更新日:2024-09-03 13:54
投稿日:2024-02-02 06:00
衝撃の告白
――豊さん、私の胸の傷、見てほしいの。
――えっ。
私を抱きしめていた彼の手が、ビクンと震えたんです。
――見るのはイヤ? 見たら嫌いになる…?
しばしの沈黙がありました。
――ごめん、見たくない。
――そんな…私はこれからも以前のように付き合っていきたいのに。
――実は…今まで言えなかったけど…新しい彼女ができたんだ。
一瞬、意味が分かりませんでした。
――彼女? 奥さんじゃなくて…?
――ああ、妻とはいまだに仮面夫婦だ。新しい彼女ができた。ゴメン…せっかくのお祝いだったのに…。
彼は頭を下げてきました。ショックというよりも、彼の言っている意味を理解するまで、しばらく時間がかかったと思います。
私が闘病生活をしている間に、彼は新しい彼女と『婚外恋愛』をしていたんです。
男性に求められたい
――申し訳ない。もう逢わない方がいいね。
私の返事を待たずして、彼は部屋から出て行ってしまったんです。
(ひどい…なぜこのタイミングで?)
私はその場に崩れ落ちました。人間、本当に悲しい時は涙さえも出ないのだと、その時はじめて知ったんです。
それからです。私が『男性に求められたい。愛されたい』と強く渇望するようになったのは…。こんな体になっても、いえ、こんな体だからこそ、性欲はむしろ増していくんです。
夫とは疎遠、婚外恋愛の彼にも捨てられた私がたどり着いた先は、既婚者専用のマッチングサイトでした」
次回に続く。
エロコク 新着一覧
「膣トレ」って、聞いたことがある人は多いでしょう。締まりが良くなる、イキやすくなるなど、セックス時にメリットがあるだけで...
「安物買いの銭失い」という言葉がありますが、ラブグッズをコレクションし始めたころの私は、まさにそれでした。というよりも、...
その人の生き方は、セックスのシーンでも滲み出るのではないでしょうか。受け身だったり恥ずかしがるよりも、アクティブで主体...
あなたは、ラブグッズを使ったことがありますか? 「興味はあるけれど機会がない」「周りにバレたら困る……」と、尻込みして...
女性はクリトリスの刺激が大好きです♡
ラブグッズ業界はそのへんをしっかり心得ているので、あの手この手でクリに...
カラダ目当ての男って、私は嫌いじゃありません。「ヤリ逃げされた」とか「遊ばれた」とか言ってる女子もいるけど、性欲を満た...
リモートワーク、リモート飲み会……。リモートという言葉がこんなに使われる日が来るなんて、誰が予想したでしょう。ラブグッ...
わたしとひろしの48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものなのか。ホットなイッ...
手にした瞬間、ずっしりと重い。「ウィーバイブ ワンド」は私が試してきた数々のラブグッズの中でも最重量級です。
...
気持ち良さとは理屈によるものではない、と思われがちです。たしかに、セックスではフィーリングが大事。でも実は、体の仕組み...
わたしとひろしの48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものなのか。ホットなイッ...
ツイッター上で、性的な画像や発言などの投稿をくりかえす“裏垢女性”のアカウント。目にする度に「いったい何の目的があって...
「骨まで愛して」という懐メロを聴いたことがあります。人には見えない、自分の芯のところまで愛されたいという、情念や執着があ...
“リモバイ”という言葉が分かるなら、あなたはラブグッズ上級者。この連載でも何度か取り上げてきましたが、リモートバイブ、...
日々、男女のセックスを書いている官能作家の筆者ですが、実はセックス時、膣内(なか)でイクことができません。
こ...
クリトリスを覆って振動刺激を与えながら吸い上げる“吸引系”グッズ。大流行となって、一時期は新商品が乱発していました。現...