アラフォーは美脚の前に「美足」を目指す!<後>靴選びのテッパン3カ条

コクハク編集部
更新日:2024-03-20 06:00
投稿日:2024-03-20 06:00

靴を買いに行くなら「夕方以降」がベスト!

 朝はぴったりだった靴が、帰り道できつくなった…という経験はありませんか?

「仕事で疲れたからかな」「気持ちの問題もありそう」と思ったかもしれませんが、実は、朝と夜では足の大きさが異なるのです。 

 大きな理由は、足のむくみ。二足歩行の人間は重力の影響で、血液や余分な水分が朝から夜にかけて少しずつ下に落ちていき、どんどんむくみます。ときには、足のサイズが変わることもあります。

 靴を買うならむくんでいる時間帯、つまり夕方以降がおすすめです。足が大きくなっているときを基準にすると、あとは調整で締めるだけなので、トラブルが起こりづらくなります。

紐靴の正しい試着の仕方

 試着の仕方は、紐靴の場合は紐を緩め、ベロを出してから足を入れます。つま先をぴったり合わせた際、かかとに人差し指1本分の隙間が入る靴を選んでください。 

 縦のアーチが広がったときに、その人差し指一本分の隙間が余裕となります。

 かかとにできた隙間をつま先側に移動させるように詰め、かかとが包まれていることを確認し、紐を締めて甲を押さえます。

 アキレス腱側にヒールカウンター(かかと部分の固い枠)が当たらないか、横幅やつま先を押さえてみて窮屈になっていないか、またはガバガバになっていないかを確認しましょう。

靴を買うなら、絶対に試着する!

 インターネットで靴のデザインとサイズ表示を見ただけで買う人も多いと思います。けれど、実際に自分に合う靴を探すなら、やはり試着してから買ったほうがいいと考えますよね。

 では、前述した履き方で、試着して鏡を見るだけで、本当に自分に合った靴がわかるでしょうか。

 そう。ただ履くだけでは不十分なのです。

 合うと思って買った靴で靴擦れした、思っていたのと違った、といった経験を持つ方が大半ではないでしょうか。自分の足に合っているかどうかは、実際に歩いてみなければわからないものです。

 大股で歩き、階段を上り降りし、日常生活の中でよくあるような動きをしなくては、合うかどうかはわかりません。なぜなら、足にはアーチがあるため、体重をのせると長さや幅が変わるのです。

 アーチが湾曲していると短く、加重がかかり広がると長くなるので、立った状態でぴったりなように感じても、歩くときついことがあるのです。

試着の際は店内を歩いてみて

 実際に私たちは、さまざまな方の足と靴を見ていますが、靴底が減っている人、ダメージが左右で違う人、靴の形が足の形に合っていない人がほとんどです。 

 指先が窮屈でないかはもちろんのこと、幅狭でないか、大きすぎないかなども含め、店内を歩いてじっくり確認することが大事です。

「試着して店内を歩くなんて、恥ずかしいし、そもそもそんなことしてもいいの⁉」と思った人も多いでしょう。たしかに、お店の雰囲気や混雑状況によっては、自分の靴をその場において店内を歩くのが難しいこともあるかもしれません。

 そんなときは、横幅や足長(指先からかかとまで)が、アーチが広がったときに当たらないか、違和感がないか、かかとがしっかり固定されているかを確認するだけでかまいません。 

 ちなみに、ひっそりと店内で試着して確かめる方法があります。それは、立膝をしてチェックすること。

 アーチを開き、伸ばすことができ、かかとが浮いてパカパカと脱げそうになったりずれたりしないか、指の付け根のデザインでよれて違和感を感じないかを確認してください。

 ただし、あくまで試着ですので、靴を傷めない程度で確認してみてくださいね。

『一生きれいが続く 素足美人プログラム』(日刊現代刊)

Dr.ネイル爪革命(著)▽2024年1月発売、Dr.ネイル爪革命(著)▽2013年創業。開業して10年、2023年現在で加盟店数100拠点を有し、70万人以上の足に触れてきた。フットケアマシンを自社で開発し日本人に合った独自の施術方法を見出し、2023年秋より新たに爪切りに困った人達が気軽にケアできるようクイックフットケアをスタートした。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


