「いい締まりだ」W射精に失神!リアルBL鑑賞に人生の悦び #5

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2022-04-01 06:00
投稿日:2022-04-01 06:00
 知人の影響で、BL(ボーズラブ)にハマってしまったP子さん(42歳主婦/子供アリ)。マンガや映画だけでは飽き足らず、リアルBLを観賞するため、イケメン出張ホスト2人をシティホテルに呼んで、男同士の美しいカラミを堪能していた。
 彼らがキスをし、抱きしめ合うごとに、P子さんの体も疼き、高揚していく――それはまるで「疑似3P」ともいえる甘美な瞬間だった。
 そんな彼らのプレイはフェラチオへと発展。残り30分となったころ、先輩ホストが、後輩ホストのアヌスにローションを塗りだしたのだ。
 そう、アナルへの挿入である。息を呑むP子さんの前で、2人はアナルセックスへとエスカレートして――待望の最終話!
 前回までの話はコチラ→第1話第2話第3話第4話

まさかのアナルセックス!後輩役のA君が恍惚の表情に…

ーーまさか、アナルセックスへと発展するとは驚きです。続きをお聞かせください。

「はい……先輩役のクールイケメン・J君(31歳)が、後輩役の可愛い系イケメン・A君(25歳)の背後に付き、バックスタイルでの挿入を試みたんです。

 ベッドで四つん這いになったA君のお尻を掴んでアヌスの位置を確認すると、J君はゆっくり腰を送りこんで……。

 A君は、背中を反らして『あううっ』と喘いでいました。

 私は『えっ? 入ったの?』と目をしばたたかせました。

 前述しましたが、私は過去の恋人にアナルセックスを強要された苦い経験があります。最終的には挿入には至りませんでしたが、かなりの苦痛を強いられました。

 だから、アナルセックスがどれほど体に負担がかかるか、少なからず分かります。

 でも、A君の反応は違いました。

 最初こそ苦し気に唇を嚙みしめていた表情が、徐々にうっとりと恍惚に染まっていくんです。

 J君も『くう、いい締まりだ』と満足気な声で薄笑みを浮かべて……私の目の前で2人はアナルセックスを実演してくれたんです」

止まらない欲情! A君に自分をリンクさせこっそりオナニーを

ーー驚きですね。続けてください。

「はい、本当に驚きでした。私は男同士のフェラチオを見ただけでもびっくりしたのに、そのうえ、口内射精から、アナルセックスまで……。BLを見たいという私のリクエストの予想をはるかに超えた行為でした。

 プロに徹しているとは言え、あまりにも濃厚なBLに、私はしばらく呆気に取られて見入っていたと思います。

 心臓もバクバク鳴って、体は火照る一方でーー。

 でも、心の片すみでは『私のために、ここまでしてくれるなんて……』などと、満足感も膨らんでいきました。

 J君のペニスが挿入するたび、A君はその衝撃を受け入れ、悦びの声を漏らしている。

 しかも、A君のペニスを見ると、隆々とそそり立っているんです。真っ赤な亀頭の先端からは、透明な汁が滲んで、ペニスを卑猥に濡らしていました。

 2人とも本当に興奮していると思うと、私自身も欲情の火がいっそう燃え上がっていって……。

 J君が腰を送り出すタイミングで、私もお尻をもじつかせてしまうんです。

 挿入されているA君と自分をリンクさせていたのかもしれません。

 愛液のあふれるヴァギナをソファーに押し付けて、アソコに刺激を与えました。彼らに知られないよう、こっそりオナニーをするのもスリルがあって……私はさらに興奮の高みへと押しあげられていったんです」

蒼井凜花
記事一覧
官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
オフィシャルサイトYouTube

関連キーワード

エロコク 新着一覧


憧れの有名女優の夫を寝取った女性の“驚きの理由”とは…#3
 大ファンである人気女優・美咲さん(仮名・30代)に近づきたいがために、その夫・Kさん(40代)と肉体的関係を持った邦子...
蒼井凜花 2019-09-02 06:45 エロコク
クワガタの角に息子クンを挟んで…男性を喜ばせるラブグッズ
 彼を喜ばせたい! でも何をどうしていいか分からない。テクニックを身に付けるのって難しそう……という女性に知ってほしいの...
桃子 2019-11-12 04:44 エロコク
映画「火口のふたり」に充満する男女のエロスと切ない裏事情
 女性は甘美な欲望に貪欲かつ忠実な生き物です。いいんです、それでいいんです。むしろ、オトナ女子なら神様が授けてくださった...
「ギネス世界記録」を断る失敗しない男・ひろしの処世術
 わたしとひろしの48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものなのか。ホットな...
必要以上に身体を触られ…アラフィフ女に覚えた違和感
 同性からのセクハラも、逃げ場を塞がれやすいものです。 (この人の態度、なにかおかしいけど、まさか……女同士だし…...
女性器リノベに投資する女たち#3…「膣がゆるい」の真相は?
 美容整形外科のメニューにはあるのに、あまり表立って語られることの少ない女性器の整形手術。費用はどれぐらいかかるのか? ...
憧れの有名女優の夫を寝取った女性の“驚きの理由”とは…#2
 大ファンである人気女優・美咲さん(仮名・30代)に近づきたいがために、その夫・Kさん(40代)と肉体的関係を持った邦子...
蒼井凜花 2019-08-26 06:00 エロコク
地球の裏側からでも操れる? スマホで遠隔操作可能なバイブ
 仕事でもプライベートでも必要不可欠なものになっているスマートフォン。これからはセックスライフにも欠かせないものになるか...
桃子 2019-11-12 04:44 エロコク
タバコもピルも本当の自分も捨てたら酒カスになったわたし
 わたしとひろしの48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものなのか。ホットな...
「会わずに君を追い詰めたい」SMサイトの男性が講じた奇策
 とあるSMサイトで出逢った人の中に、「会わないままで君のことを追い詰めたい」という一風変わった人がいました。  ...
性癖を通してパートナーを…緊縛されたかった女性の出会い
 あなたは、どういった性の願望を抱いていて、ひそかに何をしたい/されたいと願っていますか。自分の性癖の形を知れば、もっと...
大泉りか 2019-08-21 19:20 エロコク
吸って震えてのダブル刺激…“吸引系”火付け役の高級モデル
 毎年、「出会えてよかった!」と心から思えるバイブレーターが何本かあります。「ウーマナイザー デュオ」もそのひとつ。 ...
2019-11-05 13:23 エロコク
祝結婚・小泉進次郎的「鎧を脱がせる」隠れた被支配欲求とは
 わたしとひろしの48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものなのか。ホットなイッ...
性欲の強い女性が好きそうな食べ物“ベスト5”を考察してみた
 私の周りには性欲の強い女性のお友達がいるのですが、彼女たちとご飯に行くと、メニューやお店のセレクトにどうやら傾向が見ら...
大きさも振動も…女性が安心できる「電マ」売れているワケ
 自分で自分を気持ち良くするセルフプレジャー。じっくりと楽しみたい夜もあれば、短時間でささっと済ませて眠りにつきたい夜も...
桃子 2019-11-12 04:43 エロコク
憧れの有名女優の夫を寝取った女性の“驚きの理由”とは…#1
 人の数だけドラマがあり、同時に嫉妬も憎しみも、それ以上の愛や執着もあるのだとしみじみ感じます。前回の「主婦レズビアン」...
蒼井凜花 2019-08-26 12:22 エロコク