既婚の女友達が漏らす旦那の愚痴!結婚は本当に墓場なのか?

ミクニシオリ フリーライター
更新日:2023-01-24 06:00
投稿日:2023-01-24 06:00
「結婚に希望を感じない」、「結婚は人生の墓場だ」。今、未婚世代で結婚をネガティブに捉える人が増えているという。周りの既婚友人や親からパートナーの愚痴を聞いたことがある人は多いのではないだろうか。
 中には「よく耐えられるな、そんなに嫌なら別れちゃばいいのに」と思うような話もあるだろう。結婚しているからこそ、そう簡単に別れられないのは理解できるし、愚痴っていても離婚を選択しない人もたくさんいる。――結婚って、本当に地獄なのだろうか。

女子会での止まらない「旦那への愚痴」

 久しぶりに社会情勢が落ち着いてきた折に、大学時代の友人たちと会うことになった。集まるメンバーの過半数が結婚しており、子どもを持つ人も増えた。30代を迎えてからは独身者がマイノリティーだ。

 最初は酒を片手に大学時代の思い出話に花が咲く。しかし、近況報告のターンに入った時、一番最初に大きな声で「ちょっと聞いてくれる?」と口火を切ったのは、3歳の子どもを持つA子だった。

 A子は大手企業に勤めていて、パートナーより稼ぎのあるバリキャリ女子だ。すでに一軒家も購入済みだが、パートナーに対して文句が尽きないようだった。その日も子連れで飲み会に参加しており、そのことについても納得していないようだった。

「旦那は今日家にいるんだけどさ、友達とオンラインゲームを繋ぐから子どもは見れないなんて言うんだよ。私のほうは話してるだけなんだからいいでしょ、とか言われて。頭に来たから逆に連れてきたけど、本当に信じられない」とA子。

 彼女自身もパートナーも自分の意見を固く曲げないタイプのようで、日々ケンカが尽きないという。

 その話に大きく頷くB子。正社員の保育士として働いていたが、現在は子どもが生まれ、契約社員だそう。B子もマンションを購入済みだが、何度も離婚を考えたと話す。

「旦那は小さいことで私に注意してくるくせに、私が頼むことは何もやってくれないの。脱いだ靴下は裏返さないでとか、お茶は出したらしまってとか、そんなことだよ? 自分は平日も楽しく飲み会に行くし。

 私のほうが勤務時間が短いからって、家事も子育ても任せっきりでほとんどやらないから、いっそ、ひとりでいたほうが楽なんじゃないかって思っちゃう」

 保育士のB子は運良く子どもを預ける保育園を早めに見つけられた。自分が働けている環境も相まって、精神的なストレスを減らすために離婚を検討しているという。

「結婚って大変だよね」と言うしかない

 既婚者だが、子どもは持たないC子もため息をつく。アパレル店員として働くC子はいつもおしゃれで小綺麗だが、その分、自分のために使いたいお金が多いと続ける。

「そういう話聞いてると、子どもなんて持てないなって思っちゃう。うちは旦那が飲食業で勤務時間が長いし、休みも合わない。家事は積極的にしてくれないし、おまけに相手も多趣味だから金もかかる。

 それでいてお互い給料も多くないしさ、子どもなんて持ったら毎日ケンカになる気しかしない。なんでこんな甲斐性なしを選んじゃったんだか」

 そんなふうに既婚組が揃ってため息をつくのを見ていると、独身組は「結婚って大変だよね」と言うしかなくなったのだった。

ミクニシオリ
記事一覧
フリーライター
フリーランスの取材ライター・コラムニスト。ファッション誌や週刊誌、WEBSITEメディアなどで幅広く活動。女性向けのインタビュー取材や、等身大なコラム執筆を積極的に行う。いくつになってもキュンとしたい、恋愛ドラマと恋バナ大好き人間。
XInstagram

