親との距離感むずい…小言付き同居or孤独な別居、子連れで出した答え

tumugi・ひでまる ツレ婚夫婦ライター
更新日:2023-09-20 13:17
投稿日:2023-09-18 06:00

別居して抱いた安心感と孤独感

 やっと賃貸を借りることができ、私と子どもたちは逃げるように入居しました。自分と子どもたちのペースで生活できるようになり、心穏やかに暮らせるように。

 しかし、夜になると漠然とした不安に苛まれるようになりました。将来について、仕事について、育児について、ひとりの寂しさ、これらの感情が波のように押し寄せてきます。

 今までは親が一緒に居てくれたからか、あまり考える時間がなかったのでしょう。子どもたちが寝静まってしまうと否が応でもひとりの時間ができてしまい、情緒不安定になってしまうのでした。

スープの冷めない距離がちょうどいい

 実の親との同居だったとはいえ(だったからこその側面も?)、精神的な負担が軽減されたのは事実です。

 私の場合は、頼りたいときに頼る形のほうが合っていました。後に親にも「同居するより近場に住んでもらったほうが良い」と言われたので、結果的に大正解です。

 現夫とのひでまるとも再婚した際に、彼の実家と絶妙な距離感(2~3駅の距離)を保つことに成功! たまに顔を出す関係性だったため負担も少なく、むしろ義実家に行くのが楽しみなくらいでした。この経験から、親と同居するよりも別居をおすすめします。

 親との関係性にもよりますが、同居だとお互い気を遣ったり、嫌な一面を見てしまったり、不平不満が溜まりやすいでしょう。

 それならば思い切って、ある程度近場に別居をしながら頼りたいときに頼る関係のほうが良いのではないでしょうか。

 よく親との距離感を表すのに「スープの冷めない距離」といいますが、まさにその通り!

 お互いの負担がより少ない理想的な関係を保つためにも、別居で自分自身の生活を送りつつたまに甘えるくらいにしてみては?

 どちらにせよ、親への感謝の気持ちを忘れずに言葉にしましょうね! 私も久しぶりに親と電話してみようかな……なんて思った次第です。

tumugi・ひでまる
記事一覧
ツレ婚夫婦ライター
10代で結婚、20代で離婚した3人の子を持つ占い師ライターtumugiと、元妻に2回も不倫サレてバツイチとなった会社員のひでまるが出会い、ステップファミリー(子連れ再婚)に。夫婦ともにFPの資格を所持し、保険会社勤務の経歴を持つ。自らの体験から『ステップファミリーの本音』をテーマに情報発信をしている。ステップファミリーを目指す方の背中を押すべく占い×実体験のアドバイスを用いて活動中!
ブログYouTubeXInstagram公式LINE
◆相談はこちら

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


“たまたま”たちが防犯対策「ニャルソック警備隊」の実力は?
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
忙しい時こそ…40女のメンタルととのえ術 2022.12.15(木)
 12月も気が付けばもう半ば。みなさま、年末進行大丈夫ですか? 休むためにはいつもより働かなくてはいけないって何なん? ...
ポインセチアの赤い部分は何? クリスマスに飾るのはなぜ?
 超がつくほどの現実主義者・Aさんという知人がおります。Aさんは実際に自分が目にしたもの、体験したものしか信じません。自...
小鳥の目線で見たら大したことないかも 2022.12.14(水)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
加湿器なしでもOK!簡単乾燥対策、洗濯物部屋干しの注意点は
 寒くなってくると、ストーブやエアコンの暖房が欠かせないですよね。部屋の中が温まってポカポカ過ごしやすくなりますが、乾燥...
駆け込みIKEAでクリスマスに間に合った!2022.12.13(火)
 子どもに喜んでもらおうと、今年こそはクリスマスツリーを飾ろうと心に決めていました。ところが、何事においても出遅れ気味な...
もう限界! アラフォー妻たちが今でも許せない義母の一言集
 結婚とは切っても切れない「義母」という存在。うまく付き合っているように見えても、実際には不満を抱えているケースも多いよ...
ぼっちクリスマスの何が悪い?「8つの楽しみ方」をご提案♪
 シングル女性は「今年も、ぼっちクリスマスかぁ……」なんて、憂鬱に感じている人もいるのではないでしょうか。しかし、クリス...
大学中退で最終学歴は高卒…自身のキャリアは子育てで消滅?
 ステップファミリー6年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザー...
友達に「縁を切られた」時こそ見直すべき5つのことがある
 人間関係は、大人になればなるほど難しくなるものです。「仲が良い」と思っていた相手から、突然冷たい態度を取られて「縁を切...
2022-12-12 06:00 ライフスタイル
∞(無限)にかわゆい♡にゃんたま見ーっけ!神ショット!!
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
つまずいた時、自分ひとりで立ち上がれる?2022.12.11(日)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
リモートワーク中に意識ブッ飛んでない?眠い原因と賢い対策
 コロナ禍で一気に増えたリモートワーク。でも、「会社でならテキパキ仕事をこなせるはずなのに、家だととにかく眠い!」と悩ん...
「子供っぽい大人」の対処法 完全オミットの前に試してみて
 人にはそれぞれ個性があり、性格も異なりますが、年齢を重ねるごとに成長するものです。しかし、最近は「子供っぽい大人」が増...
「生きづらさ解消」の糸口は? 幼少期の褒められ体験にあり
 みなさんは自分がどんな子供だったか覚えていますか? 活発だった、運動が苦手だった、人見知りだった。いろいろあるとは思い...
ミニマリストが気になる!「物を減らすこと」の意外な利点
 徐々に社会に浸透してきた「ミニマリスト」の生活。気になるという人も多いですよね。物が溢れた時代だからこそ、本当に必要な...