遭遇前に備えておく!コミュニティークラッシャーの対処法

おくげちゃん 漫画家・イラストレーター
更新日:2022-02-03 19:17
投稿日:2022-01-28 06:00
 突然ですが、あなたはこれまでに”コミュニティークラッシャー”と遭遇したことはありますか? もちろん人間なので合う、合わないというのはありますが、それとは全く別物。もし遭遇してしまったら、どうするのがベターなのでしょうか。さて、どろんぱではナンバーワンホステス、マキさんがお客さんの悩みを聞いています。

(漫画:おくげちゃん)
(漫画:おくげちゃん)

相手に振り回されないことが最大の防御

 “コミュニティークラッシャー”とは、その名の通り、組織の結束を破壊する人のことです。こう言われると「あ~……」と心当たりがみつかる人もいるかもしれません(念のために言うと、馴れ合いの組織に風穴を開ける! 的なカッコいい破壊とは別物です)。

 私の経験上、この手の話は年末年始や春など人が移動するシーズンに多く見聞きします。自分が疲れてしまうので、こういう人とはなるべく距離を取るのが正解だとは思います。でも仕事となるとそうはいかないですよね。

 いろんなパターンがありますが、個人的に一番良いと思うのは放っておくこと。もっと言えば、振り回されないことです。昔私もそういう人と仕事をした時、ものすごく疲れて毎日泣いていることがありました。そんな時、先輩たちは笑いながら諭してくれたものです。きっと同じように悩んだことがたくさんあったんでしょうね。

 確かにクラッシャーになってしまうような人って、心をざわつかせるのでついつい気になってしまう。だけど、そこで振り回されず、しっかり固まった地盤を保てれば内部から崩壊することは防げます。

 そしてこれは個人的な統計ですが、まさにマキさんがいう通り、クラッシャーは最終的には自滅しますので安心してください。そのコミュニティーの地盤がしっかりあればあるほど長続きもしません。そしてそういう人はあちこちで同じことを繰り返して、転々としているパターンが多いのです。

 だから運悪くクラッシャーに当たってしまった時は、心の平穏を保つことを第一に行動してほしいと思います。

登場人物紹介

(漫画:おくげちゃん)
(漫画:おくげちゃん)

マキさん:どろんぱのナンバーワンホステス。豊富な経験値と鋭いアドバイスで悩み相談を受けることも多い。おっとりした顔でサラッと吐く毒が中年男性の心をわしづかみ。3人の子持ち。

モグ野さん:どろんぱの常連客。いつも誰にでも優しいので、お店のアイドル的なお客さんの一人。悩み事を相談することが多い。歌が好きだけど、ちょっと音痴なのがたまにキズ。なお本人に音痴の自覚はないらしい。

おくげちゃん
記事一覧
漫画家・イラストレーター
酒呑みまんが家。ふしぎで妖しい話を描いています。就活が嫌すぎて3年間ドイツに逃亡するなど放浪癖あり。京都市出身、東京在住。水商売歴10年。XInstagramでは毎日漫画を更新中。実績などはこちら

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


新学期早々ピンチ! 子供の「学校に行きたくない」の最適解は?
 子供が「学校行きたくない」と言い出したら、親としてはとても不安になりますよね。理由は、いじめや人間関係、勉強の遅れや体...
黄・紫・桜♪
 春の三原色を見つました。
陽だまりでゴロゴロ♡ お日様パワーを吸収する“たまたま”君
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
ほっこり癒し漫画/第71回「はふはふぴたっ」
【連載第71回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
美人局の語源に「筒」と「陰茎」
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
結婚式前夜、娘の門出を祝う「親として最後の教え」の内容に涙腺崩壊!
 入学や卒業、就職による1人暮らしなど、門出は1つの節目。嬉しい反面、どこか寂しさや不安を感じる瞬間でもありますよね。 ...
占い好きな成功者と占い好きな非成功者の違い…占いライターで一攫千金も
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(63)。多忙な現役時代を経て、56歳...
豊洲の人生勝ち組妻でも幸せじゃない?彼女が裕福と引き換えに諦めた事
 独身時代は都心に暮らしていたが、結婚を機に武蔵境に暮らし始めた千佳。しかし、郊外のこの地を愛せない。そんな時、中学の同...
「夫の駐在時にね…」なぜあのコが?田舎の同級生“玉の輿婚”に心ざわつく
 独身時代は都心に暮らし、華やかな生活をしていた千佳。しかし、結婚を機に都内から離れ、武蔵境に住み始めた。しかし、妥協し...
メガバン妻が悟ったリーマンの限界値 吉祥寺より2駅下った中古マンション
 武蔵野の自然を携えそびえる瀟洒な白亜の建物は、まるでこの場所がヨーロッパの一都市であるかのような錯覚を与えてくれる。 ...
帰ったらお風呂に…夫「沸いてるよ!子供が入ってる」危機管理能力ゼロや
 子育て中のママにとって、子供の命と健康を守るのは一番大切な使命。だからこそ、危機管理能力は嫌でも高くなります。 ...
号泣しながら「愛の讃歌」を熱唱 なぜ人はスナックでダサい姿を晒すのか
 私はこれまで多くの夜の世界を見てきましたが、スナックは本当に不思議な場所です。  完全無欠のモテ人間ほど、なぜか...
大人は「さようなら」とハッキリ言わないけど…
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
春の行楽、御朱印集めはスタンプラリーと何が違う? 作法やタブーとは
 山形県東部にある山寺(山形市)で自らの行いについて考える出来事がありました。我よ、御朱印集めがスタンプラリーと化してい...
この勇姿もあとわずか…去勢手術予定“たまたま”を記念撮影!
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「クリスマスローズ」で究極のほっぽらかし園芸!怠け者でも花いっぱい♡
 猫店長「さぶ」率いる我が花屋のある神奈川は地球温暖化の影響もあり、ここ近年の特徴は卒業式に桜咲くでしたが、今年は入学式...