TOP5の人気ホステスに暗雲…「偽イロカン」で第2子妊娠?#4

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2023-05-05 09:38
投稿日:2023-05-05 06:00

ホステスの恋心を逆手に取った「イロカン」

――イロカン……って何でしょうか?

色恋管理(いろこいかんり)の略です。悩みの多いホステスたちにとって、担当の黒服は唯一、心をさらけ出せる相手です。先ほども言いましたが、仲のいいホステスがいても、日々お客様の奪い合いや売り上げが絡むと、どうしても本音で話せなくて……。

 そんな時、親身になってくれる黒服は、かけがえのない存在です。黒服に恋するホステスも少なくありません。それを逆手に取り、『お前は俺の女なんだから、店でいい成績を残してくれよ』と、色恋で管理するのは、よくあることです。

 本来なら、店長やママに伝えて『イロカン』の許可がおりますが、私たちの場合はそうじゃなかった。だから、彼はとっさにイロカンと答えてしまったようです」

ノルマアップでも彼のために

――そのようなことがあるとは……その後はどうなりましたか?

「私にもお咎めがありましたが、常にトップ5に入っていましたから、ママと店長は、彼との付き合いは認めてくれました。罰金も退店もなかった代わりに、月の売り上げのノルマをアップさせられましたね。具体的な数字は言えませんが……えっと、300万~500万円の間です(笑)。

 うちの店は座って4~5万円、安めのボトルを入れても10万円なので、頑張れば可能な額ですが、育児との両立はキツかったですね。

 毎日同伴相手を見つけ、店ではボトルを入れてもらって……。それでも頑張れたのはNさんのおかげです。彼に抱きしめられたら、日ごろの疲れは吹っ飛びます。

 とりわけ、彼がいちばん優しくしてくれるバックからの挿入を、私は望みました。裸になり、私の腰を引き寄せた彼のペニスがズブズブ……ッと挿入されて……。

蒼井凜花
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官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
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