ママ友の選び方は? 無理せず子育て期間を過ごすための秘訣

孔井嘉乃 作詞作曲家・ライター
更新日:2019-03-20 06:00
投稿日:2019-03-20 06:00
 児童館などに行くと必ず見かけるママ友集団。このコミュニティーは幼稚園や保育園、小学校、習い事やご近所同士など、子どもが集まるところには必ずできるもので、ある程度は避けられないお付き合いでもあります。そんなママ友と無理せず付き合う方法を、考えてみました。

普通の付き合いが通用しないのがママ友

「ママ友」って本当のところどうなの?(写真:iStock)
「ママ友」って本当のところどうなの? (写真:iStock)

「女友達とのちょうど良い距離感」、「親友は数より質」、そんな概念を軽々と乗り越えてくるのが「ママ友」です。LINEグループでのやり取り、数多くの行事で触れ合う機会にお疲れのママは多いかもしれませんね。

 苦手なら付き合わなければ良いものの、子どもの友達関係に影響したら困るからと無理して付き合い続ける。これがママあるあるです。

 でも、そうやって数年を過ごすのってキツくないですか?

無理せず、本心から好きになれるママ友の選び方5選!

価値観が近いほうが親しくなれる(写真:iStock)
価値観が近いほうが親しくなれる (写真:iStock)

 ママ友とのお付き合いをストレスに感じない一番の方法は、ママ友を本心から好きになること。虎穴に入らずんば虎子を得ず、とも言いますし、思い切って飛び込む勇気を持つことから始めましょう。

 とはいえ、最低限ママ友を選ぶことは大切!さっそく、見ていきましょう。

1. 誰かの悪口を言わない

 ついつい長話になりがちな井戸端会議。役に立つ会話であればまだしも、時に誰かの悪口を言うママも残念ながらいます。

 あなたは、一緒になって悪口を言ったりしていませんか?たとえ言っていなくても、黙認しては同じこと。陰での悪口は子どものいじめと同じです。そんなママとは関わらないのが懸命。暇潰しどころか、誰のためにもなりません。

2. 一線を引いてくれる

 時折、相手の都合関係なく踏み込んでいるママがいます。これは、その人の持つ性質の問題でしょう。断りづらいママ友コミュニティーの中でそんな方と接したが最後、プライベートが無くなる可能性も考えられます。

 お互いに一線を引けるママ、というより、どこまで踏み込んで良いのかを考えてくれる節度あるママ友とは、長くいても疲れません。

3. 謙遜しすぎない

「うちは◯◯ちゃんみたいに賢くないから〜」なんて、自分の子どもを卑下してまで謙遜するママは多くいます。でも、そういうご家庭に限って英才教育をしていたりするのですが。

 個人的な見解もありますが、こういった謙遜をしすぎる方はあまり信用できません。そもそも、誰かと比べて謙遜したり、優越感に浸ったりすること自体、いかがなものでしょうか。

 ただし、本当に謙虚で純粋な方も稀にいるので、見極めは肝心です。

4. 環境が似ている

 ママの数だけ家庭があり、環境は人それぞれです。その分、個人が抱える悩みの質も種類も違います。だからこそおすすめしたいのが、環境が似ているママ友と接すること。お互いを羨ましがることも少なく、余計なトラブルを回避できます。

 例えば、働くママ or 専業ママ、子どもの数、年齢、家庭環境……など、似ているほど分かち合えることは多いと思います。きっと、良き理解者になってくれますよ。

5. 我が子にダメと諭してくれる

 明らかに間違ったことをした我が子は自分が諭すのが一番なのですが、子どもの年齢やシーンによっては強く言えない場合もありますよね。

 そんな時に即座に判断し、優しく真っ直ぐに「ダメ」と諭してくれるママ友は大切にしましょう。そんなママ友は、大抵その後の“子ども心”へのフォローも上手にしてくれます。

 他人の子どもの行動に言及してくれるというのは、その方がその子を思ってくれてのこと。そして、心に余裕があるママです。学べることも多くあるため、あなたにとってもプラスになるはずですよ。

素を出しても付き合いが続くなら、ママ友ではなく親友

ママ友2人と今でも仲良し(写真:iStock)
ママ友2人と今でも仲良し (写真:iStock)

