日持ち抜群「ジンジャー科のお花」の摩訶不思議、1週間過ぎても元気!

斑目茂美 開運花師
更新日:2023-09-20 06:00
投稿日:2023-09-20 06:00

見たことある? ウコンの仲間「クルクマ」

 ジンジャー科の花といえば、ウコンの仲間もそのひとつで「クルクマ」という名で流通しています。カレーに使われるターメリックというスパイスがありますが、あちら、クルクマの球根部分でござんすよ。

 観賞用(食用ではない)のクルクマは球根や鉢植えも販売され、ますますガーデニングの人気商品となってきました。

 切り花で流通するのは、5月から10月と長期間。サイズも色もわりと豊富です。花と思っている部分は包葉(ヨウホウ)で、花ではございません。

 本当の花は、包葉に包まれてびっくりするぐらい小さく、咲いてるんだかなんだか、おや? な花。その代わり、包葉の部分が色鮮やかで、昨今の厳しい夏場でも10日近く、頑張ってくれています。

 そして、お馴染みのクルクマはこんな感じ。

 ピンクの濃淡やグリーン、白の部分は包葉で、お花ではありません。昨今の厳しすぎる夏の暑さにも辛抱強く、やっぱり日持ちするんだなぁ~これが。

お花屋さんで出会えたら即買いの極レア花

 そして包葉の部分が、ものすごいことになっちゃったのがこちら。

 一本に一塊の包葉がいっぱい付いちゃった花の名は、「グリーンパフェ」。珍しい品種ですのでお花屋さんで出会えたら、即買い! 購入した宝くじと一緒に飾ってもいいくらい極レア商品でございます。

 季節はずれの暑さが続く花は、高温障害ともいえる生育不良により、秋の彼岸戦線、お花屋さんは大苦戦。そんな苦労を横目にジンジャー科のお花は元気! アナタのおそばにもお迎えしてくださいませ。

 爽やかな香りがほのかに漂うジンジャー科のお花が、暑い日本を元気にしてくれますことを……遠いお空の向こうからお祈りしておりますよ~。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

ライフスタイル 新着一覧


見返り美男子…「ニャハ市」裏市長のクールな“にゃんたま”
 カッコイイにゃんたま! 惚れ惚れしちゃいます。  クールでハンサムな見返り、抜群のポーズで見得を切ってくれました...
産んだから偉いわけじゃない…でも産んでおきたいと思うなら
 女性が子どもを産む――。当たり前のようでいて、でも実際は「産むか産まないか」で悩む女性がたくさんいます。そこで、私が思...
花咲く野原で運命の出会い…恋する“にゃんたま”に胸キュン
 今の時期、東京より少し暖かい猫の島では、猫達の恋の季節。  オス猫達はお目当てのメス猫に必死に魅力をアピールしま...
ウィスキー楽しみませんか? 女性にこそ伝えたいその魅力
 香りが良くてトロッとした琥珀色。考えるだけでうっとりしてしまうほど、ウィスキー好きの私です。「おじさんが飲むやつでしょ...
復興が進む港で発見 白黒猫の“にゃんたま”に哲学を感じる
 きょうのにゃんたまは、港の復興工事が進む宮城県の猫の島より。    にゃんと!これはとてもレアなツートンにゃんたま...
占いとの上手な付き合い方は…ハマるカラクリを知ると安心
 朝のニュース番組の占いコーナーで目にする、その日の星座占い。どうでも良いと思いながらも、なんとなく意識しちゃったりして...
引退したホストたちはどこで何をしていると思いますか?
 ホストクラブのホストは、いつまでもホストを続けているわけではありません。最近は30代のホストも増えてきましたが、多くは...
落ち込む時こそ口角を上げて 幸せホルモン作る“笑顔”効果
 いつもニコニコ、口角がキュッと上がっている女性って、同性から見ても魅力的ですよね。でも、実際はというと、そんなに人生楽...
ショートスリーパー女子直伝 人生を少し長くする5つの方法
 私は、いわゆる「ショートスリーパー」です。10代の頃に「1日8時間睡眠だと、人生で30年は寝てしまう!」という事実に驚...
プラネタリウムはいつからカップルスポットになったのか?
 ふっと星空を見上げてぼうっとしたい。仕事に疲れた時、人は、星を求めることがあります。以前は、たったひとりでプラネタリウ...
焦りは禁物…猫が心を開いた時に“にゃんたま”もコンニチハ
 ニャンタマニアのみなさんはご存知と思いますが、にゃんたまを見ることができるのは猫がこちらに気を許している時。焦って見せ...
保育者たちが夢を熱く語る「保育ドリプラ」に感動しました
 こんにちは、小阪有花です。  前回のコラムで、保育業界にかかわる方々が夢や実現したいことを熱く語るイベント「保育...
若い男の子のプリプリ“にゃんたま”は歴代5本指に入る魅力
 近年、希少価値ナンバー1部位となった天然「にゃんたま」。  きょうのにゃんたまは、爽やかな海風の吹く猫の溜まり場...
天然モノは貴重…思わずモフモフしたくなる“にゃんたま”
 私が天然の「にゃんたま」と呼ぶのは…地域猫、保護猫活動が広まる今、去勢手術をしていない、自然の、ありのままの「にゃんた...
お酒好き女子にオススメ とっておきの「二日酔い対策」4選
 二日酔いって本当にツラいですよね。吐き気、頭痛、胸焼けの症状に苦しみながら出勤とか、考えただけでもぐったりです。でも、...
まるくて、ふわふわ…“にゃんたま”を愛でて幸せな気持ちに
「にゃんたま」に、ひたすらロックオン!猫フェチカメラマンの芳澤です。  肉球、ふぐふぐ、尻尾…と、どのパーツを見て...