鶏の唐揚げは本当にビール(orレモンサワー)一択?
お正月料理に飽きてしまい、ホムパ続きで胃袋も勢いづく今日この頃。ついつい食べたくなる筆頭格のコッテリ系料理と言えば「唐揚げ」ではないでしょうか!? ここ数年、鶏の唐揚げ専門店が続々と出店するなど、唐揚げは老若男女問わず不動の人気ですよね!
「唐揚げに合わせるお酒はビール(orレモンサワー)一択でしょ!」とおっしゃる方が多いと思うのですが(私もワインエキスパートの資格を取るまではビール一択でした・笑)、実はそれに匹敵するぐらい、相性のいいお酒があるんです!
それが……、キリリと冷えた白ワイン!!
もうね、驚くほど抜群に合うんですよぉー! 実際にこのペアリングを体感して以降、私は「唐揚げには白ワイン一択!」になっちゃいました。
今回は、2023年のアナタの唐揚げライフに変化と彩りをチョコっと添える、お洒落なペアリングをご紹介します♪
コスパ最強の辛口白ワインを発見!
白ワインには数多くの種類がありますが、鶏の唐揚げにはまずコチラを合わせていただきたい! 今年も間違いなくお世話になる「成城石井」にて前回に匹敵するぐらい、コスパ最強の1本がありました!
1,089円(税込み)というお財布にすこぶる優しい歓喜の価格で購入した『JACOB'S CREEK RIESLING(ジェイコブス・クリーク リースリング)』。オーストラリアで栽培された白ブドウ品種・リースリングでつくられた辛口白ワインです。
リースリングはシャルドネと並ぶ“2大高貴白ブドウ”のひとつで、優雅さや繊細さが身上。ドイツが主産地ですが、フランスやオーストラリアでも栽培されていて、非常に強いシャープな酸味が最大の特徴のブドウ品種です。
見た目も味わいも爽やか
グラスに注ぐときれいに透き通るグリーンがかったレモンイエロー色。ライムやレモン、グレープフルーツ等の柑橘系の爽やかな香りが中心ですが、青リンゴや可憐な白い花のようなやさしい香りもフワッと広がります。
口に含むと、清涼感あるスッキリ・サッパリとした強めの酸味。甘さは一切なく、一口飲むとパッと目が覚めるような爽快感がありながら心地よいミネラル感が全体を包みます。
唐揚げにはレモンが添えられていますが…
カリッとジューシーな鶏の唐揚げには、脂と相性の良いカットしたレモンが必ずと言っていいほど添えてありますよね。
つまり、唐揚げとレモンの組み合わせがテッパンであるのと同じように、飲んだ瞬間、口中全体をサッパリさせてくれる柑橘風味の白ワインも最強に合うんです! 噛んだときにジュワっと出てくるジューシーな肉汁が、この白ワインの果実風味と相性抜群なんですね。
レモンをキュッと搾るような感覚でこの白ワインを合わせると、ワインの酸味が衣の脂っぽさを洗い流してくれるので、口の中は鶏肉のおいしい風味とワインの香りだけが残ります。
私もそうですが……、唐揚げ1個ずつに、た~っぷりのレモン果汁を絞って食べたいレモン好きの方には、間違いなく「柑橘系の酸味強めワイン」がペアリングとして最高です。
それに複数人で一皿に盛られた唐揚げをいただく際は、「レモンを絞ってもいいですか~?」と尋ねるのがオトナのマナーですが、万が一、「レモン、苦手だからかけないで!」という方が同じテーブルにいた場合にも、安心してください! レモンかけたい派は、この白ワインがレモンの代わりになってくれますよ。
鶏の唐揚げと白ワイン、入りまーす!
先んじてレモンかけたい派の私は、飲み会の席で鶏の唐揚げがオーダーとなった場合、白ワインも合わせて絶対に注文しています(笑)。
これまで鶏の唐揚げにはビールを合わせてきた定番派の方も、ちょっと意外な組み合わせかもしれませんが、白ワインをお手に取ってみてください♪ このペアリングのおいしさを体感した今年のアナタはきっと「唐揚げには白ワイン宣言」をしたくなるでしょう。
今回は鶏の唐揚げとのペアリングをご紹介しましたが、トンカツ、アジフライ、タコ唐、メンチカツ、ポテトコロッケetc……揚げ物とワインの相性ってとにかく奥が深い次第でして……それはまた別の機会に♪
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※「成城石井」のオンラインストアでも購入可能。本文内のワイン価格等は著者購入時のデータとなります。
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