フラワーバレンタイン浸透中!花束で愛と感謝を伝え合う♡

斑目茂美 開運花師
更新日:2022-02-02 06:00
投稿日:2022-02-02 06:00

男性はいろいろ調べてやってきます

男子高校生がお母さんに「ずっとお弁当作ってくれた感謝の花」を買いに来たで ウチの平社員がメッチャおまけしとったわ byさぶ店長
男子高校生がお母さんに「ずっとお弁当作ってくれた感謝の花」を買いに来たで ウチの平社員がメッチャおまけしとったわ byさぶ店長

 ちょっと前までは、店先で入ろうかどうしようかウロウロもじもじなさっている男性が多かったバレンタインデーでございますが、ここ最近は「お花の好きな若い男性が増えたなぁ」とワタクシ、びんびん感じております。そして、「この花カワイイですね~」という言葉もよく耳にするようになりました。

 今時の男性は、とにかくよく調べてお花屋さんにやってまいります。バレンタインにふさわしい花は何なのか。あらかじめ花言葉を調べてくるので、具体的に「ピンクのバラ」や「ピンクのチューリップを使って」などと、自分の気持ちに近い花言葉を持つお花を選ばれます。

 これは、なかなかの上級者でござんすな。そんな中でもバラ12本、チューリップ12本など、とにかく12本にこだわられる男性のお客様もボチボチ増えてまいりましたのよ。

ヨーロッパの古い風習が現代にも

バレンタインはバラが高値になるから、他の花にも視野を広げてな byさぶ店長
バレンタインはバラが高値になるから、他の花にも視野を広げてな byさぶ店長

 12本=1ダースですので、12本の花束を「ダズンフラワー」と呼んでおります。ダズンフラワーは、本来ならば12本のバラで束ねられたブーケのことで、ヨーロッパに古くから伝えらた『プロポーズセレモニー』が由来といわれております。

 束ねられた12本の花には「感謝、誠実、幸福、信頼、希望、愛情、情熱、真実、尊敬、栄光、努力、永遠」というそれぞれの意味がございます。この気持ち全てを相手に誓う! という意味から、フラワーバレンタインでは、バラに限らず、チューリップやガーベラなどでも「ダズンフラワーブーケ」に挑戦なさる男性も増えてまいりました。

 もしもアナタが同じお花12本の花束をいただいたら……大袈裟なくらい、思いっきり喜んであげてくださいませ。

 この日のために、贈り主の男性はアナタを思い、確実にめちゃめちゃリサーチして、お花屋さんに足を運んでくれたはずでございます。そんな、いじらしい男性が願うことはただひとつ。

 アナタが笑顔で喜んでくれること、でございます。

 男性は自分が贈る美しい花の中に、大切に思う女性を見ております。男性にとって、女性はまさに花なのでございますな。本当に素敵なお話です。

 男性でなくても、バレンタインデーにはちょっとお花屋さんを覗いてくださいませ。ダダ漏れの幸せオーラに包まれた店内にいるだけでも、幸せ気分が伝染しちゃいますから。

 フラワーバレンタインで贈られるお花が、アナタにとって幸せの潤滑油になりますことを……遠いお空の向こうからお祈りしておりますよ~。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

ライフスタイル 新着一覧


母の日の定番アジサイを長持ちさせるには?「伊予獅子てまり」が大注目
 猫店長「さぶ」率いる我がお花屋が位置する神奈川は、有名な温泉場がいくつも点在しているお土地柄。ワタクシが居を構える場も...
【月5万円】収入&スキルUPを目指すシンママは集合!
☆月に5万円、10万円の収入UPをしよう! ☆文章力をUPさせよう! 『コクハク』の読者選抜チームとして、メディ...
2024-04-30 13:20 ライフスタイル
家事大っ嫌い~!40独女のQOL(生活の質)が爆上がりした2大時短家電
 7月よりドラマ「西園寺さんは家事をしない」(TBS系)が放送されるそうですね。 “干物女”を生み出したドラマ「ホタルノ...
40代もやらかす“プチ老害”の落とし穴 全長数十cmの長文LINEで見切れ
 40代にとっては他人事のように感じる「老害」ですが、実は今、40代の人から届く「プチ老害LINE」に困る若者が増えてい...
困り顔がたまらない! オッドアイ“たまたま”君にロックオン
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
今更「アイドル」になろう。そして、安倍なつみとCoCoの追憶
「おら、アイドルになる!」  そう叫んで、女の子走りでステージから捌けた瞬間、自分でブッと吹き出してしまう。アイド...
友史上極ネガ、ごめん連呼、Wi-Fiジャック…LINEの異変はSOSサイン?
 毎日ネガティブなニュースが流れる現代では、メンタルがやられてしまう人が少なくありません。  自分は大丈夫でも身近...
早咲きも遅咲きも
 桜の種類によって咲く時期はそれぞれ違うのだという。  ソメイヨシノは蕾が膨らみかけている白州で八ヶ岳を背に満開の...
ほっこり癒し漫画/第72回「爪切りはイヤイヤ」
【連載第72回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」って最上級の褒め言葉?
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
インフルだから修学旅行ずらせる?⇒令和も健在!“あたおか”モンペの恐怖
 モンスターペアレント、略してモンペ。自己中心的、理不尽、過保護、クレーマーとして学校や教師を悩ませる存在ですが、LIN...
私が見た最凶の闇ホステス!後輩いびり、“ブルーカラー”のお客様を蔑む女
 ホステス歴10年。スナックへの愛は今も増しており、これからもスナックの良さを知っていただくべく、何か綴れたらと思ってい...
“取り柄のない”自分の才能の見つけ方 手作りも副業も無理…深く悩まないで
 コロナ禍以降、近場のイベントを楽しむ人が増えました。そのなかで伸びてきているのが、手作りのものを販売する市場的イベント...
お花畑に2匹目の“たまたま”が♡ 今日の恋愛運はいかがかにゃ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
LINEグループを自然な言い訳で退会するテク⇒「一旦」の前置きは使える
 付き合いや流れでメンバーに加わることのあるLINEグループ。  通知がうざかったり、会話の内容が嫌だったりすると...
お財布に優しい「ド根性植物」8選 ほっぽらかしでも毎年咲いてくれて感謝
 猫店長「さぶ」率いる我がお花屋の店先に、一体どこから生えているのか分からない「羽衣ジャスミン」が咲いています。勝手に土...