【1分でOK フェロモンジャッジ】春は引き算が鍵!貴女が幸せになる香り

太田奈月 調香師・IFA国際アロマセラピスト
更新日:2024-03-19 06:00
投稿日:2024-03-19 06:00

春は「引き算」して幸せになる!

 異動や引っ越しなどで環境が変わる人も多いこの時期は、生活を変えるいいチャンスです。普段、なんとなく続けてしまっている悪いクセや古いものを思い切って卒業しましょう!

 何か新しいことを足すよりも、自分にとってよくないコト・モノをやめる『引き算』のほうが早く結果がでる場合も…。

 今回は【春のリセット香り術】として、各タイプごとに手放したいものを紹介します。

 新月の日(4月9日)に決意したり、紙に書くと達成しやすいともいわれているので、ぜひ試してみてくださいね。

「フェロモンジャッジ」ってなに?

 素敵な女性はいい香りがする――。

 そう感じるのは、肌から放たれるフェロモンの効果。フェロモンが高まると色気だけでなく、心身ともに活力がみなぎってオスたちを引き寄せる魅力がアップします。

「フェロモンジャッジ」では、調香師・太田奈月が貴女のフェロモン度数を診断。おすすめの香りとともに日々の癒しと元気のヒントをお届けします。


【3月後半】貴女のフェロモン度を判定!

     ↓   ↓   ↓   ↓

フェロモン度90%の貴女は…

官能と純粋さを合わせ持つ最強モテ「処女」

 フェロモン度数90%の貴女は意識のあるなしに関わらず、オスが思わずムラムラしてしまう、桃のような甘い匂いを全身から発しています。

 誰もがうらやむ美肌をもつ処女ですが、スイーツ好きでつい食べ過ぎてしまいがち。恋愛がうまくいくと幸せ太りしやすいタイプでもあります。

 そんな貴女は、お菓子を「~しながら」「ついつい」食べてしまうクセを手放しましょう

 どうせ食べるなら、とっておきのご褒美スイーツを“3時のおやつ” や“アフターヌーンティー”で食べると決めてみて。

 お皿にきれいに盛り付けたスイーツをゆっくり味わって食べる時間があれば、心の満足度も上がって「ながら食べ」がなくなるはず!

【春のリセット香り術】
 グレープフルーツ&ペパーミント

 お菓子のつまみ食いをやめるには、午前中をうまく乗り切るのがコツ。イライラしたり口さみしくなったりしたら、スイーツから意識を回避させて気持ちを切り替えましょう。

 イライラを軽減し、脳の満足度を高めるグレープフルーツと、爽快な香りのペパーミントが食欲を抑えて気分をすっきりさせてくれます。

 スプレー容器に精製水25ml、無水エタノール5ml、グレープフルーツの精油8滴、ペパーミントの精油4滴を入れて混ぜます。

 目や肌につかないようにして部屋に2~3プッシュ、またはハンカチやマスクの外側に吹きかけてもOK。

フェロモン度80%の貴女は…

大人の色気を持つ妖艶な「熟女」

 処女に次いでフェロモン度数の高い貴女は処女よりも大人の色香、ミステリアスな一面を持っています。

 肌や髪のツヤを大切にしている熟女は、肌に直接触れる下着や洋服で古くなったもの、もう着ないものを手放しましょう。

 意外と見落としがちなバスタオルも、ごわついていたら肌に悪いので捨てどき。マメに取り換えましょう。

 古い下着をつけているとバストやヒップアップの効果もなくなり、貴女の色気の命ともいえるボディラインが崩れてしまいます。

 この機会に、思い切って古くなった衣類はすべて手放してくださいね。

【春のリセット香り術】
 レモン&ピンクペッパー

 おすすめの習慣は、次の日に着る洋服をハンガーにかけ、香水をひと吹きしたハンカチを洋服や下着にしのばせておくこと。

「明日はこんな気分でいたいな」という香りを選ぶとよいですが、春らしいピンクペッパーと願いを叶えるレモンの組み合わせも◎。

 前日にやっておくことで香りもマイルドになり、いい気分で明日を迎えられます。

 スプレー容器に精製水25ml、無水エタノール5ml、レモンの精油8滴、ピンクペッパーの精油4滴を入れて混ぜます。目や肌につかないようにして部屋に2~3プッシュ、またはハンカチやマスクの外側に吹きかけてもOK。

フェロモン度50%の貴女は…

同性が惚れるかっこいい「イケメン女子」

 周囲から「かっこいい」といわれることが多く、ずばり「できる女」。ストレスがたまり、お疲れモードになると、カッコよさが薄れ、「疲れている」感が外見にも出てしまうので要注意!

