど、自分ととことん向き合いましょう。

・ひたすら時間が経つのを待つ

 全ての人の味方になってくれるのが「時間の経過」。最初はひたすらきついものの、嫉妬心はだんだんと消化されてきます。じっと堪えて待ちましょう。待つことが心を強くします。

嫉妬に立ち向かう余裕があるのなら…(写真:iStock)
嫉妬に立ち向かう余裕があるのなら… (写真:iStock)

立ち向かう場合

 嫉妬心に立ち向かう心の余裕があるのであれば、次のことを試してみてください。もちろん、逃げる→立ち向かうへとチェンジするのも良いですよ。

相手を讃える心を持つ

 女性が主に嫉妬する内容は、この2つのどちらかでしょう。

・相手がもともと持っているもの(容姿、育った環境、運など)

・相手が頑張って得たもの(スタイル、スキル、今ある環境、要領など)

 前者に関しては、正直言ってどうにもならない部分もあります。でも、後者に関しては、嫉妬心を持つこと自体が大きな間違い。だって、相手が頑張って得たものであって、あなたには何の関係もないのですから。

 また、相手に運が味方した結果、嫉妬心が生まれることだってあります。「棚ボタのくせに!」と思う気持ちも分かりますが、でも、これは相手が運を味方につけたというだけの話。嫉妬するようなことでもないのです。

 まずは、相手を讃える心の余裕を持つことから始めましょう。

嫉妬心をピックアップして足りないところを補う

 ある物事に対して起こった嫉妬心は、基本的に他の事では補えません。他のことで勝っても意味がないのです。つまり、「羨ましいこと=あなたが持っていないこと」だと認めましょう。

 その上で、何に対して嫉妬したのかをピックアップ!あとは実践!自分に足りないところを補うのです。スタイル、スキル、仕事、環境など、1つずつ手に入れていきましょう。

 それが補われる頃、「誰かに対して嫉妬していた心」はいつの間にか消え去り、意味合いを変えてあなたの力になっているはずですから。

「逃げ恥」をチャンスに変えよう

恋愛においては嫉妬が活力になることも…(写真:iStock)
恋愛においては嫉妬が活力になることも… (写真:iStock)

 人気ドラマのテーマでもあった「逃げるは恥だが役に立つ」の本当の意味合いは、「逃げることを恥じずに実行すれば役に立つ」ということなんだとか。

 嫉妬心を持っても、ただただ疲れるだけ。そんな暇があったら、自分の精神力と戦ってチャンスに変えた方がよっぽど良いですよね。

 ただし、恋愛においては第三者である「恋愛相手」が入ってくるため、セオリー通りにはいきません。「恋人という座についたライバルを讃えよ」なんて思いませんし、逆に憎むことが物事を進める活力になったりもするのです。

 でも、それはまた別の話。また、そのうちに書こうと思います。

孔井嘉乃
記事一覧
作詞作曲家・ライター
3歳からピアノを始め、現在は作詞作曲家&シンガーソングライターとして活動中。2014年からウェブライターとしての活動を開始。得意ジャンルは美容、恋愛、ライフスタイル。コスメコンシェルジュ、日本化粧品検定1級、ベビーマッサージ資格、乳児心理+児童心理資格取得。
2016年、ママユニット「mamakanon」を結成。活動5年目にして、YouTube再生回数1,200万回達成。2020年、フレンチシンガーバイオリニストソングライターとのDuo「ellipsis」を結成。両者の絶対音感を活かしてカバー演奏などを行う。
1児のママ。特技は早起き。ウィスキーが好き。

