彼や夫と違って手間いらず!美しき雑草「ヤグルマギク」様♡

斑目茂美 開運花師
更新日:2022-04-06 06:00
投稿日:2022-04-06 06:00

アナタのお庭がワイルドガーデンになります

 かつてのヨーロッパの王族たちに愛されていたヤグルマギクの花言葉は「繊細」や「上品」「清楚」など。見た目のイメージなのでしょうが、先にご説明した通り、ヤグルマギクはほぼ雑草です。アスファルトの割れ目からも芽吹く“ど根性ヤグルマギク”。雑草といえど、めちゃくちゃ美しい雑草でございます。

 お庭に一度種を蒔こうものなら一気にワイルドガーデンになります。結構な背丈に成長いたしますので、そよ風になびく姿は確かに花言葉にもある「優雅」に当てはまるほどの美しさでございます。種蒔きは温暖な地域では秋か春、寒冷地なら4~5月を目安に。春に蒔いた種子は夏前に咲き、最も美しく咲いているのは4月~7月程度。こぼれた種子がどんどん生育して、なんだかんだで神奈川県にあるワタクシのお店前では一年中咲いております。

 連作障害を起こすので、同じ場所では何度も芽吹きはしませんが、種子に姿を変えて勝手に居心地の良い場所へ移動してまいります。

魅力たっぷりのヤグルマギク

 鉢花として購入してもお安い! しかも肥料もいらない、水も大していらない。ほったらかしでも花は咲きます。お茶として楽しむためのお花はたくさん咲いて、簡単にドライフラワーになるのに花色は美しいままーー。

 なんちゅう手間のかからないヤツなんだ? と驚くばかりのヤグルマギクなのでございます。

 ヤグルマギクの青は自然界でも珍しい目の覚めるような深いブルー。宝石で青といえば、ブルーサファイヤでございます。そのブルーサファイヤのなかでもほんの数パーセントの、特に深く濃いブルーのサファイヤを「コーンフラワーブルーサファイヤ」と呼びます。

 ヤグルマギクって雑草でしょ? とんでもない! 美しき雑草でございますよ、侮るなかれ! でございます。鉢花・切り花としてもお花屋さんにて購入可能でございます。ぜひお試しあれ。

 ヤグルマギクの深いブルーがアナタを穏やかに優しく癒してくれますことを……遠いお空の向こうからお祈りしておりますよ~。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

ライフスタイル 新着一覧


どうして私なの…?SNSで絡んでくる人の心理&6つの対処法
 今はSNSでさまざまな情報を得ることができる便利な時代になりました。SNSを通して、新たな友達ができたり、彼氏ができた...
お買い物は「レジゴー」で超時短が叶う! 2022.1.29(土)
 大型のスーパーに行って、毎回気になるのは、レジ前の長蛇の列……。毎回7分程度は並ぶので、時間がないときは行くことを避け...
しつこい友達からの「迷惑LINE」上手に撃退するアイデア5つ
 連絡ツールとして便利なLINEですが、なかには空気が読めず、ひたすら迷惑なLINEを送ってくる人も多いですよね。そんな...
遭遇前に備えておく!コミュニティークラッシャーの対処法
 突然ですが、あなたはこれまでに”コミュニティークラッシャー”と遭遇したことはありますか? もちろん人間なので合う、合わ...
トレーニングの成果は上々!“にゃんたま”プロレスを観戦中
 きょうも、猫プロレス「闘いごっこ」のにゃんたま君たち。  白熱する試合にレフェリーの目が光ります。  飛び...
目指せ開運!節分は“最強の魔除けカラー”赤色の花を味方に
 ワタクシ、お花屋さんという商売をさせていただいておりますが、今の状況になにがしかの不安があるときや新しいことを始める際...
天草四郎にあやかって…“にゃんたま四郎”とお呼びします!
 有明海に浮かぶ「湯島」で出会ったにゃんたま君。  1637年、当時16歳だったカリスマ美少年・天草四郎は、 ...
うんざり…職場で泣く大人の特徴6つ&泣かれた時の対処法
 大人になれば、つらいことがあっても、悲しいことがあっても、人前で泣くことは避けるものです。特に、職場は仕事をする場です...
「厄除け」のご祈祷に行ってみた 2022.1.22(土)
 突然ですが、今年の厄年年表はチェックしましたか? 女性の本厄は、1990年生まれの33歳(数え年)。しかも、「大厄」に...
風の時代だもの! 自信のある人たちの“神がかった”去り方
 皆さんは、自分が生活している環境をガラリと変える決断をしたことはありますか? 私はどちらかと言えば変化を好まない、腰の...
ドヤ顔!? ハンサムな“見返りにゃんたま”にキュン♡
 きょうは、ハンサムな見返りにゃんたま君!  菱川師宣の浮世絵「見返り美人図」は、振り返る瞬間的な動きの中に女性の...
40代転職の厳しい現実よ…今すぐできる「才能」の見つけ方
 アラフォーになってから「自分の才能を知りたい」と思い始める女性は少なくありません。今まで淡々と仕事をこなしてきた女性た...
2022年運気UPに「ミニ胡蝶蘭」のススメ! 長持ち5カ条も
「日持ちするって言ったのに、全然モタナイじゃんかよー!」  猫店長こと「さぶ」率いる我が花屋。今日も悩めるお客様が...
エンディングノートを書くことを決めた!息子に残したい思い
 はじめまして。シングルマザー3年目の孔井嘉乃です。私には、6歳になる息子がいます。  家庭の事情はそれぞれあって、離...
フレネミー女子5つの特徴&狙われた時の上手な対処方法
 友達だと思わせておいて、実は裏であなたの悪口を言ったり、陥れようとする「フレネミー女子」。あなたの周りに、そんな人はい...
喧嘩じゃないよ!“にゃんたま”の闘いごっこにハラハラドキドキ
 きょうは、猫プロレス「闘いごっこ」で華麗な技を披露してくれたにゃんたま君。  これは喧嘩ではなく、鍛えた肉体と習...