 忙しくなると深夜までメールチェックをしたり、家に仕事を持ち帰ることも多いイケメン女子。自律神経が乱れやすい春は、マインドリセットして生活習慣を見直しましょう。

 いつも寝るのが24時過ぎになる貴女は、なるべく23時にはベッドに入るように意識してみて。

 パソコンやスマホを触るのをやめ、自然と睡眠モードに入っていけるようなアロマを準備しておくといいですね。

 この先も健康でいるために、規則正しい生活リズムを身につけましょう!

【春のリセット香り術】
 ベルガモット&サイプレス

 アールグレイの香りづけにも使われるベルガモットは、自分だけの特別な時間を感じさせてくれる香り。糸杉とも呼ばれるサイプレスは森林浴のような清浄感ある香りです。

 この2つを使ったルームスプレーで、余計なストレスや感情を取り除いて心身ともにリラックスを。

 スプレー容器に精製水25ml、無水エタノール5ml、ベルガモットFCF(※)の精油8滴、サイプレスの精油4滴を入れて混ぜます。目や肌につかないようにして部屋に2~3プッシュ、またはハンカチやマスクの外側に吹きかけてもOK。


 ※FCF…フロクマリンフリーの意味で、光毒性の成分を抜いたベルガモットです。

フェロモン度30%の貴女は…

独自の世界観を放つ個性的な「無臭の女神」

 確固たる信念を持ち、我が道をいく貴女。周囲からは「変わっているね」と言われることが多いのでは?

 個性的で好きなオスにも染まらず、自分の都合を優先する生き方を好むようです。

 無臭の女神は独自の世界観を築く反面、その境界線を越えてくる他人や人間関係に悩みます。

 年度の替わる春は、苦手な人付き合いも避けづらく、イライラしやすくなりそう…。

 イライラすると脳の前頭葉(おでこの部分)が疲れて呼吸も乱れ、ますます疲れがたまってしまいます

 マイナスの感情は早めに手放して、いつもの貴女らしさを取り戻すように心がけてくださいね。

【春のリセット香り術】
 オレンジスイート&ヒノキ

 もともと客観的な視点をもつのが得意な無臭の女神だからこそ、イライラしたときはそんな自分を客観的に見つめ、落ち着きを取り戻しましょう。

 穏やかな気持ちになれるオレンジの香りと、脳の疲労を癒すといわれるヒノキのルームスプレーでリフレッシュを。持ち歩いて、イライラしそうになったらシュッとひと吹き!

 スプレー容器に精製水25ml、無水エタノール5ml、オレンジスイートの精油8滴、ヒノキの精油4滴を入れて混ぜます。目や肌につかないようにして部屋に2~3プッシュ、またはハンカチやマスクの外側に吹きかけてもOK。

  ◇  ◇  ◇

※精油の成分中には、皮膚刺激の強いものや光毒性をもつものもあります。敏感肌の方、妊娠中の方、基礎疾患・アレルギーのある方などは事前に安全性を確認し、使用するときは十分ご注意ください。

 貴女が放つフェロモンは日々、変化します。おすすめの香りを上手に取り入れ、良縁を手繰り寄せていきましょう!
 