関連キーワード

ラブ 新着一覧


教習所に英会話…なぜ女性は「先生」と呼ばれる男性に弱い?
 失恋した時や彼氏がいない時、「そうだ! 何か習い事をして自分磨きをしよう」という思考になることがあります。それはとても...
田中絵音 2020-10-20 06:00 ラブ
彼氏がいるのに好きな人ができた…どっちがいいか判断したい
 彼氏がいるのに好きな人ができてしまうと、本当に辛くて悩みますよね……。彼氏のことも好きだけど、新しい人のことも好きにな...
恋バナ調査隊 2020-10-19 06:43 ラブ
モテるメンズに聞いた 男性の脈なしサインと女子の挽回方法
 世間では草食男子の増殖に比例するように、グイグイ攻めることができる肉食女子も増えておりますね。自分から攻めずとも女性か...
若林杏樹 2020-10-19 06:50 ラブ
彼女を大事にする彼氏の意外な特徴5つ!愛され度チェック♡
 あなたの彼は、いつもあなたを大切にしてくれますか? 「大切にされていない!」と感じた人もいるかもしれませんね。でも実は...
恋バナ調査隊 2020-10-18 06:00 ラブ
彼、結婚する気ある?ない?イチ押し確認法
 メリさんこんにちは。今年30歳になる独身の女です。付き合って1年5カ月、1歳年上の彼氏がいるのですが、私は子どもが大好...
神崎メリ 2020-10-18 06:00 ラブ
倦怠期を越えれば…別れ話を繰り返す彼に耐える女性の心情
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2020-10-17 06:17 ラブ
別れ話を何度しても…結婚に前のめりな彼女に悩む男性の本音
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2020-10-17 06:16 ラブ
本当に離婚でいいの? 別居期間で歩み寄れた夫婦のケース
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。この人とはもう無理!やっていけない!と離婚が頭をよぎる人って多いはずです。本...
山崎世美子 2020-10-17 06:00 ラブ
彼氏の浮気はどこから? 男女別ボーダーライン&浮気サイン
「最近、彼の様子がおかしい」と感じても、浮気かどうかを判断する明確な定義はないので難しいですよね。実際、男女で浮気のボー...
恋バナ調査隊 2020-10-16 06:00 ラブ
何年も引きずるかも…? 離婚で陥る「最も怖いこと」とは
 離婚で陥りがちな最も怖いことってなんだと思いますか? 経済不安? 世間体? 色々あるとは思いますが、何年も苦しむような...
七味さや 2020-10-16 06:00 ラブ
寂しがり屋の男性と上手に付き合うコツ!悩み別対処法7選
 あなたの彼は「寂しがり屋」ですか? 寂しがり屋の男性はマメに連絡をくれ、2人の時間を大切にしてくれます。でもその反面、...
恋バナ調査隊 2020-10-15 06:00 ラブ
バチェロレッテに学ぶ!「運命の男」を選ぶためのポイント
 依然人気の恋愛リアリティーショー。近頃は、女性が大勢の男性のなかから1人を選ぶという逆バチェラー形式も出ています。こう...
内藤みか 2020-10-15 06:00 ラブ
なんで?どうして? 考えても「意味ナシ」な異性からのLINE
 恋人や気になる人とLINEしていると「これ、どういう意味? 意味深すぎる……」と手が止まってしまうことってありませんか...
ミクニシオリ 2020-10-14 06:00 ラブ
23歳で職場結婚、ラブラブ恋人同士だったのに5年後に離婚。
「結婚できるとは思っていなかった」「結婚願望がなかった」。そんな40歳オーバーの男女が結婚に至った経緯とは――。インタビ...
内埜さくら 2020-10-21 23:04 ラブ
“彼氏いない歴=年齢”はよくある? 彼氏ができない4つの原因
 あなたは今、好きな人はいますか? 自分の思いがなかなか実を結ばず、彼氏ができないと焦りますよね。「彼氏いない歴=年齢」...
恋バナ調査隊 2020-10-13 06:00 ラブ
ワケあり内縁妻の存在が発覚した彼氏…加奈子さんのケース#1
 うまくいっていた男性から突然別れを告げられた。大きな喧嘩もなく、急に嫌われるような原因もないのに、もう会えないと言われ...
神田つばき 2020-10-12 06:00 ラブ