地方都市の“女風”でイケメン率爆騰中 夢破れたヤル気ないオトコの巣窟に?

内藤みか 作家
更新日:2024-07-04 06:00
投稿日:2024-07-04 06:00

地方で「夜のご奉仕」の仕事

 結局Jさんは今、女性用風俗のセラピストとして働いています。男性版デリバリーヘルスのような仕事で、ホテルの部屋に出向き、お客様に性的なマッサージをするというものです。そのルックスの良さから指名の本数は多いので、地方なりに稼いでいるのだとか。

 Jさんがこの仕事を続けている大きな理由が、念願の女性経営者とお近づきになれるところ。東京から地方に講演や出張に来た女性社長が利用することがあるのです。

 ベッドの上でJさんは「起業に興味があるので教えてください!」と女性社長にアピールしているのです。

必要なのはヤル気?

 けれど、まだ一度も起業のレクチャーを受けたことはないそうです。「女性社長に気に入られて起業資金の支援も受けたいんですが」とJさんは残念そう。

 マッサージはかなりサービスしたのかと聞くと、「普段は女性にしてもらうことが多いので、大したことはできません」という返事。

 残念ながら、顔の良さでトクをしてきた男性に足りないのは、ひたむきな努力のようです。まずはベッドの上のサービスを頑張り、ヤル気を見せることで、Jさんの人生は道が開けるのかもしれませんね。

内藤みか
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作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
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