太田奈月
記事一覧
調香師・IFA国際アロマセラピスト
 静岡県生まれ、茶農家の父、美容家の母を持ち、幼少期から香りと美に関する知見を深める。英国ケンブリッジにてホリスティックアロマテラピーを学び、アロマセラピストとして活動、様々な人種・国籍のクライアントのトリートメントを体験する。

2011年、「Natsuki Ohta JAPAN」香水ブランドを設立。「肌は嘘つかない」がコンセプトのフェロモンジャッジ🄬、天然アロマ香水 アロマパルファン🄬の創設者で、2000年開校の「アクトインターナショナルスクール」校長を務めるかたわら、調香師として企業とのコラボ企画やメディアに出演。あらゆる可能性を秘めたアロマテラピーの啓蒙活動を行う。

公式HPInstagram

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


猛暑の夏…健康な高齢者でも熱中症予防を“家族ですべき”理由
 介護士をしていた経験をもとにライターをしています。筆者はこれまで、認知症の症状や認知症を発症した時の具体的なケアについ...
がんでごめんね…「人生最後の生理」はある日突然やってきた
 私は42歳で子宮頸部腺がんステージ1Bを宣告された未婚女性、がんサバイバー2年生です(進級しました!)。がん告知はひと...
さくらももこさんのエッセイに学んだ 本当の「時は金なり」
「時は金なり」という言葉、年を取れば取るほど心に沁みるのはなぜでしょう。私がこの意味を意識したのは、さくらももこさんのエ...
産毛のような初々しさ…もうすぐ去勢する“にゃんたま”の刹那
 羊毛フェルトで作られた「にゃんたまストラップ」が巷で流行中。フニフニ揉むと、心癒され気持ちが落ち着くのだそう。 ...
結婚したら退職する? 自分が幸せになるための人生の歩み方
 少し前のOLだったら「寿退職」なんて当たり前だったのでしょうが、今はそうはいかないですよね。共働きが普通だし、お金の心...
大人になっても趣味に没頭したい! おすすめできる3つの趣味
 ストレス社会で闘う毎日にふと疲れた時、「何もかも忘れたい」と思うことはありませんか? 多くの人は飲み会や買い物で鬱憤を...
鬼灯って読めますか?夏の風物詩「ホオズキ」の意味と活用法
 地域によりますが、八月はお盆月でございます。  八月の声を聞くとワタクシのお店もお盆のお支度で慌ただしくなり、店...
夕陽で赤く輝いて…黒猫“にゃんたま”は美しい絵のようだった
 にゃんたマニアにみなさんこんにちは! きょうは、初めての黒猫にゃんたまωです。  黒猫のにゃんたまって、真っ黒だ...
遠方に住む親が心配…介護サービスの上手な選び方&使い方
 遠方に住んでいる両親が介護状態になった時、多くの人が「大丈夫かなぁ……」と心配になるはずです。しかし、現代では親の介護...
ホステスの世界にもある「裏引き」という名の“闇営業”の実態
 世間をにぎわせた“闇営業”。「事務所を通さず仕事のオファーを受け、報酬を得る」行為は、夜のクラブでも存在します。店に許...
料理下手を克服する4つの方法 もうメシマズ女と言わせない!
「料理を作ると思った通りの味にならない」「どうしても美味しくない」、そんな悩みを抱えていませんか? せっかく料理をしよう...
住宅ローンは一生無理?がんになった場合の気になるお金の話
 私は42歳で子宮頸部腺がんステージ1Bを宣告された未婚女性、がんサバイバー1年生です。がん告知はひとりで受けました。誰...
大きなチャトラ“にゃんたま”君 立派な尻尾が上がった瞬間!
 にゃんたまωに、ひたすらロックオン! きょうはみんな大好きチャトラ君の鈴カステラです。  小さな港を忙しそうにパ...
恋愛序盤の花火デートはキケン! 準備ゼロでは行かないが吉
「花火デートってドキドキする」――。この季節、誰もが期待し盛り上がる「花火大会」ですが、調べもせず安易にデートとして行く...
ピルをもらう方法と病院選びのコツ…“避妊”が理由でも良い?
 第1回「日本はピル後進国!『ピル=避妊』の考え方は遅れています」、第2回「ピルで確実に避妊するなら?心構えや男性任せの...
声かけが大切! 子どもの“やる気スイッチ”をONにする方法
 子どもの心スペシャリストとして子育て中のお母さんたちと接していると、「子どもにやる気を起こさせるにはどうしたらいいか?...