 子どもがいない頃、「ママ友」という響きだけで、なんとなくネチネチしてそう……と思っていた筆者ですが、いざママ社会に飛び込んでみると意外とそんなことはなかったり。

 例えば、息子が1歳くらいの頃に公園で知り合ったママ2人。連絡先を交換したのは、出会って半年ほど経った頃でしょうか。生活も環境も子どもの歳も違うけれど、なんだか不思議とウマが合い、今も時々集合しています。

 素を出してもなぜか付き合いが長く続く、それは、ママ友ではなく友人なのです。お互い良いところは見習って、情報交換をして、時には悩みを相談し合って、良いママ時代を過ごせたら最高ですよね。

孔井嘉乃
記事一覧
作詞作曲家・ライター
3歳からピアノを始め、現在は作詞作曲家&シンガーソングライターとして活動中。2014年からウェブライターとしての活動を開始。得意ジャンルは美容、恋愛、ライフスタイル。コスメコンシェルジュ、日本化粧品検定1級、ベビーマッサージ資格、乳児心理+児童心理資格取得。
2016年、ママユニット「mamakanon」を結成。活動5年目にして、YouTube再生回数1,200万回達成。2020年、フレンチシンガーバイオリニストソングライターとのDuo「ellipsis」を結成。両者の絶対音感を活かしてカバー演奏などを行う。
1児のママ。特技は早起き。ウィスキーが好き。

◇孔井嘉乃公式サイトmamakanon公式 YouTubeチャンネルellipsis公式 YouTubeチャンネル

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


「桃」は最強の魔除けアイテム!食べてよし、飾ってよし。
 まもなく上巳の節句(桃の節句)。女の子のお節句でございますわよ。ひな祭りシーズンになるとお花だけでなくスイーツやグッズ...
「なんで風は吹く?」子どもの質問に知識以外で答えてみたい
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
子育てをしたくない若者が急増!複雑に絡むネガティブな原因
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方などをテーマにブログやコラムを執筆しているまめです。  先日、「子ど...
雪平莉左さんとリオの日常「人間の彼氏もお眼鏡にかなわないと絶対ダメ」
 私が24歳で上京したとき、一緒に東京にやってきてずっと同棲しているのがマンチカンの男のコ、リオです。  リオは高...
連れて帰りたい! 人懐っこすぎる“たまたま”の激レアショット
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
茜色に心和むひと時、だからこの時間が好きなんだ
 忙しない街にも訪れる特別な時間。  足早に歩く人々は顔を上げ、しばし空を仰ぎ見てから、また現実へと戻っていく。 ...
女+家=嫁…「嫁ぐ」と「結婚」の違いはある?
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
ほっこり癒し漫画/第68回「コウメばあちゃんはどこ?」
【連載第68回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、突然「コクハク」に登場! 「しっぽ...
貸したお金を催促するのにこんな手が…! モヤモヤを解消するLINE3選
 人にお金を貸した後、なかなか返してくれなかったら、とても嫌な気持ちになりますよね。  とはいえ、お金の話は、言い...
電マの営業からラブホの清掃員へ…羞恥心とも戦うストリッパーが思うこと
『電マの営業・新井です!』(略して「電マの新井」)という新作が大変好評だ。  書店員にとっての新作といえば「新しく...
口喧嘩で負けたくない! 勝ちたい時に使えるマル秘戦術3選
 みなさんは誰かと口論になった時、どんな戦法で勝ちにいきますか?  方法は十人十色ですが、今回は代表的な勝ちパターン...
凍り付いた湖の夜が更けて
 もしも突然、この瞬間に、氷が解けたらどうなるんだろう。  そう思いながら、凍て付いた湖の上に立つ自分が結構好き。...
「レンジでゆたぽん」人気じわり..足を温めると眠りやすい!
「レンジでゆたぽん」を知ったのは、年末年始に長野県の義実家に行った時。寒がりな私を気遣って、義母が用意してくれたのです。...
青空にオレンジボディが映え“たまたま”の見返りメンチにキュン
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
私って性格悪い? 自分のダークサイドを自覚した4つの瞬間
 誰の心にだって、優しい部分と優しくない部分が存在するもの。そうわかっていても、自分の心のダークサイドを自覚すると「もし...
卒入学、彼岸、送別会【花屋が教える】予算内で理想の花束を贈る7カ条
「斑目さん、今年こそは頑張って期限内にお願いしますよ!」  お正月がなんとなく終わったばかり、なんて思っていたら、我が...