「僕が女風で働くなんて」美青年セラピストの告白、性のドクターとして…

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2023-06-09 14:38
投稿日:2023-05-26 06:00
 2018年ごろから急増し始めた女性用風俗(通称・女風)。超人気女性タレント・Sが女風を利用し、「最高でした」「自腹で延長します」とのLINEが流出したのも記憶に新しい。
 今回は、本業であるIT関係の傍ら、女性用性感「Z」で人気セラピストとして活躍するジンさん(仮名・32歳)に話を伺ってみた。

癒し系の爽やか王子様

 淡いブルーのシャツに細身のパンツ姿で現れた彼は、女風セラピストとは思えないほど、爽やかで柔らかなオーラをまとっていた。「手を繋いで、海辺を一緒にデートしたい美青年」といった印象だ。

――初めまして。あまりに爽やかなルックスなので、驚いています。

「ありがとうございます。店のプロフィールにも書いてありますが、『癒し系の爽やか王子さま』が売りです。身長は180センチでスリム体型ですが、陸上とK-POPダンスをやっていたので、けっこう筋肉はあるんですよ。細マッチョです」

「性のドクター」のようなサービスを

――ジンさんが勤める女風店の特徴があれば、教えてください。

「僕が勤めるZ店は、欲望の解消というよりも、『性的コンプレックスを抱えている女性のお悩み解消』を重視しています。例えば、『パートナーに心身を解放できない』とか『パートナーのベッドタイムで快感を得られない』などの女性って意外と多いんです。

 そんな方々に『性のドクター』ともいえるサービスをしています。時々、『男性とお付き合いしたことがないから、本命のカレができた時のために、男性に肌を触れられる行為に慣れておきたい』という未経験の女性もいらっしゃいます」

蒼井凜花
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官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
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