オールインワン化粧品の正しい使い方!効果upのマル秘テク♪

コクハク編集部
更新日:2019-07-19 06:00
投稿日:2019-07-19 06:00
 忙しい女性に大人気の「オールインワン化粧品」。スキンケアにかかる時間をぐっと減らすことができるので、時短アイテムとしても優秀ですよね。でも実は、オールインワン化粧品には手軽な反面、デメリットもあるんです。最大限に効果を出すために、正しい使い方をマスターしましょう!

オールインワン化粧品とは?メリット&デメリットをチェック!

 まずは、オールインワン化粧品の基礎知識をおさらい!特徴や、メリット&デメリットを見てみましょう。

オールインワン化粧品の特徴

 オールインワン化粧品とは、化粧水・美容液・乳液・クリームなどの基礎化粧品の機能が1まとめになった化粧品です。

 ジェル状やゲル状のものが多いのが特徴で、時間がかかるスキンケアを1度で終わらせることができるのが最大の魅力。美白成分やアンチエイジング成分が配合されているタイプもあり、バリエーションも豊富です。

オールインワン化粧品のメリット&デメリット

 次に、オールインワン化粧品のメリット&デメリットをチェックしましょう。

【オールインワン化粧品のメリット】

・時短ができる

 オールインワン化粧品の1番のメリットはやはり、時短ができることにあります。ラインでスキンケアを行う時間の半分以下で済ませることができるため、仕事やプライベートで忙しい女性や育児中のママにも重宝されています。

・コスパが良い

 基礎化粧品をラインで揃えるとなると費用がかなりかかりますが、オールインワン化粧品であれば、1つ購入するだけで全ての機能が一度で手に入ります。コスパ的にも優秀です。

・肌への負担が減らせる

 スキンケアはどんなに丁寧に行っても、手が肌に触れることで摩擦が起こり、少なからず肌への負担が起こってしまいます。その点、オールインワン化粧品はシンプルケア!肌に触れる時間をカットすることができるのも、メリットの1つでしょう。

【オールインワン化粧品のデメリット】

・個々の基礎化粧品の効果には劣る

 オールインワン化粧品は、化粧水・美容液・乳液などの機能を兼ね備えているとはいえ、やはり個々の基礎化粧品が持つ効果には劣ると言われています。保湿不足だけではなく、シミやシワなどの肌悩みを改善するのは難しいのが現実。対策をすることが肝心です。

・肌のコンディションに合わせにくい

 基礎化粧品を使ったスキンケアの場合には、肌のコンディションに合わせて化粧水を重ね付けしたり、季節によってテクスチャを選ぶなどのアレンジを行うことができます。

 しかし、オールインワン化粧品の場合には、その時々の肌状態に合わせられないというデメリットがあります。無理をして使い続けると、肌トラブルの原因になることもあるため、注意が必要です。

オールインワン化粧品の正しい使い方!効果UPのマル秘テク

 オールインワン化粧品を「手軽だから」という理由で使う方は多いと思いますが、せっかくなので、最大限の効果を得られる使い方をマスターしましょう。デメリットを解消する効果UPのテクニック、要チェックです!

重ね付けで保湿不足を解消する

 オールインワン化粧品は肌に等しく伸ばすため、どうしても乾燥しやすい部分が出てきてしまうのが難点。

 顔は、頬や目元、顎などの乾燥しやすい部分と、おでこやTゾーンなどのべたつきやすい部分に分かれています。そのため、乾燥しやすい部分にはオールインワン化粧品を重ね付けして対処するようにしましょう。

 また、秋〜冬など外気が乾燥しやすい季節には、敏感肌用タイプや高保湿タイプに切り替えるなど工夫することで、肌トラブルを予防することができます。

肌悩みがあるなら、美容液でカバー

 オールインワン化粧品の中には「美白」や「エイジング」など、肌悩みに特化している製品もあります。ただし、上記で紹介したように、やはり個々の基礎化粧品が持つパワーには敵いません。

 おすすめは、肌悩みに合わせた美容液でカバーすること!例えば、シミが気になるなら美白美容液を、シワやたるみが気になるのであればエイジングケア美容液を補足することで、肌悩みをケアすることができます。

 ちなみに、他の基礎化粧品と組み合わせて使う場合には、軽いテクスチャのものから使用するのが鉄則。「化粧水→美容液→オールインワン化粧品→クリーム→オイル」と、“水性から油性”を意識して使うようにしましょう。

朝と夜で付け方を変える

 オールインワン化粧品のタイプにもよりますが、保湿重視のものを選ぶとどうしても肌がべたつきがちになります。肌の上でダマができてしまうこともあるため、メイク前に使うと仕上がりが悪くなるという声も。

 このようなメイクのヨレや崩れを予防するためには、朝と夜で付け方を変えることがポイント!

