更新日:2022-07-19 14:18
投稿日:2022-07-08 06:00
冷めた料理と仏頂面の彼
どれくらい経ったか分かりません。
少し体調がよくなったので、席に戻ると、テーブルには冷めた料理の皿が並んでいました。
そして、仏頂面の彼がぽつんと座っていました。
料理に手を付けることもなく――。
私が『もう、体調はよくなったから、一緒にいただきましょう』と食事を再開したのですが、ムードは白けたまま。当たり前ですよね。時刻を見ると、私は30分も化粧室にうずくまっていたんですから。
それでも何とか食事を終えて店を出たんです。
「ホテルはキャンセル」彼の冷たい言葉に涙
私が『さっきはごめんなさい。早くRさんに抱かれたい』と、しなだれかかったんですね。
すると、『ホテルはキャンセルしたよ。またの機会にしよう』という予想外の言葉が返ってきたんです。
私はとっさに『もう体は大丈夫よ。せっかくの記念日なのに……』と言うと、彼、クールな表情で『タクシーまで送るよ』とひと言。
私は呆然としたまま、彼が停めてくれたタクシーに乗りました。
(うそ……こんなことになるなんて……)
思いがけない展開に涙を滲ませながら、ぼんやりと流れゆく車窓の風景を眺めて――。
その後、さらに恐れていたことが待ち構えていたんです」
続きは次回。
エロコク 新着一覧
強振動がお好みの皆さん、お待たせしました。かつて電マはパワーの強さを競い合っていましたが、最近はあまり聞かなくなりまし...
結婚10年目にしてレズビアンの彼女ができたW子さん(41歳・パート主婦・子供なし)。二人の幸せな時間はほどなくして消え...
コロナ禍で、お部屋デートが続く今日このごろ、今週も彼が部屋に泊まりに来た……! と、戸惑う女性が少なくありません。時に...
ビビッドなオレンジ色で、形状はまるで糸切りバサミ。雑貨ショップの店頭にあってもおかしくない風貌の「サティスファイヤー ...
結婚10年目にしてレズビアンの恋人ができたW子さん(41歳・パート主婦・子供なし)。一目ぼれした相手・A美さんとのセッ...
年上女性と年下男性とのカップルが珍しいことではなくなっている今日このごろ、「年上の人とのエッチは最高!」と絶賛する男性...
膣トレが盛んな昨今、グッズも多様化しています。骨盤の内側に張り巡らされた骨盤底筋群を刺激し、鍛えるためのグッズのことで...
結婚10年目にして女性と恋に落ちてしまったW子さん(41歳・パート主婦・子供なし)。お相手の女性は、新宿二丁目のレズビ...
「完全防水 静音設計 ナカイキボールバイブ9」を輩出しているのは、人気ブランド「P×P×P」。防水仕様であること、作動音...
これを見てすぐに「ラブグッズだ」と分かる人は少ないのではないでしょうか。「マジックモーション マジック ロトス」は、れ...
「同じ敷地内に立つマンションの別棟」に不倫相手と住むH美さん(27歳・派遣)。LINEでの連絡は毎日、そして3日に一度は...
不良少年が捨て犬を保護した……そんな現場を目撃したら「超~いい人!」と思っちゃうのが人情というもの。好印象から悪印象へ...
不倫相手と同じ敷地内のマンションで新生活を始めたH美さん(27歳・派遣)。しかしある日、分譲のA棟に住む彼と賃貸のB棟...
女性の性感帯はいまだ謎に包まれたところが多く、中でも最もミステリアスなのがGスポットでしょう。ラブグッズ界もこれまで、...
ついに不倫相手と同じマンションでの生活を始めたH美さん(27歳・派遣)。引っ越し当日は彼を部屋に招き入れ、新居で甘いセ...
昨今はハイデザインなラブグッズが増える一方で、レトロなものはいつのまにやら少数派。「桃色GENERATION」は、10...