思い込み厳禁!「セルフ肌診断」3STEP&肌質別お手入れ方法

キレイ情報ラボ ライター女子部
更新日:2022-04-10 06:00
投稿日:2022-04-10 06:00
 ある程度の年齢になると、普段の肌の状態から自分の肌質を把握し、予想している人は多いでしょう。しかし、意外にも自分の肌質を見誤り、間違ったお手入れをしている人も少なくないんですよ。
 今回は自分で簡単にできるセルフ肌診断の方法と、診断で分かる肌タイプの特徴をご紹介します。

自分で簡単にできる! セルフ肌診断3ステップ

 肌質を調べるとなると「デパコス売り場の特別な機械でなければできない」と思っている人もいるでしょう。しかし、肌診断は誰でも簡単にできるんです。ぜひ、この機会に自分の肌質をチェックしてみてくださいね。

1. まずは洗顔

まずはいつも通りに洗顔を(写真:iStock)
まずはいつも通りに洗顔を (写真:iStock)

 まずは、いつも通り洗顔を行います。メイクをしている場合には、クレンジングでしっかりとメイクを落としてから、洗顔を行いましょう。その後は優しくタオルドライをして、水気を拭き取ります。

2. 10分程度何もつけず放置

 洗顔後は、何もつけずに10分程度放置します。夏場は10分、冬場は5分が目安です。この時、肌のツッパリ感などが気になるかもしれませんが、水分の蒸発によるものなので気にしなくても大丈夫です。

3. 肌の状態をチェック

肌の状態をチェック(写真:iStock)
肌の状態をチェック (写真:iStock)

 放置後は鏡で顔全体をチェックし、どの部位につっぱりやひりつきといった違和感があるかを確認していきます。目の周りは、小じわが目立たないかもチェックしましょう。

 そして、あぶら取り紙を10秒程度「Tゾーン」と「頬」に押し当て、脂がつくかチェックしてください。

セルフ肌診断で分かる4つの肌タイプの特徴

あなたはどのタイプ?(写真:iStock)
あなたはどのタイプ? (写真:iStock)

 洗顔後に簡単にできるセルフ肌診断からは、状態によって4つの肌タイプに分類が可能です。診断から、自分の正しい肌タイプをチェックしてみましょう。

1. 乾燥肌タイプ

 洗顔後、顔全体に強いつっぱりやひりつきを感じる人、目元の小じわが目立つと感じた人。また、あぶら取り紙には、Tゾーンも頬も脂がつかなかった人は乾燥肌タイプである可能性が高いです。

 乾燥肌タイプの人は、油分と水分の両方が不足している状態のため、日頃から両方を補っていくケアが必要です。特に、洗顔やクレンジングでは油分を奪いすぎないケアが必要! クレンジングアイテムを選ぶなら、肌に優しいミルクタイプ、ジェルタイプがおすすめです。

2. 脂性肌タイプ

 洗顔後、顔につっぱり感やひりつきもなく、目元の小じわもないものの、あぶら取り紙にTゾーンにも頬にも脂がついていた人は、脂性肌タイプである可能性が大。

 脂性肌タイプの人は、皮脂バランスを整えていくことが必要です。皮脂を抑えるオイルフリーや皮脂抑制効果のあるアイテムを用いると良いかもしれません。

 しかし、べたつきが気になるからといって乳液やクリームを使わないのはNGです。保湿ケアは怠らないようにしましょう。

3. 普通肌タイプ

 洗顔後、つっぱり感もひりつきもなく、目元の小じわも気にならない人。また、Tゾーンにも頬にもどちらも脂がつかない人は、普通肌タイプです。理想的な肌タイプといえるでしょう。

 しかし、普通肌の人も季節の変わり目や加齢などなんらかの原因で肌タイプが変わってしまう場合があるので、油断は禁物です。今の理想的な状態を維持していくためには、肌状態に合わせたケアが必須ですよ。

4. 混合肌タイプ

 洗顔後、場所によってつっぱり感やひりつきがあり、目元の小じわが気になる人。あぶら取り紙では、Tゾーンだけに脂がついた人は混合肌タイプです。

 混合肌タイプの人は、部位によってアイテムを使い分けが必要! 脂っぽいTゾーンは皮脂を抑えられるアイテムを取り入れ、乾燥しやすいUゾーンは保湿効果の高いアイテムがおすすめです。

自分の肌質を知ることが正しいスキンケアにつながる!

自分の肌に合ったスキンケアを(写真:iStock)
自分の肌に合ったスキンケアを (写真:iStock)

 正しいスキンケアは、いかに自分の肌質に合ったケアができているかが鍵となります。万が一、自分の肌質を勘違いしていると、間違ったスキンケアをし続けることになり、その結果、肌トラブルが起こってしまうかもしれません。

 毎日、ちゃんとケアしているのに肌状態が良くない人は、あらためてセルフ肌診断で自分の肌タイプをチェックしてみましょう。

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