2023年こそ山梨のアノ新酒を味わう!
ボージョレ・ヌーボー解禁日まで残り「1」。
11月16日0時以降、フランス・ブルゴーニュ地方のボージョレ地区で造られた新酒を楽しめる機会が訪れますが、今年も輸送コスト等がかさみ、昨年同様に価格が高騰……。フルボトル1本3000円は下りません。
でもちょっと待って。2000円以上のワインは紹介しませんよ!(笑)
わざわざお高いボージョレ・ヌーボーを飲まずとも、我が日本には世界に自慢できるアノ新酒があるじゃないですか!!
今回は昨年、このコラムで紹介したにもかかわらず、品切れで入手できなかった悔しさをリベンジ。今すぐポチッと注文し、堪能いただきたい極上の新酒の魅力をたっぷりとご紹介します!
今年は2012年以来の「グレートヴィンテージ」
日本ワイン発祥の地・山梨で生まれた1本。『シャンモリ GI山梨 マスカット・ベーリーA 新酒』(税込1760円)です。
山梨ワインの看板である日本固有品種「マスカット・ベーリーA」(以下MBA)を100%使用し、栽培から醸造、瓶詰めに至るまで、山梨の豊かな気候と風土のもと丁寧に造られました。
ちなみに「GI山梨」とは、テイスティング審査等の厳しい基準をクリアしたワインのみに法令上認められている表示のこと。
昨年以上に飲む前から高まるこの高揚感……。
なぜかって? ゲットできなかった悔しさに加え、今年の山梨は、ブドウの生育に必要な日照時間や降雨量、気温など様々な環境条件が素晴らしかった2012年以来の「グレートヴィンテージ(優良年)」なのです!!
実は直近3年間は、最高レベルである「優良」ではなく「平年並みorやや優良」とされてきたヴィンテージチャート(山梨県ワイン酒造組合調べ)。
昨年あれほどおいしかったにもかかわらず、やや優良って……。
今年の出来上がりは一体、どれほどなのか!?
期待を膨らませながらグラスに注ぐと…
キラキラ輝くやや紫がかった明るいルビーレッド。グラスに注がれた瞬間から、イチゴキャンディーやラズベリー、そして綿あめのような華やかで甘い香りがふわりと広がります。
MBA種はフォキシー・フレイバーと呼ばれる独特の香りが特徴。ブドウジュースのような若々しくてジューシーな果汁感が前面に出ています。
そんなチャーミングな香りにトキメキながら一口含むと、あまりのおいしさに自然と顔がほころびました♡
私ずっと待ってました! この味わい!!
ソフトでフレッシュな果汁の甘みに、なめらかでキメ細かい酸味、サラサラとしたやさしいタンニン。
流れるようにエレガントなバランスが心地よく、「ミス日本!」と呼びたくなっちゃうほど皆から愛されるような味わいです♡
大切に愛でながら少しずつ飲みたいのに、驚くほどスムースに舌と喉を通っていくので、気付いたらすぐに一杯を飲み干しちゃうほど(笑)。
合わせる料理は…
MBA種に含まれているイチゴ香は「フラネオール」とも呼ばれ、トマトの香り成分としても知られています。
お料理とのペアリングは、トマトソースパスタなどトマト系なら何でも合いますし、ケチャップを使ったオムライスもGOOD!
さらにこのフラネオールはおしょうゆにも含まれているので、肉じゃがなど煮込み系の和食はもちろん、ブリの照り焼きや鰻の蒲焼など醤油ベースのタレを絡めて加熱した魚料理とも相性バッチリです!
アナタ様の食卓に…
「日本ワインの聖地」で生まれた11年ぶりのグレートヴィンテージが、みなさんの食卓に幸せを運ぶことでしょう。
チャーミングなフレイバーの魅力にアナタの心も奪われちゃうハズです♡
※本文内のワイン価格等は著者購入時のデータとなります。
※「シャンモリワイン」の公式webショップはこちら
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