 朝は薄く伸ばすくらいにして、少し時間を置いて成分を浸透させてからメイクを始めるようにしましょう。そして、夜は少し多めの量を塗り、丁寧に重ね付けを行うと潤い不足を予防できますよ。

オールインワン化粧品のメリットを上手に活かすのが◎

 オールインワン化粧品は、手軽でコスパが良い優秀なアイテム!デメリットはあるものの、工夫して使うことで効果を格段にアップさせることができるんです。

 ちなみに、オールインワン化粧品はジェルやゲルが肌をしっかりラップしてくれるため、パックとして使うこともできます。乾燥がひどい時などには、洗顔後にたっぷりとオールインワン化粧品を塗ってしばらく放置すると、ぷるぷるの肌になるのを感じられるはず。入浴中のスペシャルケアとして、取り入れてみるのも良いですね。

 ぜひ、オールインワン化粧品のメリットを上手に活かして、美肌を目指しましょう♪

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


【専門家監修】心を健康に! 自己肯定感を上げるセルフコンパッション術
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
奇抜とは限らない!40代加齢のドヨーン顔回避に「アシメ前髪」はいかが
 左右非対称の「アシメ前髪」は、少し個性的で奇抜だというイメージを持っている人もいるかもしれませんね。ましてや、若い子が...
ガタガタ眉でも諦めない!たった2分で誰でも左右対称の美眉になれるテク
 眉毛メイク、左右対称に描けていますか?  筆者は、メイクの中で眉毛に一番時間がかかってしまい、なかなか納...
チョロっと出てたら恥部!鼻毛のお手入れ頻度は?抜いたらダメ??
 日常生活で、見られたら絶対に恥ずかしいのが「鼻毛」です。見られた本人も恥ずかしいし、見てしまった人も指摘しにくい! で...
【2023年人気記事】尿のニオイでわかるサインと対処法(専門家監修)
 2023年は「コクハク」をご覧いただき、誠にありがとうございました。反響の大きかった記事を再掲載します。こちらの記事初...
【2023年人気記事】たかがパンツされどパンツ、30年ぶりのTバックで…
 あけましておめでとうございます。2023年は「コクハク」をご覧いただき、誠にありがとうございました。反響の大きかった記...
サマンサタバサ、4℃大量閉店 エビちゃんOL系が令和世代にウケない背景
 これも時代か…。かつて若者の人気ブランドだった「Samantha Thavasa(サマンサタバサ)」の経営危機が報じら...
31歳女が勇気を出して「人生初まつげパーマ」に挑戦してみた
 恥ずかしながら、30代になってもまつげパーマをした経験がありませんでした。そんな私がまつげパーマに挑戦したきっかけは、...
自分の顔見てぎょ!「まぶたのたるみ」すっきり見せるケア&メイク法
 自分の顔を鏡で見たとき「アイメイクしているのに目元に元気がない…」と感じたことがあるアラフォー、正直に挙手!  そ...
意外と見られてる!“愛の証”キスマークの消し方と隠し方…安心してつけて
 大好きな彼との熱い時間に、ついてしまったキスマーク…。会社に行くのも気まずいし、友達に見られるのも嫌! と悩む人もいる...
盛りブラよりスポブラ! 貧乳40女が直面したブラジャー問題
 自他ともに認める貧乳です。ええトシこいて、あばら浮いてます。  よって筆者のブラジャーは盛り重視。「寄せて上げる」ど...
おならが臭う、げっぷが出る!【医療専門家監修】腸活から知るセルフケア
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
廃盤になったら外出できない!? 40代美容家愛用「底見えコスメ」厳選2品
 物価高に苦しむ今は「本当に使えるもの」に厳選して、コスメ選びをしたい人も増えていますよね。  40代のメイクでは、ア...
「膣が乾いて痛い…」40代、夜の生活で実感した老い問題どうしてる?
 40代女性の悩みの一つとして、「夜の生活で感じる老い」があります。若い頃とは違い、老いを感じはじめる年齢でもありますよ...
双子級にそっくり!レブロンがボビィブラウンの名品ハイライターを食った
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
そのふらつきは脳の病気?自律神経の乱れ?【医療専門家監修】5つの整う
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...