おやすみのキスはある。でも最後までできない恋人に不完全燃焼な36歳女

並木まき ライター・エディター
更新日:2023-12-23 06:00
投稿日:2023-12-23 06:00
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人差があります。ひとつの出来事への解釈や目的が、男性と女性では異なる場合もしばしば。男性と女性では、夫婦のあり方への認識が大きく異なる場合も少なくありません。
 魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷” と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。

交際2年目、40歳彼氏との夜の生活に不満!

 交際2年目の恋人・ユウジロウさん(仮名)との夜の生活に悩む36歳の沙耶香さん(仮名)。

 同棲はしておらず、月に3〜4回のデートを重ねているそう。

 基本的には円満な関係だけれど夜の生活には強い不満を抱いていると言います。

「ユウジロウは私より3歳年上なので、もうすぐ40歳です。だけど世間では40歳って、まだまだ現役の年齢ですよね?

 それなのに最近のユウジロウはお泊まりデートをしても、最後までしてくれなくて、ハグやキスはあるけれど、エッチに関してはまったく満足できません」

やれることはやったのに…

 交際当初から1年くらいは、ユウジロウさんとの夜の生活も順調で、何ひとつ不満のない関係だったと振り返る沙耶香さん。

 しかしここ半年ほどで関係は大きく変わり、一緒にお風呂に入っても、沙耶香さんがセクシーなナイトウエアを着ても、状況は変わらないそうです。

「やれることは、全部やってみたって感じですね。それでも、ユウジロウには響かないんですよ。

 彼、私とエッチをすることに飽きちゃったのかなぁ…って不安にもなりますけど、一緒にいるときの様子を見ていると、そういう感じでもないんですよね。

 ちゃんとマメに連絡もくれているし、倦怠期とか気持ちが離れたとかもないと思います。

 だからこそ、なんで? っていう気持ちが強いです」

並木まき
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ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

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