◇孔井嘉乃公式サイトmamakanon公式 YouTubeチャンネルellipsis公式 YouTubeチャンネル

ラブ 新着一覧


モラハラ夫って本気ですか? 再婚妻の態度に我こそ被害者だと主張する男
「冷酷と激情のあいだvol.189〜女性編〜」では、新婚1年にして、すでに夫との離婚を真剣に考えている42歳の美香さん(...
並木まき 2024-04-06 06:00 ラブ
「夜のアッチも前妻と比較され…」再婚1年で離婚を覚悟した42歳女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-04-06 06:00 ラブ
どこぞの殿様ですか? 出張の準備くらい自分でやって!ダメ夫LINE3発
 夫に対して「子どもより手がかかるわ…」とイラッとした経験はありませんか?  今回は「それくらい自分でやってよ!」...
恋バナ調査隊 2024-04-06 06:00 ラブ
山田裕貴の妻・西野七瀬の“それ”が話題に…夫婦の呼び方は心の声ダダ漏れ
 先月31日に元乃木坂46で女優の西野七瀬(29)との結婚を発表した俳優の山田裕貴(33)。4月3日放送の「めざましテレ...
自分の気持ちを言わない夫にイライラする!…の前に本音を探ってみて
 自分の気持ちを言わない夫にイライラした経験はありませんか? ただ、夫は“言わない”のではなく“言えない”のかもしれませ...
恋バナ調査隊 2024-04-05 06:00 ラブ
ずばり既婚者同士の「好きのサイン」とは? 両想いの禁断の扉の先へ…
「不倫はダメ」と分かっていても、既婚者同士惹かれ合う場合もあるでしょう。でも独身同士とは違い、好意を伝え合うのは難しいで...
恋バナ調査隊 2024-04-05 06:00 ラブ
投資0円!達人伝授の一目惚れさせるテク、男の恋心に火を点けるのは簡単
 一目惚れを味わった時は、運命を感じてドキドキしたりしますよね。実は世の中には、一目惚れ状態をワザと作り、男に一目惚れさ...
内藤みか 2024-04-04 06:00 ラブ
どちらも不倫している夫婦あるある4選 似た者同士ってこと?
 お互いに永遠の愛を誓い合った夫婦。でも、歳を重ねていくうちに夫婦どちらも不倫をするようになってしまうケースは珍しくあり...
恋バナ調査隊 2024-04-03 06:00 ラブ
男友達をセフレにしたらどうなる? 5人の女が選んだそれぞれのカタチ
 男友達をセフレにしようか迷っている女性はいませんか? 「彼氏はいらないけどセフレはほしい」と思っている人であれば特に、...
恋バナ調査隊 2024-04-02 06:00 ラブ
【貴女の度数は】出会いの季節、フェロモンジャッジで幸せを手繰り寄せる
 出会いが増える4月、初めて会う人に好印象を与えて「理想の自分」を演出してみませんか? 笑顔がかわいい愛され系、仕事がで...
太田奈月 2024-04-02 06:00 ラブ
「学生時代はモテたのに」私は終わった? 嘆く前に直視すべき5つの現実
「学生時代はモテたのに、今は全然男性から言い寄られないんだけど!?」とモヤモヤしている女性必見! 今回は、学生時代はモテ...
恋バナ調査隊 2024-04-01 06:00 ラブ
不倫男がやらかすうっかりミス5選 ゴムの使い回し、バレないと思った?
 今回は不倫をしている男性のよくあるうっかりミスを5つ、紹介します。「恋は盲目」なんて言葉の通り不倫をしている男性は盲目...
恋バナ調査隊 2024-04-01 06:00 ラブ
頼んでないのだが? 教えたがり夫へのホンネとケンカ回避術
 頼んだわけでもないのに、ドヤ顔で解説してくる「教えたがりの人」のまー多いこと。外では気にしなければ済む話ですが、夫が教...
恋バナ調査隊 2024-03-31 06:00 ラブ
「寝た?明日まったり甘えてもいい?」彼の妄想を誘う極甘LINE3選
 お出かけデートも楽しいですが、家で彼氏とまったりイチャイチャしたい日もありますよね。もちろん、そのまま家に行くのでもい...
恋バナ調査隊 2024-03-31 06:00 ラブ
不倫の清算を迫られた39歳既婚男の叫び「俺を捨てるならカネも返して」
「冷酷と激情のあいだvol.188〜女性編〜」では、1年以上不倫関係にあったマサシさん(39歳・仮名)との関係を清算した...
並木まき 2024-03-30 19:09 ラブ
卑怯者!不倫清算→月3万円のお手当返済を迫られた35歳シンママの怒り
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-03-30 06:00 ラブ