「マッスルスナック」潜入ルポ!推し活未経験女がまんまと…

久留米あぽろ ライター・コラムニスト
更新日:2024-02-19 12:32
投稿日:2022-10-03 06:00

推しに課金し、触れ合う沼体験

 チップは、おひねりスタイル。こんなこと、自分がする側にまわる日が来るなんて夢にも思わなかった。どのマッスル体験をするか悩んだが、私は気になった「床ドン」を選択した。

 お気に入りのマッチョに手を引かれ、ヨガマットの上に寝転ぶ。その後、なんとマッチョが私の上で、腕立て伏せをはじめた。

 大きい音でかかっているパーティミュージックのおかげで、リズミカルな腕立て伏せが何か別の動きのように感じてくる。

 途中、マッチョがTシャツを脱いで、私の頭の上あたりに「パサ……」とTシャツを置いた。

 この頃にはもう、五感がMAXレベル! とにかく大興奮した。

マッチョの熱さで性癖に変化

 チップといっても、1000円程度だ。それなのに、触れるか触れないか、ギリギリの距離まで接近できるとは……。マッチョの熱さを感じていたら、いつのまにか性癖が変わってきた。

 これまで、マッチョな男性が好きだと思ったことはなかった。普通体型以下の、すらっとした男性が好みだったのに……私はその日「好みの男性、マッチョ」に変わってしまった。

 1時間の飲み放題に、チップ代を入れても4000円程度。お酒をたくさん飲む人なら、むしろお得だ。

 しかも、チップを入れたマッチョはそのあともたくさん筆者に絡んできてくれて、脳みそが「もっと仲良くなれそう」という錯覚を起こし始めた。これはやばい、どう考えても沼でしかない。

久留米あぽろ
記事一覧
ライター・コラムニスト
セクシャルウェルネス、ジェンダーなどに関心を持つライター・コラムニスト。女性向けの恋愛・婚活コラムの執筆、シナリオライターとしても活動。シズル感のある取材執筆も得意。日々気になるスポットに突撃し、個人的にレポートを溜め込んでいる。

ライフスタイル 新着一覧


うわべだけのママ友はいらない! 無理に付き合わないコツ4つ
 共通点があることは、人間関係を深くする上で大事なポイントです。学生時代の友達作りの流れを見てみると「部活動を共に頑張っ...
恋人と話し合い投薬治療を続けるも…また全身に湿疹が出現!
 潜在的な患者も含めるとおよそ30〜60人にひとりの女性がかかると言われている甲状腺疾患。バセドウ病は、甲状腺機能が亢進...
ズルい!「キミが1番好きだよ」の裏に隠されたオトコの真理
 気になるカレから口説かれるとテンションが上がりますよね。その気になってしまって、気がつけばお泊りなんてことも。でも、そ...
大変なことに!“にゃんたま君”がカメラバッグにマーキング?
 むむむ! くんくん! おいらの縄張りに怪しいものがあるぞ!  知らない猫の匂いがする……?  きょうは、私...
お試しの価値アリ!ふわモコ可愛い「ミモザ」の素敵な飾り方
「ウチの野菜はなんだかみんなデカ過ぎる」  お花のお買い物がてら、家庭菜園で採れるお野菜の差し入れを何かとしてくだ...
「負けられないにゃ!」“にゃんたま”が雌猫ちゃんを取り合い
 きょうは、モテ三毛猫ちゃんに群がるにゃんたま君ふたり。  こんなシーンに出くわしたらドキドキしちゃいます。 ...
皆の憧れの的…いつまでもオバサンにならない女性の特徴5つ
「あの人はいつ会っても若い」そんな女性、あなたの周りにもいませんか?  美人だから、というだけじゃない。いつもパワフル...
アナフィラキシーだった…バセドウ病治療は危険と隣り合わせ
 女性ではおよそ30〜60人に1人、男性ではおよそ50〜100人に1人がかかると言われている甲状腺疾患。圧倒的に女性に多...
パパ活してる?してない?…男性はここをチェックしています
 パパと称するいわゆるパトロンに会ってお食事し、お金をもらう……。そんな「パパ活」というものが陰で流行っているとかいない...
解決策はコレ! 働く女性が実践すべきカレの浮気を防ぐ方法
 30歳を過ぎると、浮気されて怒る側から浮気相手として求められる側に立つことが多いです。不倫じゃんと思うことも……許すま...
プロポーズの季節…メス猫について歩く健気な“にゃんたま”君
 ネコ界ではプロポーズの時期、にゃんたま君はメス猫の後ろを、三歩下がってついていきます。  健気に毎日毎日…それは...
家族の介護に“ラク”を取り入れよう! 在宅介護のアイデア4選
 家族の介護を頑張っている人ほど、毎日のことに心が折れそうになることもあるはず。戸惑うことも多く、お手上げ状態になる人も...
アナタの人気度急上昇!「チューリップ」の飾り方テクニック
「本当の妖精って見たことある?」――。知人との他愛のない話の中で、思わず二度聞きするような質問をされたことがございます。...
ワンオペ育児はあり得ない! 見習いたい台湾パパの働き方
 最近日本では、ワンオペ育児という言葉をよく耳にします。ワンオペ育児を頑張っている日本のママさんには尊敬の念しかありませ...
ポツンと一軒家みたい? 小さな集落で“にゃんたま”を大捜索
 にゃんたまカメラマンは今日もゆく!  小さな集落でにゃんたま君がいる場所を聞き込みし、さらにそこからずっと離れた...
蕁麻疹と息苦しさで救急搬送…医者に見逃された“薬の副作用”
 女性ではおよそ30〜60人にひとり、男性ではおよそ50〜100人に1人がかかると言われている甲状腺疾患。圧倒的に女性に...