長期セックスレス…「セカンドバージン」からの準備体操とは

深志美由紀 官能作家
更新日:2019-08-26 12:13
投稿日:2019-04-09 06:00

3. 性器の洗い方

 髪や身体を洗うのはもちろんのことですが、セカンドバージンかどうかにかかわらず、女性器の洗い方をよく知らない、という女性が意外といます。

 これは、世の中では同性同士ですら女性器の情報が隠されてきたから……という理由でもあるのですが、せっかくなのでこの機会にオススメな女性器の洗い方を。

 まず、清潔にすべきなのは大陰唇と小陰唇のヒダの間。汗などのせいで垢がでやすい場所です。それから、意外と盲点なのがクリトリスと包皮の間に溜まった恥垢。

 実はそのせいで「クンニが嫌いになってしまった」という男性も多く、意外とあなどれません。

 とはいえクリトリスは敏感な器官。強い刺激には痛みが出るかもしれないので、周囲の皮膚を引っ張って包皮から本体を露出させたあとは、よく石鹸をつけた指先でやさしく、そっと洗いましょう。

 膣の中まで指を入れて洗っている……という人の話もたまに聞きますが、膣内は分泌液により酸性に保たれ、ある程度の殺菌がされています。膣にアルカリ性の石鹸はNG。もしも気になるようなら、ぬるま湯での水洗いに留めておきましょう。

まとめ

 春から夏に向けては人間も開放的な気分になる恋の季節。体のメンテナンスをするだけでも気分が華やぎます。

 最近自分のお手入れをしていないかも……というかたはぜひ見直してみてください。

深志美由紀
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官能作家
集英社ノベル大賞佳作受賞にてデビュー。2010年「花鳥籠」
で第一回団鬼六賞優秀作受賞、同作13年映画化。新聞や電子書籍など、男性のみならず女性にも受け入れられる官能小説を多方面で執筆。著書に「ゆっくり破って」(イーストプレス)「美食の報酬」(講談社文庫)など。自他ともに認めるダメ男好きで、自らの体験を活かしたエッセイ漫画なども配信中。

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