「ああ、彼の肉の味」不倫上司が焦らされ女体に被虐プレイ#6

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2022-05-13 06:00
投稿日:2022-05-13 06:00

ずっとお預け状態なのに、まだ焦らされて…

ーー続けてください。

「ただ、ずっとローターで弄ばれていたから、体中汗びっしょり。私が『シャワーを浴びたい』と言うと、『ダメだ、そのままのU子を味わいたい』なんてセクシーに囁かれて……そのまま、彼に手を引かれ、ダブルベッドに倒れ込みました。

 仰向けにされた私に彼が覆いかぶさって、再び濃厚なキス。今度は耳たぶや首筋にも“キスの雨”が降ってきたんです。

 ブラジャーの中の乳首がジンジンするほど硬くしこるのが分かり、その上、私のアソコにはローターが入ったまま。

 欲望をお預けにされた状態が続いていたので、私、つい叫んでしまったんです。

『部長……欲しいです』って。

 すると、彼はさらに硬くなった股間を、ぐいぐいと私の下腹を圧してくるのみ。

『いじわるしないで……部長のこれが欲しい』と、彼の股間をズボン越しに握ったんです。すごく硬くて、やや左に曲がっていて……(笑)。

 私が『この左曲がりのダンディが欲しいの』って古いジョークを言うと、彼は『僕も早く入れたいけど、まだだな』って焦らすんですよ。

 そうこうしているうちに、どちらからともなく服を脱がせ合いました。私は赤いワンピースに合わせたルビーレッドのレースのランジェリー。彼はグレーのトランクスでしたね。トランクスの前側にはシミがあり、いわゆる先走りの汁がにじみ出ていて、『ああ、彼も興奮してくれている』と嬉しくなって……。

トーターと乳首の二カ所責めに身悶え

 そんな時、突然ローターがヴィヴィーンと振動し始めたんです。

 私は悲鳴をあげて体を波打たせましたが、彼はスイッチを止めてくれません。微細な振動でしたから、さほど激しくはありませんが、膣肉が刺激されるたび、体をくねらせてしまって……。

 彼は、見悶えるを眺めながら私の背中に腕を回し、素早くブラジャーを外したんです。ぷるんと乳房が飛び出し、あっと思う間もなく乳房が両手で包まれ、揉みしだかれました。

 彼は『キレイなオッパイだ』と言いながら、乳首を口に含んできて……。すごく気持ちよかった。唾液の生温かさと舌づかいがたまらなくて……。

 私は『もっと吸って』と言わんばかりに、乳房を彼の唇に押しつけていましたね。

 膣内ではローターでも刺激されていましたから、同時に二カ所責め。もう、背中がぞくぞくするほど感じてしまったんです」

シックスナインの体勢へ…

ーー聞いている私もドキドキです。続けてください。

「私が、再度『我慢できない、もう許して……』と言うと、『しょうがないな。裸になって僕の顔にまたがって』と言われました。シックスナインの体勢です。

 私が起きあがってパンティを脱ぐと、彼は『ローターはそのままで』と命じられて……。どこまでも意地悪でエロティックな彼に完全に翻弄されているんですが、これがなかなか興奮するんです(笑)」

蒼井凜花
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官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
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