えっ、話が違う!子作りルールに従わない夫に不信感が募る妻

並木まき ライター・エディター
更新日:2022-07-16 06:00
投稿日:2022-07-16 06:00

私は我慢しているのに

 真実さんが求めている家庭内ルールには、けっこう細かなものもあり、

「食事が必要なときは帰宅の2時間前までに連絡を入れる」

「バスタオルは共有しない」

「トイレのタオルも別々のものを使う」

 など、日常生活に関係するものも少なくないのだそう。しかし真実さんとしてもアキラさんと居心地のいい家庭を築きたい思いはあるので「多少のことは守ってもらえなくても我慢をしている」と話します。

ルールを守らない、子作りも協力的じゃない

「でも、子作りだけはひとりじゃどうしようもないじゃないですか。結婚した以上は親に孫の顔も見せたいし、年齢的にもそろそろ妊娠しないとダメなんじゃないかって思っています。

 だからアキラさんにも子作りに真剣に取り組んでもらいたいのですが、ルールを守ろうとしないどころか、子作りにも意識が向いていないような感じなので、どうしたものかと悩んでいます。

 ルールが嫌なのかと尋ねても、返ってくる返事は『別に? そんなことないよ』と言うだけ。彼の考えていることがわかりません」

 ◇  ◇  ◇

 年齢的に妊娠を焦る真実さんに対し、子作りにまったく協力的ではないという夫のアキラさん。しかしアキラさんには子作りに協力できない切実な事情があったようです。

 次回に続きます。

並木まき
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ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
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日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

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