実感!偉大なる“おばあちゃんの3大教え” 2022.6.14(火)

コクハク編集部
更新日:2022-06-14 06:00
投稿日:2022-06-14 06:00
 おばあちゃんっ子です。母が病弱だったこともあり、小さな頃からしょっちゅう祖母の家に預けられていました。大学も祖母の家から通うことになり、5年ほど一緒に住んでいました。
 大正生まれの祖母は、やはりそれなりに厳しく、何十回も大喧嘩をしました。最終的にお互い泣きながらハグし合って仲直り……なんてこともしばしば。祖母と暮らした日々は、かけがえのない思い出です。
 祖母が亡くなって14年。今でも私が守っている“おばあちゃんの3大教え”をご紹介します。

1. 地獄の二日酔いには「梅干しお湯割り」

 社会人になって間もない頃でしたか。べろんべろんになるまで飲んでしまい、そのまま玄関で寝てしまったことがあります。朝方、ものすごい剣幕で祖母に怒られました。そりゃそうだ。

 当然、空前絶後の二日酔いで、祖母のお小言にもしかめっ面で相槌を打つのがやっとの状態。そんな私に祖母は梅干しのお湯割りを作ってくれました。

「もう二度とそんな飲み方をしないと約束しなさい」

 厳しい言葉でしたが、そのお湯割りのうまかったこと。以来、二日酔いの朝は、梅干しお湯割りを飲むようにしています。なんでも梅干しに含まれるピクリン酸が肝臓の機能を高めてくれるのだそう。適度な塩味と酸味も◎。

 残念ながら泥酔グセは直らなかったけどね……。ばあちゃん、ごめんやで。

2. 生理痛には「実母散」

 10代からずっと生理痛に苦しんできました。あの内臓をギューッと絞られるような痛みよ。何度か婦人科にも行きましたが、異常なしとのこと。理不尽すぎるだろという不快感からまた痛みが増すという無限ループに陥っていました。

 生理のたびに痛い痛いとぼやく私を見かねた祖母は「実母散」という漢方のお茶を与えてくれました。チンピやサフランなどの女性特有の症状によい生薬が配合されているのだそう。

「おいしいからじゃなくて、体のためだと思って飲みなさい」

 祖母はいつもそう言い、彼女自身も飲んでいました。独特な風味が当時は苦手だったのですが、今ではすっかり慣れておいしいとさえ思えるようになりました。

 これから迎えるであろう更年期の備えとして、飲み続けたいと思います。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


気になる「VIO専用シェーバー」の使い心地 2022.7.26(火)
 アンダーヘアの処理ってどうしていますか? 完全に毛をなくす「つるすべ派」、少しだけ整える「ナチュラル派」、あえてそのま...
ミネラルパウダーの基本的な使い方&顔以外に使う応用法3選
 毎朝時間をかけて丁寧にメイクしているのに、数時間でメイクがヨレてテカリが気になる……そんな人におすすめしたいのが「ミネ...
くせ毛を撲滅せよ!覚えておきたい“美容院級”ブローのやり方
 ひどいくせ毛で美容院に行き、いい感じに仕上げてもらったのに、家に帰ったら自分で再現できない! そんな悩みを持っている人...
アラフォーの体型をおしゃれに隠す“ギリ攻め”水着選びのコツ
 アラフォーになると、体型に自信がなくなる人も増えてきますよね。特に悩むのが、プライベートや家族との休日に、海やプールに...
うっかりダメ!ウォーキングの日焼け対策を解説、健康美に♡
 運動が苦手な人でも手軽にできるウォーキングは、コロナ禍で在宅ワークになった人やダイエット中の人に人気の運動ですよね。 ...
伊達メガネが似合わないの、私だけ? 選び方を見直して
 伊達メガネを使いこなしているおしゃれ女子を見て「私もかけたいけど、似合わないしなぁ……」と、諦めていませんか? それ、...
夏こそ保湿! 乳液・クリームで乾燥に負けないうるツヤ肌に
 クーラーによる乾燥、紫外線と高い気温。加えてマスクによる摩擦など、肌への刺激が多い今夏。  疲れた肌をしっかり保湿し...
海辺の残念すぎる「日焼け対策」腕毛ボーボーは目立ちます
 夏といえば海!! 今年は久しぶりに行動制限のない夏を迎えられそうな気配もあり、 海での出会いを期待している人もいますよ...
過剰な露出はNG!“痛いおばさん”回避のためのファッション道
 年齢を重ねていくと難しくなる洋服選び……。数年前までは「似合っている」と思っていたものが、急に「似合わなくなった」と感...
男性が見ている部位はどこ? ひじ・ひざの粉吹きは論外です
 男性からの好感度を上げたり、好きな男性の心を掴むためには、自分磨きが欠かせませんよね。しかし、毎日常に気を張っていると...
「体型コンプレックス」を克服する!スタイル美人と比べない
 女性だったら誰もが、体型になんらかのコンプレックスを抱えているはず。でも、コンプレックスが多すぎると、自分が嫌いになっ...
アラフォーの性交痛 相性悪いから濡れない?【薬剤師監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
「冷やし美容」やらなきゃ損!? お肌も気分もリフレッシュ♡
 夏になると、汗や皮脂で開きっぱなしの毛穴に悩む人も多いですよね。暑さで開きやすくなった毛穴だと、朝に時間をかけて完成さ...
【涙活】即実践!ガッツリ泣いた後に目が腫れないテク5つ
 失恋したり、感動するドラマを見たりして大泣き……そんな日もありますよね。とはいえ、翌朝鏡を見たら、目がパンパンに腫れて...
40代が似合う「くすみを隠すメイク」ファンデに頼りすぎない
 40代になると目立ってくる「くすみ」。隠そうとして厚塗りにすると崩れるし、薄くつけても全然隠れない……。そんな悩みを抱...
マスクにメイクが付いちゃった! ぶっちゃけ変える頻度は?
 コロナ禍ではじまったマスク生活。女性にとっての一番の悩みは、メイクの汚れが付いてしまうことではないでしょうか。マスクを...