更新日:2022-09-20 06:00
投稿日:2022-09-20 06:00
「同調意識」に敏感だった?
みんなが当たり前にできることがつらい (写真:iStock)
30歳を迎えて人生経験も増えた自分。私は「同調意識」を敏感に感じ取っていたのかもしれない、と今になって思う。
みんなが参加するのだから、お弁当会には参加しないといけない。
人の話には、興味がなくても相槌を打たなければいけない。
女子としてみんなが当たり前にやってきたことが、大人になった今むしろつらい。でも今はリモートワークも増えて、仲がいいわけでもない女性とお弁当を食べる機会自体が減った。奇しくも、あのパンデミックが私を苦しみから救ってくれた。
お弁当ルールが教えてくれたこと
自分が変わらなくても環境が変われば… (写真:iStock)
強制的に環境が変わったら、すっと脱力することができた。
頭のいい人に相談すると、必ず「自分をアップデートしよう」と言われる。でも、自分を変えなくても、環境を変えるという選肢で、ラクになれることを知った。
この先「環境を変えるのも怖いし、自分を変えることもできない」という最悪のことも起こるかもしれない。
でも「お弁当ルール」が教えてくれたのは、選択肢はひとつではないということ。周りの目が気になっちゃう自分を守りながら、選択肢を少なくとも3つ持つようにしよう。
そんなルールを持ちながら、今日も私はなんとか仕事をしている。
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