【直撃】「死んだ方がマシ」がん患者の拒否で悲痛の決意! 東大医師が女性器形成に力を注ぐワケ

河合桃子 ライター、ジャーナリスト
更新日:2024-06-19 06:00
投稿日:2024-06-19 06:00

女性のコンプレックス解消の手伝いをしたい

 その女性患者さんとの出会いが井上先生の医師としての価値観を大きく揺るがし「病を治す以前に、女性ならではのコンプレックス解消のお手伝いがしたい」と考えるようになったそうです。

「まず私はその女性患者さんを助けるために様々な文献を読み、リサーチの結果、女性器の処置は形成外科領域で対応できることが分かりました。
 
 患者さんのお悩みを解消する女性器形成手術を行なった後、最終的には無事に直腸がんの手術まで行うことができ、あらゆる面で喜んでいただけました。

 その後、僕は女性だけでなく男性の下半身コンプレックス解消のための美容整形クリニックを開院することになったのです」

下半身医療の最先端、デリゾ整形は今後どうなる?

「ヴェアリークリニック」開院から3年。下半身医療の最先端をゆく井上先生に、今後のデリケートゾーン整形の行方についても聞きました。

「今は若返り治療的なものが注目されていますね。疲労回復や肌質改善、大学の研究機関では脳梗塞の新たな治療法としても注目されている再生医療『エクソソーム』が、膣内にも注入すると良い効果が得られるのではないか? と言われています。

 まだ当院では正式に取り入れていませんが、今後検討していきたいと思います」

 また、デリケートゾーン整形のメリットといえば、なんと言っても顔や体のように見える所ではないので「バレない」ところにあります。

 井上先生いわく「『名器形成』(20万円から)も『Gショット』(8万7800円から)もダウンタイムはほぼなく性行為は施術内容によっては2日後から可能です」とのこと。まさに、誰にも言えない秘密は誰にも言わないまま解消できるのも良いのかもしれません。

河合桃子
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ライター、ジャーナリスト
1977年生まれ、週刊誌を中心に執筆。大分県の椎茸農家から都内のハプニングバー摘発事件まで幅広く取材。ライフワークはママ友の家庭のいざこざや性愛事情を聞くこと。

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