夫泣かせな妻ってこんな人…「姑イビリをする嫁」の共通点

並木まき ライター・エディター
更新日:2019-03-19 06:00
投稿日:2019-03-19 06:00
「嫁姑問題」と聞くと、昔は姑からの嫁イビリが主流でしたが、最近では嫁が姑をイビるパターンも珍しくないそうです。「女性が強くなった」とも言われ、さらには高齢化で介護を見据えた親のほうが嫁に恐縮して接するケースも珍しくない時代ですから、ある意味では、納得の流れでもあります。世の姑や夫たちを泣かせている姑イビリをする嫁の特徴をご紹介します。

1:「嫌い」「苦手」だけを理由に、夫に悪口を言いまくる

 姑イビリをする嫁ほど「私、姑が嫌い」「あの人、苦手」などと、夫に平然と言い放つ人も少なくない実態です。

 言うまでもなく、嫁から見れば、姑は他人。しかし夫から見れば、愛する母親。

 であるにもかかわらず、いい歳をした大人が「あんたの母親、嫌い」と小学生かのごとく平然と感情的な悪口を言ってのけるとは、並大抵の根性ではありません。

 姑が先に嫁イビリを始めたなら納得ですが、姑イビリをする嫁は、自身の感情を最優先し、腫れ物に触るように嫁に接する心優しい姑を、いとも簡単に「嫌いなのよね」と、上から目線で批評しているのが実情です。

 これにより、胃痛やうつっぽい心情になってしまうのは、夫たち。母親の悪口を根拠もなくエンドレスで聞かされるなんて、かわいそうでなりませんね。

2:結婚後、何年経っても「娘」のように可愛がられたいとは断じて思わない

「うちの奥さん、お袋にキツくてさ……」とボヤく男性たちから話を聞いていると、どうやら姑イビリをする嫁ほど「彼女から“娘のよう”だとは決して思われたくない!私はあくまでも“嫁”」という意識が強い共通点もありました。

「嫁を、娘のように大事にしたい」と思っている姑の心情はガン無視で「嫁なんだから、他人でしょ!」と言わんばかりの態度。結婚後、何年経ってもいつまでも敬語で距離を置きたがる嫁も少なくない傾向です。

 そんな我が妻の様子を見るたび「オフクロが、かわいそうで見ていられない……」と、人知れず悲しい気持ちになっている夫もいるのです。


3:なぜか友達が少ない女性が多い

 姑に意地悪をしたり露骨に拒絶したりして傷つける嫁には、なぜか「友達が少ない」という共通項もあるようです。

 キツい性格だから友達がいないのか、友達がいない寂しさから姑イビリをしてストレス発散をするのか存じ上げませんが、そんな妻の夫たちが口を揃えていうのは「友達でもいれば、諭してくれるんだろうけど……」です。

 確かに、友人が多ければ「嫁姑関係には、こんな割り切りも大事」や「こういう風にすればいい関係が築けるよ」などのアドバイスも飛び出すでしょうが、友達がいないとなれば、独りよがりな人間関係しか構築できないことでしょう。

 一般的に「友達がいない人ほど、視野が狭くなる」とも言われますから、関心ごとが姑に向きやすいことも、姑イビリを増長させる背景かもしれません。
 

 嫁と姑は、もともとは他人同士。ですから、相性が悪い場合もあれば、なんらかの出来事をキッカケに不仲になることもあります。

 しかし「姑イビリ」をする嫁に共通するのは、姑が嫁の機嫌を取ろうと、いつもビクビクして嫁に接している点。

 心優しい姑ほど、こんなふうにキツい性格の嫁に泣かされている実情もあるのかもしれません。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


動物&飼い主のほっこり癒し漫画/第54回「真夏のシンジツ」
 ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、突然「コクハク」に登場! 生きものたち、その生きものたちをこよな...
「売れ残り」って心が折れた…思春期の甥&姪からの切ないLINE3選
 甥や姪が可愛くて仕方ない人は多いでしょう。兄弟姉妹の子供って、特別ですよね。小さい時から見ている人も多く、中にはかなり...
「偽善者か?」歌舞伎町の野良猫に2年間、毎日ご飯をあげ続けた男性の話
「かわいくないんですよ~(笑)。『なんだよ』って文句しか言っていない。好き嫌いは多いし、忙しいときに限って、ご飯を食べて...
小汚いサンダルをやめた女性の成功話!メイクや髪形より「キレイな靴」
 みなさんは“人の足元”って気にして見るほうですか? 私は靴が好きなのもあって、よく見ているほうだと思います。ただし、自...
真夏を彩る花 2023.7.28(金)
 こうも暑いとゲンナリするけど、むしろ過酷な状況を楽しむかのように咲く。  逆境でがんばる花のたくましさに驚く。 ...
皆が皆、社交的ではないよね…懇親会が苦手な人が“極力疲れない”対処法
 会社員だと避けて通れないものの一つが「懇親会」。参加人数が多かったり、他部署と交流をしないといけなかったりと、「正直疲...
対応ミスると悲惨! お盆の義実家トラブル5つの地雷&回避術
 お盆も間近! 義実家への帰省が憂うつという奥様は、あなただけではありません。気を使っているつもりでも、義両親を怒らせて...
華やか! チャトラ軍団のウキウキ上機嫌“たまたま”が大集合
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
手芸初心者が挑戦!思い出の子供服をくるみボタンに 2023.7.27(木)
 子供の思い出の服を手もとに置いておきたいけど、かさばる物は増やしたくない。子育て中のママやパパには地味に悩ましい問題。...
マジで使える! 夏に強い切り花と長持ちさせる秘訣を“開運花屋”が解説
 今夏の暑さは「暑い」より「痛い」の方がしっくりくる感じがいたします。更年期ど真ん中のワタクシ、本当にシビれますわ。 ...
費用0円!「いま暇?」LINEに付き合ってくれる“神友”との暇つぶし3選
 暇で退屈な時に、暇つぶしに付き合ってくれそうな気の知れた友達に「いま暇?」とLINEを送ってしまうこと、ありますよね(...
美術館で「名画の習作」から教えられたこと 2023.7.26(水)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
昔は仲良かったのに…友達との溝ができる5つの理由と対処法
 学生時代から続いている友達とは気心が知れているものですが、だからといって永遠にいい関係が続くとは限りません。また、大人...
業務スーパーが有能すぎる! おすすめ食材5選&飽きないアレンジ方法
 プロ仕様の食材や調味料が大容量で買えると人気の「業務スーパー」。一度にたくさん買うのでお得だし、おいしい食材もたくさん...
4回の引越しで実感!家族で住みやすい土地にする3カ条、転勤族でも安心
 ステップファミリー6年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザー...
夕暮れが忍び込む街 2023.7.24(月)
 日差しが落ち着いて、街が暖色に染まる時間。  自分が生まれた場所でもないのに、なぜだか懐かしい気持ちになる。 ...