更新日:2024-09-06 06:00
投稿日:2024-09-06 06:00
優しく温かなキス
互いの性器がえぐれ、湿った吐息がぶつかりました。懐かしい唾液の匂い、汗の香りは、7年経った今も私の中で愛しい存在以外の何物でもなくて…。
牧歌的な香りとともに野太いペニスで貫かれる膣肉は、彼の男根に合わせて収縮と弛緩をくりかえし、ペニスに吸いついていくのが分かりました。
――拓斗…好き…。
思わず囁いてしまうと、
――僕も好きだ…やっぱり奈緒子が好きだ…。
言いながら前のめりになって、唇を重ねてきたんです。優しく温かなキスでした。本当なら、この唇はずっと私だけに触れ合っていたものかもしれないのに…。夫の存在はすでに『無かったもの』と脳裏から消え、むろん、罪悪感など微塵もありません。
「リベンジ不倫」などという言葉さえ、消え去っていました。『今、私たちは純粋に愛し合っている』という気持ちが揺るがなかったですね」
自ら騎乗位の体勢に
――奈緒子さんが心も体も満たされていくのが伝わってきます。続けてください。
「その後、彼の上にまたがって騎乗位の体勢でセックスをしたんです。7年前の私なら恥ずかしくてできなかった体位です。
でも、私は自ら『上でさせて』と告げ、彼の勃起をヴァギナにあてがいました。挿入の瞬間を見せつけるように、ズブズブと腰を落としていったんです。
――おお、奈緒子…。
勃起がのみこまれていく光景に、彼が目を見張ったのが分かりました。先ほどとは違う角度で、さらに奥深くで繋がっている実感…。じっと動かずにいると互いの粘膜がヒタヒタと吸い付き合っていくんです。
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