更新日:2023-01-26 19:03
投稿日:2022-07-28 06:00
彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、ちょっとした有名人。タヌキか妖怪の噂も囁かれるなか、健康に関する知識はズバ抜けている――。
今日も悩みを抱えた女性が、ウワサを聞きつけて、ふらりと立ち寄ったようですよ。
今日も悩みを抱えた女性が、ウワサを聞きつけて、ふらりと立ち寄ったようですよ。
1. バストが小さくて自信が持てない
今回の相談は由香さん(28歳女性/仮名)から。
「……私、パートナーとうまくやっていく自信がなくて」
えりのボスは、うなずきながら由香さんの話を聞いています。
「なにか不安なことでもあるの?」
顔を赤くしながら、由香さんは気まずそうにつぶやきました。
「実は……胸の小ささがコンプレックスで……」
由香さんは話してくれました。10代のころから、小さな胸で悩んでいたこと。ついついまわりの女性と見比べてしまい、情けない気分になってしまうといいます。
「パートナーは気にしていないみたいなんですけれど……。私自身が嫌なんです。キレイにバストアップして、自信を持ってお付き合いしたくて」
えりのボスは口にしていたコーヒーをそっとテーブルに置き、由香さんを見つめました。
「バストの大きさなんて人それぞれだし、本当は気に病む必要なんてないんだけどね。……でも、自分は気になるのよね。ムスメ時代って、そういうものかもしれないわ」
えりのボスは、由香さんに微笑みかけました。
「とっておきのバストアップの秘訣、お教えするわね!」
目を輝かせ、えりのボスの話に聞き入る由香さん。
これは放っておけません!
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