「正しくないこと」が「美しくない」とは限らないと知った

小原玲 動物写真家
更新日:2024-03-29 06:00
投稿日:2024-03-29 06:00
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナガの写真とともに、勉強に仕事に恋愛に、毎日をがんばる私たちの背中を押してくれる、きょうのシマエナガちゃんの“ひとこと”です。

 夜が好きだ。きょうの失敗もよれよれのメイクもぜんぶ暗闇で包んで隠してくれる。

 そういえば、道ならぬ恋も日の光よりも街灯の照明のほうが似合う。

 いつか週刊誌が報じた、女性アナウンサーと当時の若手議員の路上キス写真はすごく綺麗で、まるで映画のワンシーンみたいだったね。

 正しいことは清いけど、正しくないことが美しくないとは限らないみたい。

 まぁ、実際に当事者になったらそんなこと言ってる余裕なんてないんだろうね。

小原玲
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動物写真家
1961年、東京都生まれ。茨城大人文学部卒。写真誌「フライデー」の専属カメラマンを経て報道写真家として国内外の雑誌での活動後、動物写真家に転身。近著に写真集「シマエナガちゃんの日々 - ぼくはここにいるよ -」(ワニブックス)や「Kiss!」(小学館)や「アザラシの赤ちゃん かわいいのヒミツ」(講談社)などがある。2021年11月、永眠。
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