ED夫の指ワザで2度のアクメ、人生初の挿入ナシで爆ぜる私 #3

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2023-01-20 11:24
投稿日:2023-01-13 06:00

必死に腰をくねらせフェラを

 私のほうが興奮し、腰をくねらせながらフェラをしましたね。あまり淫乱な姿を見せないよう、でも、セクシーだと思ってもらえるよう、必死に……。

――ありがとう……気持ちよかった。

 咥え始めてから十分ほど経ってからでしょうか。

 
 彼が私の髪を撫でながら、腰を引いたんです。フェラチオはここまで、という感じで」

再び受け身の体勢へ

――続けてください。

「その後はまた、私が受け身の体勢となりました。

――M子、また仰向けになってくれるかな。

 私は言われた通り、ベッドに横たわると、再び情熱的なキスをされました。今度は舌を絡めた濃厚なものです。私も彼の舌に合わせて懸命にくねらせましたよ。唾液を行き来させ、いくども唇を押しつけたり、ついばむようなキスをしたり……幸せでした。

 挿入だけがセックスじゃないと言いますが、あれは本当ですね。精神的な安心感ややすらぎに包まれると、もうそれだけで幸せ。幸福感に包まれるんです。

彼の指が膣内に

――M子……可愛いよ。

 彼の右手が、私の乳房からわき腹をすべり、再び股間へとおりてきたんです。

 肉ビラをくつろげた指が、花園の浅瀬を弄ると、ニチャ……という粘着音が響いたんです。

――すごく濡れてるよ……。

 指がわずかに挿入されました。

――ン……ンンッ。

――大丈夫。ゆっくり入れるから。

 指がズブ……ズブズブ……と私の膣肉をこじ開けるように挿入されて、

――あっ、あっ、ああっ……。

 私は彼の二の腕にしがみつきました。

 はしたないのですが、抜き差しを始めた彼の指の動きに合わせて、腰を揺すってしまって……」

蒼井凜花
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官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
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