復縁前提で離婚した元妻がいながら…29歳女性を妊娠させた男

並木まき ライター・エディター
更新日:2022-09-17 22:12
投稿日:2022-09-17 06:00

アプリに登録したのは面白半分

「でも面白半分で登録したアプリで理沙に出会って、子どもができたから状況が変わったんです。

 元妻に今の状況を話しても到底、理解してくれないだろうからまだ僕からは理沙との結婚のことをきちんと話せていないんですよね。

 それと並行して、理沙にも元妻との経緯を話すことができていないままだから、理沙は理沙で僕に不信感を抱いているかもしれないなとは思います」

 妻である理沙さんから「元妻と会っているの?」と質問されたときには「驚いて、思わずごまかしてしまった」と話すタイチさん。

 出産前には真実を告げて、元妻との関係を清算する必要があると考えているそうですが、なかなか行動に移せないでいるとのことです。

子どもが生まれたら諦めてくれるのでは

「こういう話をするのが、性格的に苦手なんですよね。いや、どこかできちんと両方と話をしなくちゃいけないとはわかっているんですけど。

 時間が解決してくれないかな〜とも思っちゃって、後回しになっています。ダメですよね、やっぱり話したほうがいいですよね。いやほんと、ズルズルとしていちゃいけないってわかってはいるんですよ。

 理沙との間に子どもが生まれたら、僕が何かしなくてもさすがに元妻も諦めてくれんじゃないのって期待しちゃっていますけど、甘いですかね?」

 ◇  ◇  ◇

 恋人同士であれ、夫婦であれ、100%同じ価値観を有する男女は稀です。ましてや交際前の男女となれば、なおのことです。少しのすれ違いが、大きな溝に発展することも少なくないのが異性間における現実でしょう。まさにこれこそが、男女関係における醍醐味にもなれば致命傷にもなる“冷酷と激情”のはざまなのかもしれません。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

ラブ 新着一覧


いざ、パートナー探し…初期投資は締めて「12万円」ナリ
 独身崖っぷち、アラフォー女性記者が果敢に(?)潜入取材した結婚相談所の生態をリポートしていきます。  1回目は...