今すぐストップ! 美肌を破壊する日常の“NGスキンケア”3つ

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2019-06-19 06:00
投稿日:2019-06-19 06:00

 日差しが強くなるこの季節、いつも以上に肌のケアを念入りにされている女性も多いことでしょう。でも、少しだけ振り返ってみてください。そのケアは逆に肌を傷めていませんか?

 今回は発売されたばかりの美容&恋愛本「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」の著者である蒼井凜花が、自戒の意味を込めて「女性がやりがちな間違った肌ケア」についてお伝えいたします。

1. 洗顔時、シャワーを直接顔に浴びる。

 CMでもよく見かける「シャワーの水を直接顔に浴びる」行為に疑問を抱く女性はいないと思います。

 しかし、水圧は肌にけっこうな負担をかけています。ただでさえクレンジング剤や洗顔料でバリアを失い、無防備になった皮膚には、かなりのダメージがあると覚えておきましょう。

 面倒でも、手のひらにすくったぬるま湯ですすぐことを習慣化してください。

2. 美顔マッサージが老け顔を作る

 顔のマッサージやツボ指圧を、日々のスキンケアに取り入れている女性も多いでしょう。

 しかし、過度な刺激は考えもの。必要以上の摩擦や圧が、肌の色素沈着や黒ずみ、筋繊維を破壊して、シワやタルミの原因になることもあるのです。

 マッサージはあくまでも優しく。そして、必ずマッサージクリームやオイルを使用しましょう。

 私自身、タルミ防止はマッサージのみに頼らず、前回のコラム「今や美人の常識!『鼻の下は短く』をメイクのひと手間でGET!」でもお伝えしたように、以下のことを心がけています。

・普段から口角をあげる習慣をつける
・口の中で舌をぐるぐるローリングする(頬の粘膜を内側からアイロンがけするように)

 これを続けるだけで、口もとのもたつきが激減します。

 顔面や舌の筋肉を鍛える顔ヨガは、老化防止におススメです。

3. 肌が悲鳴をあげる睡眠をとっていませんか?

 過度なマッサージに加えて、睡眠時にも注意が必要です。

 皮膚科のお医者さまが「枕の摩擦や圧迫で頬が黒ずんだり、シワができている女性が増えている」と教えて下さり、以来、私は仰向けで寝るようになりました。

 また、首のシワを作らないためにも「低めの枕」は必須。

 そして意外に自分では気づかないのがボディーの黒ずみです。

 あるベテランのエステティシャンは、「ガードルやストッキングがこすれて、腰やヒップまわりに色素沈着している女性がとても多い」と話されていました。

 ボディーラインを美しく見せるための下着類が、逆に肌にダメージを与えているのです。

 締めつけのキツイ下着は要注意ですね。

まとめ

 いかがでしたか? シャワーは直接顔に浴びない。過度なフェイスマッサージは避ける。枕による摩擦とともに、下着の圧迫にも気をつける。

 日々の些細な心がけが、10年後の美しさにつながります。

 あなたの大切なお肌を優しくケアしてくださいね。

蒼井凜花
記事一覧
官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
オフィシャルサイトYouTube

ビューティー 新着一覧


低用量ピル愛用歴10年でドクターストップが!2022.6.9(木)
 ここ数年ですっかり身近になった低用量ピル。周囲にも「飲み始めたんだ~」と気軽に話してくれる友人が増えてきました。しかし...
梅雨の湿気で髪ボンバー!「ボサこ&ぺたんこ」お悩み別対策
 湿気の多い梅雨の季節は、髪に関する悩みが尽きませんよね。ボサボサになって広がってしまう人、うねってしまう人、ぺたんこに...
「黒目を大きく見せるメイク」習得すべし!やりがちNGも紹介
 ポイントメイクの中でも、多くの女性が重要視しているアイメイク。アイメイクのトレンドは変わっていくものの、黒目の部分が大...
万年ダイエッター卒業? 夏までに無理せず緊急ダイエット5選
 ダイエットは、女性にとって永遠のテーマです。「年中、ダイエットをしている」なんて人もいれば、なんらかの理由で「すぐに痩...
2022-06-04 06:00 ビューティー
【ドラコス3選】ギョッ!シミ・シワのケアは毎日の習慣に
 久しぶりにデパートのコスメカウンターに座って鏡を見た時に、自分の目元のくすみにギョッとしてしまいました。デパコスを買う...
「本気デートに合うバッグ」男性は金銭感覚も見てるんだと!
 大好きな彼とデートに行く時、メイクや洋服のコーディネートはばっちり決めていくのに、バッグに関してはいつもの使い慣れたも...
痩せられる人と痩せられない人には明確な“境界線”があります
 女性の多くは、ダイエットを経験しているでしょう。でも、「結果を出せた!」という人は、意外と少ないもの。どうして同じよう...
「刈り上げ女子」への疑問 伸びてきたらメンテどうしてる?
 最近増えている「刈り上げ女子」。下ろしていればいつも通りのスタイル、アップにすればクールな印象になり、2WAYのスタイ...
叶姉妹は無理でも40女のセクシーメイクは“カモメ”を意識して
 家事や仕事、子育てに奮闘する30代を過ぎ、少し落ち着いてくるのが40代。あらためて、女性としての色気や魅力を大切にして...
どうしてる? 30代40代にも多い「外出先での尿もれ」対策6つ
「尿もれなんて、年を取ってからの悩みでしょ?」と、思っている人は多いかもしれません。でも実は、出産や病気などが原因で30...
プレ更年期って何?デリケートゾーンが痒い!【薬剤師監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
痛くない&疲れないサンダルの選び方 試着時のポイント4つ
 夏になると履きたくなるのがサンダル! デザインも可愛いものが多いですし、なにより通気性が良いので涼しく夏を過ごせますよ...
話題のオールインワンサプリ「TRIPLE ONE(トリプル・ワン)」を試してみた♡ 魅力&最新レビュー
「もっとキレイになりたい」「いつまでも若々しくいたい」と、美を追求する世の女性たち。美肌、美髪を目指すのはもちろん、スタ...
地雷メイクで警官から職質された!? 盛りすぎ失敗エピソード
「私の顔に何か付いてる?」と、気になってトイレに駆け込むと、とんでもないメイクの状態になっていたー! なんて経験は誰しも...
本当に「白髪を抜く」のはNG?黒髪に戻る可能性ってあるの?
アラサー&アラフォー世代になると、目立ちはじめる白髪。世間では「白髪を抜くと増える」「白髪を抜いたら禿げる」なんて噂もあ...
“小さめプチ子”でも谷間が出現! 自然な胸の盛り方&裏技7選
 夏は海や温泉などに行く機会も多く、肌の露出が増える時期です。しかし、この季節、小さな胸にコンプレックスを抱える女性を悩...