乾燥対策は12月から! ボーナスで買って損しない美容家電3選
 例年、冬の乾燥警報は12月から増えていきます。たかが乾燥、されど乾燥。加齢とともに敏感になる女性の肌には、乾燥は大敵で...
ダイソー「URGLAM」4点を紹介! 秋冬メイクを100円均一で
 100円均一で買えるなんて信じられないくらい、アイテムがオシャレなダイソーコスメ「URGLAM」。ちょうど購入予定だっ...
腫れぼったさゼロ!「涙袋×ピンク」でモテる瞳のつくり方
 ツンとしたおすまし顔をしていても、まるでニコッと微笑んでいるように見せてくれるのが涙袋メイク。  けれど、白いアイシ...
ほっそり長い脚に見せたい!コンプレックス別ブーツの選び方
 寒くなり、朝夕は息が白くなる季節になりました。防寒対策としても、お洒落としても、ブーツを導入し始めている人は多いのでは...
七海 2019-11-30 06:00 ビューティー
毛の悩みとサヨナラ! 医療脱毛のアレコレを専門医に聞いた
 脇だけ脱毛を済ませたのですが、お手入れが劇的に楽になったので、他の部位も医療脱毛をしようか迷い中。でも医療脱毛ってどん...
エイジングケア専門医が語る「セックスと美容」の良い関係
 モデルやレースクイーンの経験を持ち、40歳で“奇跡のグラドル”として活動したり2019年はラスベガスで開催された「Mr...
2021-12-21 16:23 ビューティー
いくつ実践? セルフで“美バスト”を育む効率的なポイント3つ
 彼が女性らしさを感じる大切なパーツに、“胸”は欠かせません。「胸に自信を持ちたい!」「美バストになって、彼に喜んでもら...
化粧水はコットンと手のどっちがいい? 肌の水分量UPの方法
 洗顔後に化粧水を付ける時、コットンでつけるか、手でつけるか迷ったことがある方は多いでしょう。実際のところ、どちらが正解...
湿度が低い日も怖くない!デート前の「くせ毛」を時短で救う
 くせ毛の女子にとって、広がりやパサつきが気になる日のデートは、頭を抱えがちなシチュエーション。 「今日に限って、髪が...
小顔整形って? エラを小さくする「3つの方法」を詳しく解説
 プチ整形、アンチエイジング……気になるけれど、敷居が高くてよくわからない、そんなお悩みを抱えている方も多いのでは? コ...
妊娠線予防は?髪型は?プレママに役立つ産前産後の美容知識
 プレママ期間は赤ちゃんを迎える準備や妊婦検診など、何かと忙しい時期。気づけば自分のことは後回しになってしまっていません...
肌に優しいから安心スキンケア! お守り的な基礎化粧品4選
 肌が強くないので、合わない化粧品を使うと赤くなったり、吹き出物ができてしまうのが悩みのタネ。もしもトラブル肌になっても...
そのヒール…本当に似合ってる? 美脚のための選び方のコツ
 美脚になりたくてハイヒールを履いているのに、ガラスに映った自分の歩く姿に、ギョッとしたことがある方はいませんか? 「デ...
七海 2019-11-19 06:00 ビューティー
K-POPスターがお手本! 白肌をより引き立てる口紅の選び方
 TwiceやBLACK PINKなど、中高生から大人気のK-POPアイドル。彼女たちに共通するのは、ホクロやシミそばか...
やるとやらないでは大違い…時短美容的なオイル美容の3原則
 秋冬シーズンは、乾燥や気温の低下による肌不調などに悩まされやすい時期。夏までと同じケアに「お手入れ不足」を痛感する女性...
5カ月で念願の-10kg達成! 一番効果があったダイエットは?
 半年で15kg激太りするという異例の事態後に思ったことは、「このままじゃいけない」という危機感でした。左膝は体重が重い...