TOP5の人気ホステスに暗雲…「偽イロカン」で第2子妊娠?#4

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2023-05-05 09:38
投稿日:2023-05-05 06:00

アイドル復帰よりも今の幸せを守りたい

 当時の私には、お金を貯めてNさんと結婚し、2人で小さな店を開くという夢を持っていたんです。私が所属していたアイドルグループは解散し、個人で活躍をしていました。

 女優やタレントとして輝く彼女たちを羨ましく思う気持ちはゼロではありませんが、やはり、今の幸せを犠牲にしたくなかった。

 辞めたメンバーから連絡が入り、『数人でアイドル活動しない? もちろん、R美に子供がいることは内緒にするから』と誘われた時も、『今のタイミングではできない』と断りました。育児とホステス業、そして何よりもNさんとの時間が欲しかったんです」

店に二人の関係がバレて…

――続けてください。

「24歳から始めたホステス業から、すでに4年が経過していました。Nさんとの関係も続いていた時、恐れていたことが起こったんです。私たちの恋愛関係が店にバレてしまったんです。罰金は50万円。黒服かホステスのどちらかが辞めることが鉄則でした。

 しかし、Nさんが気を利かせてくれたようです。『R美さんとはイロカンです。そのおかげで彼女、常に上位の成績を収めていますよね。これからも上手に彼女を飼いならしますから、見逃してください』って」

蒼井凜花
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官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
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