わたしはマルクス主義のフェミニスト
【vol.20】
一緒に住むようになって半年。そのちょうど真ん中の3カ月目に当たるクリスマスでは駆け引き一切なし、生身と生身の一騎討ち、天王山で本気で戦いました。
といっても、わたしの場合は、四面楚歌。敵に囲まれて寝返った味方の歌う祖国の歌を、もはやこれまで、と共に歌ってみたら意外に敵と仲良くできちゃう、みたいな。仲良くしちゃった、みたいな。
【わたしが怒ってしかるべき、かつ、相手が100%悪い(とこちらは思っている)、かつ、責められるべきは相手の落ち度】
簡単にいえば浮気なわけですが、わたしが後生大事にしてなにかあるたびに印籠よろしく相手に“その事実”を突きつければ、不誠実な相手を完膚なきまでに叩きのめせる。ただし、その場面になると謝るしか逃げ場がない男は、そんなオンナのおっぱいなんて触りたくなくなっちゃいます。
可愛げのないオンナに耳障りのいい言葉を言ったり、その同じ口であれこれしてあげたり、自分の分身であるそそり勃つ肉棒を挿入したくなくなっちゃうんです。
可愛げがないから可愛がってあげたくなくなるんです。
ここはね、わたし、別にフェミニストだけどマルクス主義フェミニストなので、巡り巡って搾取されていたものを取り返すために、媚態や可愛げは惜しみなく愛する男に与えて然るべきだと思うのです。
そして男なんて単純なんだからオンナが有り余る可愛げを魅せてさえいれば、結果、お互いが自滅し何十年も草木が生えない荒野シチュエーションは避けられるわけです。男は詰められるとなにも言えないしお互いに切腹マターになるだけなんです。
3の倍数でアレになる
とかく「3の倍数月」は恋人たちにとっての鬼門と呼ばれます。そんな最初のハードルである魔の3カ月目を経て、後生大事にする予定の印籠を使用済小型家電として都か区か(©️ロバート秋山)に無料回収して貰いませう。
そうすればふたりとも安心して、もう屈託を手放してなにも考えずに抱き合えます。そして安心する、お互いにお互いが必要という共通認識を得て、また抱き合うというループ、いわゆる蜜月のはじまり、はじまり、でございます。
蜜月を持続可能な未来とするには思いやりと想像力しかありません。
よく結婚って忍耐っていいますよね。
「ま、別にイヤなら離婚すればいっかー❤️キャハ」
というノリと勢いで結婚すると意外となかなか離婚できないハードルの高さに驚くことは多いと思うので(経験者)、結婚生活においてはスルースキルがなによりも大事かもしれません。
例えば聞こえてないフリ、一晩寝たら忘れる(中村玉緒先生方式)、相手に知られないように憂さ晴らしなど、対・結婚相手に忍耐、というのは正しいのです。
でも契約も約束もない恋人が一緒にいようと思うと、思いやりと想像力がマスト。相手の不可解な行動に対して不可能に近いほどのポジティブさを持って想像力を駆使しなくてはいけないのです。
だからこそ修羅場になればなったで好き放題言える初期よりも、蜜月は、四面楚歌に陥った項羽にならないための権謀術数が必要となってくるのです。
コロッケそば?
……。
…………。
あれ……。
わたしとひろし、滑舌悪いVS耳遠いふたりの頂上決戦の話をさせていただきたかったのに、「時そば」のまくらで全部を持っていくコロッケそばみたいになっちゃいました……。
これに懲りず、来週の頂上決戦、是非ともよろしくお願い申し上げます、なにとぞ……!
✨ 今日は「多才すぎでヤバい」って言ったら「社会主義でヤバイ?」って言ったひろしが可愛いから社会主義記念日
✨ 今日はひろしが好きすぎて「いますぐ犯したい」ってゴルフ場で囁いたら「イノシシ買いたい? あぁ、ここら辺なら売ってくれるかも知れんで」って言うひろしがセクシーすぎたのでペプシ記念日
✨ +αでスペシャル
の3本立てです!!!
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